スペインの日本人宿と言えば知る人ぞ知る『ヤガミホステル』。

オーナーは日本語堪能のイケメンスペイン人のヤガミサン。
「ヤガミ」と言うのは、デスノートが好きだかららしいです。

去年もマドリッド滞在中はお世話になりました。

しばらくヤガミサンが海外旅行に行っていたので、
マドリッド店もバルセロナ店も閉鎖状態でした。

南米、北米、日本を旅行していたヤガミサンは、
3月11日の東日本大震災の時には埼玉に居たようです。


そんなヤガミサンがスペインに帰国後、
マドリッド店を2011年7月に再オープンしました。

しばらくホームページも閉鎖されていた為に、
皆さん「もう無くなってしまった。。。」と思っているようで、
まだ予約は少ししか入ってません。

以前は『クアトロカミーノス』と言う駅の近くでしたが、
現在は『ノヴィシエド』の近くで、より中心地に近くなり、
その分観光にもずいぶん便利になりました。

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先日一緒に壁掛けテレビを設置しました。
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ベランダからの眺め。
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見所はほぼ徒歩圏内にあります。
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SOLまでも歩いて5分。

情報ノートやガイドブックなどは処分してしまい、
現在は宿の中はガランと、すっきりした状態ですが、
そんな宿だからこそ、再び旅人達が集まって、
盛り上げて行こうと思えます。

スペインを旅する方は是非是非立ち寄ってみて下さい。

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学生の旅団体をやっている千尋嬢様から託されてる、
女の子の一人旅を応援するフリーペーパー『たびぃじょ』
を2部だけ宿に置いておきました。


ヤガミサンは本当にスペイン人か?と疑いたくなる程に、
物腰の柔らかく、気のきく好青年です。
ウィンブルドンの駅からナショナルレールでポーツマスを目指す。

ここ最近は夏が目を覚ましたかの様に暑い日が続き、
快晴の中、無事スペインへと出航する事が出来た。

ブリタニーフェリーのインサイドキャビンは3畳程の小さな部屋だが、
約24時間の船旅を快適に過ごすには、ちょうど良いサイズに感じる。

旅行のハイシーズンだけに、船内は家族連れでごった返し、
デッキに出て楽しそうに騒いではビールやワインを飲んでいる。

ほとんどと言うか、99%はヨーロピアンでアジア人はおそらく僕一人。

少々肩身が狭い感じもするが、気にせず晴天の航海を楽しんだ。

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「Brittany ferr」はイギリス、スペイン、フランス間の航路を持つ会社です。
一人でも楽しめますが、仲間が居る場合はもっと楽しいのでお勧めします。
値段はインサイドキャビンで190ポンド。
少々高いけど飛行機やバスでは味わえない楽しさがあります!


ポーツマスを出てから24時間後、船はサンターンデールの港に着いた。

斜面に添って並ぶ白い建物にオレンジ色の屋根。

この景色を見た瞬間に、「ここはスペインだ」と、実感する事が出来る。

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パスポートを久々に眺めてみると、1年前の同じ日が刻印された、
サンタンデールからの出国スタンプが押されてある。
そんな偶然も、これから何か面白い事が始まる予兆に思える。

暑さに慣れてない体で気怠さを引きずりながらも、
久々のサンタンデールの町を自転車で一周しては、
以前行った中華料理でスペイン上陸を一人祝った。

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サンタンデールはスペインの中でも高級リゾート地の一つであり、
安い宿はなく、このシーズンは普通の宿も予約で埋まってしまうので、
あらかじめ予約しておいた中級ホテルにとりあえず一泊し、
翌日にはマドリッドまで一気にバス移動をした。

本格的な自転車の旅は、まだ行った事のない
アンダルシア地方のグラナダからスタートしようと思う。

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途中で立ち寄った『ブルゴス』因にあまりメジャーではありませんが、
この大聖堂も世界遺産のようです。

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壁が全て様々な模様のステンドグラスで飾られたビル。素敵です。


マドリッドでは再びスペインの情報収集をし、
近郊の散策を楽しんだ後、一週間後にグラナダに入る。


スペインは決して景気が良い訳でもなく、
相変わらず先進国の中では失業率がダントツに高い。
就職状況の改善を求めるデモも、以前は月に2度くらいだったが、
現在はほぼ毎日の様に行われ、夕方には広場にデモ隊が集まる。

しかし陽気なスペインの活気は、そんな事をほとんど感じさせない。
マドリッドに暗い表情は似合わないのだ。


そして暑く活気に溢れたマドリッドは僕を簡単に寝かせてくれない。

それはまだこの暑さに体が慣れていないだけなのだった。

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長過ぎた休みが終わろうとしている。
落ち着き過ぎて気怠さを含んだ気持ちを、
抑圧された好奇心が押し出そうとしている。

暑すぎる夏を忘れさせてしまう程のヨーロッパの冷夏は、
反って僕に灼熱の砂漠を求めさせるのだった。

ロンドンでの生活も2ヶ月を過ぎ、
西アフリカの旅情報や自転車の準備を進め、
デザインの仕事をこなして旅資金も稼ぎながら、
ついに8月2日、ポーツマスからスペインに渡る。

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新型のJUICE BAGSが届きました。(ソーラーパネルは後送)
これで再びソーラー発電しながら旅をします。


調べれば調べる程アフリカが遠くなる気がする。

どこまで走れてどこまで行けるのだろう?

先人達の自転車旅情報を眺めてみると、
全てのルートを自走するのは難しそうなので、
所々でヒッチハイクは必要になるはず。

治安は決して安定しておらず良くもない。

強盗に遭う事も想定に入れておかなくてはならない。


「まあ悩んでも仕方ないので、とりあえず行ってみよう。」


結局答えはそこに落ち着く。


どこへ行っても悩みはあるモノなのだから、
始めから悩みがある前提の方が気は楽だ。


自転車は新しく用意したものにフレームの割れを発見し、
他にも不安要素が見つかった為に、以前ミラノで購入し、
ヨーロッパ後編を走った赤と白の自転車で行こうと思う。

かなり予想外の事態だったが、いつもお世話になっている宿に、
そのまま保管してもらっていたので、問題なく旅はスタート出来る。

と、言う訳で来週から再びスペインにフェリーで入り、
ジブラルタル海峡を渡った後、9月頃にモロッコ入りする。


重い腰がようやく上がる時の気怠さは、
同時に何かが始まる予感を知らせてくれるのだった。

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