3月初旬のカイロにまだ春は遠く、冷たい風が強く吹き付けた。
空港に降り立ち、別のターミナルへと移動し、僕を待つ人を迎えに行く。
久々の再会に妙な感覚を覚えながらも一ヶ月のエジプト旅が始まった。

丁度3年ぶりのエジプトは革命の影響で観光客は激減し、
カイロでさえも外国人観光客の姿はまばらである。
気温も例年よりも低く朝晩に関わらず上着が必要なくらいだった。
以前に一度自転車で来た事もある為、土地勘はある程度有り、
道に迷う事もなくカイロの複雑な路地を懐かしみながら歩く。
路地にはテーブルと椅子が並び、外でお茶を飲む人が多く、
店の前を歩けば必ず店員に呼び止められる。
カイロの名物でもある車の渋滞は以前と何も変わらず、
相変わらずデタラメな交通ルールの中、人と車が行き交い、
クラクションの多重奏は止む事がなく延々と続く。
ホコリと喧噪のカイロは観光客の激減などおかまい無しに、
その性質は何も変わらず巨大な異質都市を形作っている。

以前訪れた時のエジプトの印象はあまり良くない。
「ウザイ。」の一言に尽きるエジプシャンの傍若無人ぶりは、
カイロの喧噪を見れば明らかで全てを表している。
しかし今回は2人で旅をしたせいか、そのウザさはあまり感じない。
適当にあしらい、しつこくつきまとわれる事もなく、
逆にエジプシャンの適当さが気楽に感じられるくらいだ。
以前にエジプト滞在編は記事で書いた事もあり、
約一ヶ月の旅を長々と細かく書くのも蛇足なので、
ここでは行った先のオススメスポットと写真を紹介する。
★カイロ ギザのピラミッド
言わずもがなエジプトと言えばピラミッド。コレ無しにエジプトは語れません。
以前の印象は「メチャクチャでっかい三角形だ!」と言う驚きでしたが、
今回もまた「メチャクチャでかい三角形だ!」と驚かされました。
そしてラクダにてピラミッド観光したのですが、安く歩いて回るよりも
絶対にオススメします。歩いては行けない場所や、ラクダとピラミッドの
情景は必ず思い描いたエジプトを連想させるでしょう。
そしてウカレタ観光客へと変身出来ます。翌日は全身筋肉痛。




★シィーワオアシス
カイロのアプールバスターミナルから直行バスがありますが、
今回はアレキサンドリアからバスで向かいました。1日数便。
リビア近くの凄まじく美しく興味深いオアシス。
あちこち自転車で世界の絶景や遺産を見てきましたが、
ここは間違いなく僕の中でベスト3には入る超オススメスポットです。
オアシスの中心に位置するシャーリーは、どの角度から見ても格好よく、
てっぺんに登ればオアシス全体を360度見渡せる超絶景が広がります。
夕日を見るには鉱泉の畔にあるファンタジー島と呼ばれている
場所があり、静かで何にも代え難い完璧な時間を過ごす事が出来ます。
オアシスは広いですが自転車で十分回る事が可能です。
エジプトに来てここへ来ないのは本当にもったいないと思います。
帰りはカイロ直行のバスでカイロへと戻りました。
ウェストデルタのバスで約10時間。

アレキサンドリアのホテルから街を見下ろす。

奥の要塞の様な集落がシャーリー

シャーリーからの眺め。

ずっと奥の山まで歩いて往復しました。

その奥の山の中腹からはサハラ砂漠が見えます。

シャーリーから見る夕日。人が1人立ってました。

凄まじい透明度の鉱泉。




ファンタジー島の夕日。とても静かです。
ヴェドウィンカフェもあり最高に落ち着きます。

★ルクソール バナナアイランド
ルクソールと言えば『カルナック神殿』、王家の谷などの『ナイル川西岸観光』。
と、決めている人が多いと思いますが、実はバナナアイランドが絶妙に良い。
僕はバナナがあまり好きではなく自分から選んで食べる事は決してありません。
ここの良さはフルーカと呼ばれる小さな帆船でナイル河を渡る事に尽きます。
午後3時頃に出発し、島に上陸しバナナ農園を見てバナナを好きなだけ食べて、
夕刻に再びフルーカに乗り、風に揺られながらナイル河に沈む夕日を眺めます。
夕日が反射した黄金のナイル河に浮かぶ充実感と満足感は至高です。
値段は一人60~70ポンド(800円)程度と格安。チップも忘れずに。

バナナの花がとてもグロく美しいです。


風に流れるフルーカ。

★ダハブ
ルクソールからバスで一気に移動。13時間と聞いてたのに実際は18時間。
旅人で知らない者はいないとされるバックパッカーの保養地的な格安リゾート。
エジプトから中東を北上する者と、中東から南下して来た者達の社交場。
世界で最も安くダイビングライセンスが取れると言う事で多くの旅人が
ダイビングを始めハマります。(アドバンスまでで350ドル)僕もその1人。
奇麗な海とおいしいご飯、そこそこの安宿。普通に過ごしても一ヶ月5,6万円
で快適なリゾートライフが楽しめます。迷ったらとりあえずダハブへ。


★シナイ山
モーゼが十戒を授かったとされる聖なる山。
標高2250mくらいの山にご来光を拝むツアーに参加。
一応ツアーガイドが居なければ山に入る事は出来ません。
ダハブからだと1人トータル100ポンドくらいです。
山頂では年中強い風が吹きつける様ですが、僕たちが行った時は
無風で天気も良く素晴らしい景色に出会えました。
登山道は決して楽ではないので、結構疲れます。
しかしあの神々しさは誰しもが感動する事でしょう。

世界で最も暗い夜明け前。まるで火星です。右上は流れ星。



★シャルム・イッシェーフ
エジプトで最もお勧めする最高の楽園。もう本当に単なる楽園です。
ダハブより南に位置する高級リゾート。ロシア人に大人気でロシア語が行き交う。
ダハブよりは割高で、ガイドブックにはメチャクチャ物価が高いと書いてあり、
それを鵜呑みに訪れない人が多いですが、実際はそうでもありません。
歩き方の書き方は罪だと思います。Booking.comでホテルを予約すれば
高級リゾートホテルに驚く程安く宿泊可能。僕たちはSharm Inn Amarein
と言う四つ星のホテルに1泊20ドル(約1700円)で宿泊出来ました。
プールも広く奇麗で、部屋も清潔、朝食バイキングも完璧です。
海の奇麗さはダハブを凌ぎ、シュノーケリングだけでも十分満足出来るでしょう。
このホテルに滞在しながら一ヶ月8万円もあれば生活出来ます。本当に楽園!

このホテルが一部屋1泊20ドル。1人850円くらいです。
今後の人生で様々な計算がおかしくなってしまいます。



今回は前回訪れた時とは比べ物にならない程にエジプトを満喫出来た。
そしてかけがえのない時間を共有出来た喜びに、
最大限の感謝をもっても足りない程に満たされている。
カメルーン行きのエアチケットを買い、カイロのカメルーン大使館でビザを取り、
バタバタした気持ちのまま一気にカメルーンへと飛ぶ。
僕の自転車は無事ドゥアラのホテルに保管されているのだろうか?
まあそれもイッシャーアッラー。
「神のみぞ知る」と、言う事で。

オフィシャルホームページにてエジプトのフォトギャラリーを公開しています。
お時間がありましたら合わせてご覧になってみて下さい。
http://teru-teru-project.com/ezypt/
空港に降り立ち、別のターミナルへと移動し、僕を待つ人を迎えに行く。
久々の再会に妙な感覚を覚えながらも一ヶ月のエジプト旅が始まった。

丁度3年ぶりのエジプトは革命の影響で観光客は激減し、
カイロでさえも外国人観光客の姿はまばらである。
気温も例年よりも低く朝晩に関わらず上着が必要なくらいだった。
以前に一度自転車で来た事もある為、土地勘はある程度有り、
道に迷う事もなくカイロの複雑な路地を懐かしみながら歩く。
路地にはテーブルと椅子が並び、外でお茶を飲む人が多く、
店の前を歩けば必ず店員に呼び止められる。
カイロの名物でもある車の渋滞は以前と何も変わらず、
相変わらずデタラメな交通ルールの中、人と車が行き交い、
クラクションの多重奏は止む事がなく延々と続く。
ホコリと喧噪のカイロは観光客の激減などおかまい無しに、
その性質は何も変わらず巨大な異質都市を形作っている。

以前訪れた時のエジプトの印象はあまり良くない。
「ウザイ。」の一言に尽きるエジプシャンの傍若無人ぶりは、
カイロの喧噪を見れば明らかで全てを表している。
しかし今回は2人で旅をしたせいか、そのウザさはあまり感じない。
適当にあしらい、しつこくつきまとわれる事もなく、
逆にエジプシャンの適当さが気楽に感じられるくらいだ。
以前にエジプト滞在編は記事で書いた事もあり、
約一ヶ月の旅を長々と細かく書くのも蛇足なので、
ここでは行った先のオススメスポットと写真を紹介する。
★カイロ ギザのピラミッド
言わずもがなエジプトと言えばピラミッド。コレ無しにエジプトは語れません。
以前の印象は「メチャクチャでっかい三角形だ!」と言う驚きでしたが、
今回もまた「メチャクチャでかい三角形だ!」と驚かされました。
そしてラクダにてピラミッド観光したのですが、安く歩いて回るよりも
絶対にオススメします。歩いては行けない場所や、ラクダとピラミッドの
情景は必ず思い描いたエジプトを連想させるでしょう。
そしてウカレタ観光客へと変身出来ます。翌日は全身筋肉痛。




★シィーワオアシス
カイロのアプールバスターミナルから直行バスがありますが、
今回はアレキサンドリアからバスで向かいました。1日数便。
リビア近くの凄まじく美しく興味深いオアシス。
あちこち自転車で世界の絶景や遺産を見てきましたが、
ここは間違いなく僕の中でベスト3には入る超オススメスポットです。
オアシスの中心に位置するシャーリーは、どの角度から見ても格好よく、
てっぺんに登ればオアシス全体を360度見渡せる超絶景が広がります。
夕日を見るには鉱泉の畔にあるファンタジー島と呼ばれている
場所があり、静かで何にも代え難い完璧な時間を過ごす事が出来ます。
オアシスは広いですが自転車で十分回る事が可能です。
エジプトに来てここへ来ないのは本当にもったいないと思います。
帰りはカイロ直行のバスでカイロへと戻りました。
ウェストデルタのバスで約10時間。

アレキサンドリアのホテルから街を見下ろす。

奥の要塞の様な集落がシャーリー

シャーリーからの眺め。

ずっと奥の山まで歩いて往復しました。

その奥の山の中腹からはサハラ砂漠が見えます。

シャーリーから見る夕日。人が1人立ってました。

凄まじい透明度の鉱泉。




ファンタジー島の夕日。とても静かです。
ヴェドウィンカフェもあり最高に落ち着きます。

★ルクソール バナナアイランド
ルクソールと言えば『カルナック神殿』、王家の谷などの『ナイル川西岸観光』。
と、決めている人が多いと思いますが、実はバナナアイランドが絶妙に良い。
僕はバナナがあまり好きではなく自分から選んで食べる事は決してありません。
ここの良さはフルーカと呼ばれる小さな帆船でナイル河を渡る事に尽きます。
午後3時頃に出発し、島に上陸しバナナ農園を見てバナナを好きなだけ食べて、
夕刻に再びフルーカに乗り、風に揺られながらナイル河に沈む夕日を眺めます。
夕日が反射した黄金のナイル河に浮かぶ充実感と満足感は至高です。
値段は一人60~70ポンド(800円)程度と格安。チップも忘れずに。

バナナの花がとてもグロく美しいです。


風に流れるフルーカ。

★ダハブ
ルクソールからバスで一気に移動。13時間と聞いてたのに実際は18時間。
旅人で知らない者はいないとされるバックパッカーの保養地的な格安リゾート。
エジプトから中東を北上する者と、中東から南下して来た者達の社交場。
世界で最も安くダイビングライセンスが取れると言う事で多くの旅人が
ダイビングを始めハマります。(アドバンスまでで350ドル)僕もその1人。
奇麗な海とおいしいご飯、そこそこの安宿。普通に過ごしても一ヶ月5,6万円
で快適なリゾートライフが楽しめます。迷ったらとりあえずダハブへ。


★シナイ山
モーゼが十戒を授かったとされる聖なる山。
標高2250mくらいの山にご来光を拝むツアーに参加。
一応ツアーガイドが居なければ山に入る事は出来ません。
ダハブからだと1人トータル100ポンドくらいです。
山頂では年中強い風が吹きつける様ですが、僕たちが行った時は
無風で天気も良く素晴らしい景色に出会えました。
登山道は決して楽ではないので、結構疲れます。
しかしあの神々しさは誰しもが感動する事でしょう。

世界で最も暗い夜明け前。まるで火星です。右上は流れ星。



★シャルム・イッシェーフ
エジプトで最もお勧めする最高の楽園。もう本当に単なる楽園です。
ダハブより南に位置する高級リゾート。ロシア人に大人気でロシア語が行き交う。
ダハブよりは割高で、ガイドブックにはメチャクチャ物価が高いと書いてあり、
それを鵜呑みに訪れない人が多いですが、実際はそうでもありません。
歩き方の書き方は罪だと思います。Booking.comでホテルを予約すれば
高級リゾートホテルに驚く程安く宿泊可能。僕たちはSharm Inn Amarein
と言う四つ星のホテルに1泊20ドル(約1700円)で宿泊出来ました。
プールも広く奇麗で、部屋も清潔、朝食バイキングも完璧です。
海の奇麗さはダハブを凌ぎ、シュノーケリングだけでも十分満足出来るでしょう。
このホテルに滞在しながら一ヶ月8万円もあれば生活出来ます。本当に楽園!

このホテルが一部屋1泊20ドル。1人850円くらいです。
今後の人生で様々な計算がおかしくなってしまいます。



今回は前回訪れた時とは比べ物にならない程にエジプトを満喫出来た。
そしてかけがえのない時間を共有出来た喜びに、
最大限の感謝をもっても足りない程に満たされている。
カメルーン行きのエアチケットを買い、カイロのカメルーン大使館でビザを取り、
バタバタした気持ちのまま一気にカメルーンへと飛ぶ。
僕の自転車は無事ドゥアラのホテルに保管されているのだろうか?
まあそれもイッシャーアッラー。
「神のみぞ知る」と、言う事で。

オフィシャルホームページにてエジプトのフォトギャラリーを公開しています。
お時間がありましたら合わせてご覧になってみて下さい。
http://teru-teru-project.com/ezypt/





