食洗機歴約20年
こんにちは
2022年に、ヘーベルハウスで家を建てたRenです。
自己紹介はこちらをどうぞ。
我が家は食洗機を使い始めて、そろそろ20年近く経ちます。
建て替え前は、キッチンカウンターに後付けで設置するタイプで、現在はビルトインです。
今は食洗機があるのが当たり前になってきましたが、20年前に後付けしてまで使うのは、まだ珍しかったと思います。
それも、食器洗いを省略したくて設置したのではないんです。
キッカケはあの事件
腸管出血性大腸菌O157の食中毒事件、といってもご記憶にないかも知れませんね。
一番有名なのは、1996年堺市で発生したもので、学校給食を食べた児童など9000人以上が発症し、亡くなった方もいます。
ご興味あれば、厚生労働省の報告書↓
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/01/dl/s0113-5e.pdf
なかなか原因が分からなかったこともあり、連日大騒ぎになりました。
この時、言われたのは、食材も食器も75℃で1分以上加熱すれば安全というものです。
それで、親が言い出しました。
毎食後、食器をキレイに洗ったのち、熱湯で消毒すると
ヤカンで大量のお湯を沸かし、キレイに洗った食器を漬けます。
沸騰したお湯に漬けると、食器は触れない熱さです。
冷めるまで暫く待って、それから拭いて、しまいます。
30分程度、余計に時間を取られます。
まだ20代だった私は、内心、正気?!と思ったのは内緒です。
それ以来、食器洗いは苦痛な家事第1位となりました。
大学にオートクレイブ(乾熱滅菌器)があり、あれが家にあれば…と思ったものです
食洗機を知る
世の中が落ち着いても、親はやめる気配がありません。
超絶面倒な食器洗いを2,3年は続けたでしょうか。
ちなみに
先日もお弁当の食中毒事件がニュースになりました。
しかし、被害者数の一番多い食中毒は、ニュースにならないないことをご存知ですか?
それは、…陰謀でも、忖度でもなく、家庭で発生する食中毒です。
○○さん家で食中毒が発生しました、なんてニュースにならないので忘れがちですが、一番の発生源は家庭です。
食中毒を起こす細菌の多くは、人間の体温付近で活発に増殖します。
ということは、この夏は驚くほどの猛暑でしたが、この傾向が続くなら、家庭での衛生管理がますます重要です。
そして、涼しくなって安心かというとそうでもなく、家庭で起きる食中毒は10月も多いそうです。
時々、食洗機を入れたいけど夫に反対されて、というコメントを見ます。
こんな理由で押すのはいかがでしょうか