名古屋へ・・ | 小鳥のしあわせ大使館

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パン屋で働く毎日の中で悩み続けた彼は、結局


「よし!名古屋に行こう!」と、思い立った。



どうして東京ではなく名古屋なのかというと、

名古屋で友人が専門学校に通っており、そこに転がり込んでしまおうという、

はなっから他力本願の計画を立てたからだった。


環境さえ変えれば何とかなる!!という本当に安易な考えだった。

インドでの経験を、全く生かせていなかった。



思い立ったらすぐにでも行動を起こさないといられない正確の彼は、

次の日にはもう、


「来月末まででこの仕事やめたいんですけど・・」と店長に告げていた。



そして、まあまあ楽しかったパン屋生活に別れを告げ、

段ボール箱人はこの荷物を送り、彼は名古屋へと旅立ったのだった。