スロバキアとポーランドの国境に沿って、
東西へと延びるタトラ山脈に挑む。
『レヴォチャ』から『ポプラド』と言う大きな町を経由し、
そこから巨大な壁のように垂直にそびえる山へと、
覚悟を決めて一気に走り出した。

『ザコパネ』と言うポーランド南部の町を目指し、
延々と続く山道をほぼ自転車を押したまま歩く。
一日で着くのは到底無理だと思っていたので、
行ける所まで行こう。と、気楽に考えていたのだが、
想像以上に厳しい道と寒さに心が折れそうになる。
雄大な自然の中に身を置くと、
自分の存在の小ささが際立ち、
美しい風景が一変し脅威に感じる。
スロヴァキアの国家は『タトラに光る稲妻』
と、言う題名らしいのだが、
実際あちこちに落雷の痕跡が残り、
天候が悪化しない事を切に祈った。
日が落ちた頃から一気に気温が下がったので、
慌てて近くのモーテルに入り宿をとった。
翌日も朝から走り出し、しばらく音楽を聴きながら走っていると、
いつの間にかスロヴェキアを抜けポーランドへと入国していた。
ただ何処までも続く山道を、何も考えず、
修行僧の様に自転車を押して延々と進むだけで、
本当に体力的にも精神的にも精一杯な状態だった。
そんな状態だった。。。
と、言うのは言い訳なのだが、
途中の景色を写真に撮ったのだが、「SDカードを入れ忘れる。」
と、言う初歩中の初歩の失敗を人生で初めてした。
(まあ記憶には嫌って言うほど残ってるので良いか。)

『レヴォチャ』を出発して2日で何とか『ザコパネ』に到着。
基本的にはほぼ平原のポーランドにおいて、ザコパネは国に
唯一ある高原の避暑地であり、多くの観光客が訪れる。
町も観光化され、テーマパークの中を歩いているようで、
目抜き通りには土産物屋が軒を連ね、ポーランドの
伝統音楽があちこちのレストランから聴こえてくる。
雰囲気は軽井沢に本当に良く似ていて、
昔歩いた旧軽銀座を思い出した。


ハイシーズンを終えても、紅葉やトレッキングを楽しむ客も多く、
小さな町には似つかない人の多さに驚いた。
あいにく天気が悪く、遠くの景色は楽しめなかったのだが、
国道をトラックと併走しながら吸う空気とは明らかに異なり、
マイナスイオンに満ち溢れた澄んだ酸素が肺を満たす。
少しここでのんびりしようとも考えていたのだが、
天気が回復するどころか翌日から崩れ始め、
2日後には雪が降ると天気予報に出ていたので、
一泊のみで山を下らざるを得なかった。
朝晩の気温は0度前後で凍える寒さだ。
小雨も降っているが、山を越えれば天気も変わるだろう。
ザコパネでゆっくり滞在するのは、また次の機会と言うことで、
荷物をまとめてそそくさと山を下り、『クラクフ』を目指す。
旅を再開してから感覚を取り戻すべく、
強引に早足で自転車を走らせてきた。
中欧で最も興味深く、以前より訪れたい。
と、思っていた、『クラクフ』が目前に迫った。
秋が極端に短く、一気に冬へと変わる季節の境目を、
紅葉の街路樹に囲まれながら山を下るのだった。


↑無事なんとかポーランドへと入国しました。
スロヴァキアやハンガリーに比べると道が走りやすいです。
東西へと延びるタトラ山脈に挑む。
『レヴォチャ』から『ポプラド』と言う大きな町を経由し、
そこから巨大な壁のように垂直にそびえる山へと、
覚悟を決めて一気に走り出した。

『ザコパネ』と言うポーランド南部の町を目指し、
延々と続く山道をほぼ自転車を押したまま歩く。
一日で着くのは到底無理だと思っていたので、
行ける所まで行こう。と、気楽に考えていたのだが、
想像以上に厳しい道と寒さに心が折れそうになる。
雄大な自然の中に身を置くと、
自分の存在の小ささが際立ち、
美しい風景が一変し脅威に感じる。
スロヴァキアの国家は『タトラに光る稲妻』
と、言う題名らしいのだが、
実際あちこちに落雷の痕跡が残り、
天候が悪化しない事を切に祈った。
日が落ちた頃から一気に気温が下がったので、
慌てて近くのモーテルに入り宿をとった。
翌日も朝から走り出し、しばらく音楽を聴きながら走っていると、
いつの間にかスロヴェキアを抜けポーランドへと入国していた。
ただ何処までも続く山道を、何も考えず、
修行僧の様に自転車を押して延々と進むだけで、
本当に体力的にも精神的にも精一杯な状態だった。
そんな状態だった。。。
と、言うのは言い訳なのだが、
途中の景色を写真に撮ったのだが、「SDカードを入れ忘れる。」
と、言う初歩中の初歩の失敗を人生で初めてした。
(まあ記憶には嫌って言うほど残ってるので良いか。)

『レヴォチャ』を出発して2日で何とか『ザコパネ』に到着。
基本的にはほぼ平原のポーランドにおいて、ザコパネは国に
唯一ある高原の避暑地であり、多くの観光客が訪れる。
町も観光化され、テーマパークの中を歩いているようで、
目抜き通りには土産物屋が軒を連ね、ポーランドの
伝統音楽があちこちのレストランから聴こえてくる。
雰囲気は軽井沢に本当に良く似ていて、
昔歩いた旧軽銀座を思い出した。


ハイシーズンを終えても、紅葉やトレッキングを楽しむ客も多く、
小さな町には似つかない人の多さに驚いた。
あいにく天気が悪く、遠くの景色は楽しめなかったのだが、
国道をトラックと併走しながら吸う空気とは明らかに異なり、
マイナスイオンに満ち溢れた澄んだ酸素が肺を満たす。
少しここでのんびりしようとも考えていたのだが、
天気が回復するどころか翌日から崩れ始め、
2日後には雪が降ると天気予報に出ていたので、
一泊のみで山を下らざるを得なかった。
朝晩の気温は0度前後で凍える寒さだ。
小雨も降っているが、山を越えれば天気も変わるだろう。
ザコパネでゆっくり滞在するのは、また次の機会と言うことで、
荷物をまとめてそそくさと山を下り、『クラクフ』を目指す。
旅を再開してから感覚を取り戻すべく、
強引に早足で自転車を走らせてきた。
中欧で最も興味深く、以前より訪れたい。
と、思っていた、『クラクフ』が目前に迫った。
秋が極端に短く、一気に冬へと変わる季節の境目を、
紅葉の街路樹に囲まれながら山を下るのだった。

↑無事なんとかポーランドへと入国しました。
スロヴァキアやハンガリーに比べると道が走りやすいです。






















