北アフリカから西アフリカに入る物好きな旅人も中にはいると思うので、
2011年9月現在のビザ取得情報を報告します。

モロッコでモーリタニアビザを取得する場合、
以前はカサブランカに領事館があったらしいのですが、
現在は首都のラバトにある大使館のみで発行されます。

新市街から『Mohamed VI通り』を南へ下り、ラバト最大のショッピングモール『メガモール』の手前1km程の所にあります。駅前からタクシーで約10分17DH前後で着きます。タクシーの運転手のほとんどはモーリタニア大使館を知っているようです。

それと、結構知らない人が多いので全ての国の大使館、領事館の場所や情報が掲載されているサイトをご紹介します。
『embassypages.com』
英語ページですが、国ごとに分かれており、例えば日本にある各国の大使館、領事館の場所や情報、また各国にある日本大使館、領事館の情報を相互で簡単に検索が可能です。旅人は是非ブックマークしておいて下さいね。

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モーリタニア大使館にて


受付:9:00~11:00頃まで(月曜~金曜日)

シングル、マルチプルの指定可能。
30日、60日のどちらかが可能。

必要書類

・パスポート(ホールドされるのでコピーは余分に)
・パスポートのコピー×2部
・パスポートに押されたモロッコ入国スタンプページのコピー×1部
・顔写真×2枚
・料金:30日(260DH)、60日(520DH)
・記入済み申請用紙

※申請用紙は大使館にて朝でも午後でも言えばもらえます。
しかし全てアラビア語及びフランス語なので、どちらの言語も分からない人はほぼ記入不可能です。僕もあちこちで色々なビザ申請をしてきましたが勘でどうにかなる問題ではありません。(イスラム教国独特の家族の名前や兄弟の数、結婚しているか?などの記入欄もあります。)
近くに英語がわかる人がいれば聞いて一緒に記入するか、辞書を持参する必要があります。運が良ければ代行で書いてくれる人がいるようで20DH程度で記入を手伝ってくれるようです。こんな人がいたらもっとお金を払っても良いと思えます。
ほとんどが黒人の方々で、アジア人は僕一人でした。

他のサイトや少し前の情報だと、モーリタニアビザは30日でも60日ビザでも受理日からカウントが始まり、受理日から30及び60日以内に期限が切れる。と言う旨の説明がありましたが、実際はビザ効力の開始日を指定する事が出来ます。僕は大体適当に9月25日からモーリタニアに入国する予定で、30日のビザを申請したのですが、しっかり9月25日から10月25日までのビザが発給されました。
と、言う事で遅くとも10月25日にはセネガルに入ると言う事になりました。
因にセネガルはビザ取得の必要がありません。


受理:申請日から2日後(月曜~金曜日)15:00~


即日発給や翌日発給されるケースもあるようですが、2011年9月現在は中一日はさむようです。係委員も英語があまり喋れないようで申請時に「明日」と言われたので翌日行ったら再び「明日」と言われました。何か不備があったのか?と思い、まわりの人に聞いたらやはり2日かかるようです。
15;00~と言っても平気で1時間近く待たされますが、並んでいる人がいなくなった時点で受理が終わってしまうので遅くなりすぎないように注意が必要です。

※モロッコ人やフランス人はやたら大使館員ともめてて、係員も強気でギスギスしていましたが、日本人にはとても優しく紳士的な対応でした。親日の国が多くて本当に嬉しい事です。

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余談
ビザ申請日にペンが無くて困っている黒人の人が「ペンをかしてくれ」と、言って来たのでいつも使っている4色ボールペンを貸しました。しばらく並んで申請書類を提出し、そのまま帰っている途中に「あ、ペン返してもらうの忘れた。」と、思ったのですが、今更どうしようもなく、地味に数年使っていたものの、「まあ仕方ないか~」と思っていました。
2日後の受理日に再び列に並んでいると、申請日に会った黒人が僕に寄って来て「よかった、今日会ったらペンを返そうと思っていたんだよ。」と、ペンを僕に渡してきました。
なんと律儀な人なんだろう。その瞬間に高揚感に包まれて、これから行くであろうモーリタニア&西アフリカが楽しみになってきました。

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メクネスからラバトまでの160kmを2日かけて走る。

海が近づいているせいか強い向かい風がやまない。

強い日差しの下を走っていても、風が汗をすぐに乾かし、
カフェで休憩した後に走り出そうとすると寒さすら感じる。

サハラ砂漠から飛んで来る細かい砂が空を黄色く染め、
さらには体中の隙間に入り込んでくる気持ち悪さの為、
水で顔を洗うとザラザラとした感覚が手のひらに伝わる。

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メクネスを出て70km先の『ケミセット』と言う町に宿泊し、
その翌日にラバトまでの90kmを走った。

街が近づくと一気に交通量が増え、走っている車も
モロッコでよく見る、型落ちの古い車が少なくなる。
ハッサン5世廟がある広場にそびえる塔を目印に走り、
予めチェックしておいたホテルへ向かった。

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ラバトでは特に観光的な事をする予定は無く、黄熱病の
予防接種とモーリタニアビザの取得をする予定だったが、
予防接種はいくつかの病院を回ってもよく分からないので、
カサブランカの病院でうける事に決めた。

街に着いたのが金曜日だったこともあり、大使館での申請も
翌週に持ち込んでしまい、少しここでゆっくりする事した。

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流石に首都だけあり街は大きく都会の雰囲気を感じる。

ホテルはスプレンデッドホテルと言う新市街の安宿で、
部屋は広く清潔で、奇麗な中庭もありwi-fiも入る。

旧市街と新市街も隣接しており海も近く、
気持ちのよい散歩コースが良い暇つぶしになる。

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街ではデモ隊が警察と軍隊を相手に小競り合いをし、
時折悲鳴と共に大勢が猛ダッシュで逃げては、
その後を軍隊が大勢で走って追いかけている。

イスラム文化が根付いている北アフリカ一体は、不安定な
情勢が続いており、多くの地域で暴動も発生している中、
久しぶりに血が湧く様な緊張感を目の前に、コレから
進む地域の情報収集にも慎重さが求められるだろう。

無事に取得する事が出来たモーリタニアビザを眺め、
この先のサハラ砂漠越えに照準を合わせるのだった。



宿情報

Khemisset ケミセット

宿:Hotel Durila(だったと思います)1day/150DH wi-fi OK

自転車旅行者以外は絶対立ち寄らない町だと思います。
町の東端にあるお手頃な中級ホテル。
ココ以外に安宿は2,3ある感じですが、かなり不清潔な印象。
ネットも可能で値段も安くオススメ。と、言うか他が無い。

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Rabat ラバト

宿:Splendid Hotel スプレンデッドホテル
1day/120DH wi-fi OK

新市街にあるホテルで中庭にてネット可能。
部屋によっては繋がる部屋もあるらしいです。
宿のスタッフもよく、毎日ベッドメイクも有り、
清潔で雰囲気もよくお勧めします。
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フェズでの体調不良が何の影響なのかは分からないが、
2日間ゆっくり休んだら驚く程に回復し、直ぐに走り出した。

おそらく暑さと疲れが少々たまった為だろう。

あまり深く考えず、再びマイペースに西へと進む。

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メクネスまでの70kmはほぼフラットの直線で、
特に変わり映えのしない殺風景な道路を、
音楽を聴きながらゆっくりダラダラと走った。

メクネスの街もまたフェズやティトゥアンと同様に、
メディナ(旧市街)が世界遺産に登録されている。

どのメディナも、歩いているだけで十分に楽しめ、
それぞれが微妙な特色を持っている事に気付くのだが、
フェズの巨大メディナの後に見ると、その印象は薄い。

メクネスでは特に何をするわけでもなく、北アフリカで
最も美しいと言われる『マンスール門』を一目見るくらいで、
あとは首都ラバトを目指し走る為に体調を整えた。

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ここからラバトまでは約160km程の距離で、
早朝から走り出し無理をすれば一日で到着も可能だが、
まだ本調子でない僕は、2日で走る事を決めた。

旧市街を見渡せる公園には夕方になると多くの人が訪れる。

メクネスに到着したその夜に今年のラマダンが明けた。

あちこちで祭りの準備が始まり、
広場には移動遊園地が設置されている。

海が近づいたせいか、気温は程よく下がり、
朝晩は上着が必要な程に寒く感じ始める。

明日の朝からは日中でも自由に飲み食いが可能になる。

たったそれだけの事であっても、
旅はだいぶ楽になり、また楽しくなる。

夜中まで続くムスリム達の宴は、
窓を閉めたホテルの部屋まで響くのだった。

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宿情報

宿:Hotel Palace 1day/170DH wi-fi無し
internet:近所にwi-fiカフェ、マクドナルド有り。

新市街の中心部に位置して立地は問題ない。
歩き方の情報だと、全室バスタブ付きとあるが実際は無い。
まあ普通の宿でこの値段でこの条件なら悪くない。
他にも近くに更に安い宿は多数ある。