現在使用しているスマホは、相変わらずBlackberry Key2とZenFone6の組み合わせです。
Blackberry Key2は、Zenfone6は2020年3月の購入でもうすぐ丸3年使い続けていることになります。

 

それぞれの機種の現状


・Blackberry Key2(メイン端末)
購入したのは2019年2月で、丸4年使用し続けています。
メインのスマホで丸4年間使い続けたのは初めてのこと。
用途としては電話・メール・LINEなどの各種連絡と、バーコード決済などなので、
Snapdragon660の性能があれば日常的な利用に不自由はありません。
ゲームをやるとしたらサブのZenFone6の方を使いますし。


キーボードの調子はごくまれにチャタリングが起こる程度で、さほど問題なく使えています。
バッテリーは以前記事にしたように、昨年4月にモウマンタイにて交換済み
バッテリー残量は安定しないものの、時間をかけて満充電すれば問題なし。



・ZenFone6(サブ端末)
WebやTwitterを見たりちょっとゲームをしたり、実はメインのBlackberry Key2以上に使っています。
最近ではBluetoothアンプに音楽データを送るLDAC送信機になることも多く、ちょっと酷使しすぎている感もあるぐらい。
あれ、サブ端末って何だろう?

搭載しているSoCのSnapdragon855は、コロナ禍直前のハイエンドモデル。
現在最新のハイエンドSoCと比べるとAntutuスコアが半分程度と見劣りするものの、
よっぽど重いゲームをやらない限りは不自由することはありません。


バッテリーに関しては日ごろから50~60%まで充電したらケーブルを抜くクセをつけていて、
さらに設定にある80%充電制限もかけているので、バッテリーの状態はまだまだ問題なさそう。
とはいえ最近は朝60%充電してあっても夜寝る頃に10%程度になってしまうようになったので、
最初の頃に比べたらやっぱり劣化してきているんだなと感じます。
Key2と同じように、そろそろバッテリー交換を考えないといけないですね。
このスペックなら買い替え後も数年間自宅で使えるでしょうから。


ちなみに最大の売りであるフリップカメラは全然動かしていなかったせいかギヤがおかしくなったようで、
たまにロックが外れてちょっとだけ浮いていることがあります。
自撮りモードに切り替えようとしても、120度くらい開いたところで止まってしまいます。
スマホに可動域のあるギミックを搭載するのは、やっぱり失敗だったんじゃないかなぁ。


 

買い換え候補


現状、どちらのスマホも特に不満なく使えているので、すぐに買い替えるようなことは考えていません。

そもそもBlackberry Key2の方は、買い替え先が存在しませんね。
キーボード付きスマホの後継機としてはUniheltzがTitanシリーズを継続的にリリースしてはいるものの、
あれはハードウェア的にもソフトウェア的にもイマイチなので、購入候補に入ることはなく。
このまま使い続けることになると思われます。

その場合は2026年3月末の3G停波が命日。
まあそうなると丸7年使うことになるので、そこまでは引っ張ることはないでしょう。
キーボードのないスマホと買い替えているものと思われます。



ZenFone6の方は、ZenFoneシリーズ最新作のZenfone9が気になっています。
ZenFone6のようなフリップカメラは搭載していないけど、そこは全く使っていないので問題なし。
それよりも6軸ジンバルを搭載しているところに惹かれます。
登山の様子を撮影するのに使えないかな、なんて考えていたり。
「ハイエンドSoCを積んだ普及価格帯スマホ」だったZenFone6と比べるとかなり高価になりましたが、
ZenFone6からの乗り換え先スマホとアクションカメラをひとまとめにすると考えれば、価格も悪くないように思います。
素直にGoPro買っておく方が失敗しないとも思いますけど。

 


 
 
昨年発見されたZTF彗星が地球に接近し、見ごろを迎えています。
 

(速報)ZTF彗星が地球に接近(2023年1月・2月) | 国立天文台(NAOJ)
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2023/01-topics07.html



見ごろと言っても最接近時で約5等級と、都会の夜空において肉眼で見られるほどの明るさではありません。
両目の視力1.5と目がいい方とはいえ、星図を頼りに目を凝らしてみてもさっぱり見つけられず。
まあ、たいていの肉眼彗星は思っているより暗くて地味なものです。
子どもの頃に見た百武彗星やヘール・ボップ彗星は、今思えばとても特別なものだったんですね。


とはいえここで諦めるのももったいない。
双眼鏡や天体望遠鏡はなくても、手元にはPENTAX K-3 markIIIと望遠レンズがあるじゃないか!
じゃあアストロトレーサーType3を試してみるか、ということで寒い中ベランダで粘ってみました。

アストロトレーサーType3は、K-3 markIIIのファームウェアver.1.41から使えるようになった機能です。
Type1・2と異なりGPSユニットを用いず、事前撮影の結果からセンサー上での星の動きを予測し、追尾撮影をします。
シャッターを切るとまず40秒ほどの事前撮影を行い、その後設定した秒数の追尾撮影をしてくれます。
三脚さえあれば星の追尾撮影ができてしまうという、とんでもない飛び道具です。
Type1・2だって他のメーカーがやらないことなのに、その上をやってしまうのがPENTAXらしいところ。


で、何枚も撮影しながら徐々に領域を絞り込み、どうにか捉えたのが次の写真です。
 



PENTAX K-3 markIII+HD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR RE
300mm ISO800 F6.3 アストロトレーサーType3で50秒追尾



なんだか他の星と比べると、周りがモヤっとしています。
等倍で切り出してみると
 


ビンゴ!
長く伸びる尾は残念ながら見られませんが、それでもちゃんと写っています。
アストロトレーサーType3すごいなぁ、もっと試してみるべきですね。
 




2023/02/04 追記
少し画像処理をしてみました。
 





トーンカーブ調整とハイライトの色相をいじって、それっぽくしてみました。





 

8月中旬の夏合宿にあわせて購入したニーモ タニ2pを、夏合宿前にひとまず試しておきたい。

そう考えて8月上旬に、手軽にベースキャンプ型登山ができる瑞牆山に登りにいく計画を立てていました。
ところがスケジュールと天気がかみ合わず、夏合宿前に行くことができませんでした。
そしてせっかく行った木曽駒ヶ岳夏合宿も、山頂まで到達するも悪天候のため即撤収となり、結局タニ2pは張らずに終了。
このままじゃもったいないということで、スケジュールの合間を縫うようにして9月下旬に登ってきたのです。

初日は特急あずさで韮崎に移動し、そこからバスに1時間半ほど揺られてみずがき山荘まで入ります。
みずがき山荘からは1時間弱山道を登り、富士見平小屋にテントを張って終了。
2日目にテントから瑞牆山山頂に登り、テントへ戻って帰路につくというスケジュールです。
テント泊登山としては緩い行程ですが、初めてのソロテント泊なので緩めがちょうどいいぐらい。
瑞牆山には2015年に登ったことがあるし、2014年には隣の金峰山にも登っているし、
最初のソロテント泊登山が富士見平小屋というのはうってつけだったのです。




2022年9月25日。
新宿駅7時半発のあずさ3号に乗り、2時間弱で韮崎に到着。
韮崎駅からは山梨峡北交通の韮崎瑞牆線に乗り、1時間半ほどでみずがき山荘へと至ります。
 



瑞牆山と金峰山への入り口となるみずがき山荘。
まあここから金峰山往復はコースタイム8時間ぐらいあって、
それなりに大変な道のりなんですが。
2014年に8人パーティーで登ったときには、休憩が多めだったのもあって
往復に11時間半もかかってしまいましたし。





みずがき山荘から富士見平小屋までの登りは、コースタイム50分ほど。
道はしっかりしているものの、そこそこの傾斜なので飛ばすとあとに響きます。
今回はテント泊装備を背負っての登りなので、無理せずゆっくり1時間かけて登りました。



目にするのは4回目な富士見平小屋。
いつも通り過ぎるばかりでした。
今回はテント場利用ですが、いつか小屋泊も……するかなぁ?
このロケーションだと日帰りか、もしくはベースキャンプ型テント泊を選択する気がする。



 

テント設営


小屋に入って受け付けを済ませたら、さっそくテントを張ります。
ニーモ タニ2p、ようやくの実戦投入です。
 



15分くらいで完成。
地元の土手で試し張りをしただけで、まだ2回目なのでフライシートの張りが甘いですね。
精進します。

ニーモ タニは吊り下げ式のテントで、スリーブ式に比べると設営が楽だなんて言われますが、
設営時の手間に関してはどっちもどっちかなぁというのが正直な感想です。
吊り下げ式は先にフレームをコーナーアンカーに固定しなければならないので、
慣れないうちは2本のフレームの扱いに手間取りますし、
フックをフレームにかけるためにテントの四方を動き回ることになります。
エアライズのような片方が袋になっているスリーブ式の方が、設営は早そうです。

スリーブ式の欠点は設営時よりも、撤収時にうっかり接続部を外して面倒なことになりやすいところかなぁ。
結局は一長一短で、慣れたらどうにでもなるレベルのことかもしれません。
 



タニ2pは製品名に2が付くことからわかるように、2人用のテント。
奥行は130cmあるので、ソロで使うなら広々と快適に過ごせます。
Sea to SummitのコンフォートライトS.I.マットを敷いても、ザックの置き場に困ったりしません。
でも足を伸ばすと寝袋がインナーテントに触れて結露で濡れそうな予感がしたので、
斜めに敷いて寝ることにしました。


 

昼食


テントを設営して寝床を確保したら、昼食にします。
今回の昼食は小屋を利用することにしました。
 



ビーフカレー 鹿肉ソーセージ添え(1800円)。
お肉ゴロゴロではなく、煮込んでホロホロ系のカレーでした。
ルーはかなり濃いめのもったりとした感じ。

鹿肉ソーセージはスパイスもよく効いていて、臭みなど感じず美味でした。
お酒に合いそう。





 

夕食


昼食のあと、計画では鷹見岩くらいまで出掛けようかなとか思っていたものの、
テントに戻って寝ころんだらなにもする気が無くなってしまい、Kindle Paperwhiteでマンガを読みながらゴロゴロしてしまいました。
まあ元々1日目はゆっくりするつもりだったし、これはこれで贅沢な時間の過ごし方ですね。

17時を過ぎて空気はかなりヒンヤリしてきました。
真っ暗にならないうちに夕食をとってしまいましょう。
 



この日のメニューは
 



 ・イザメシ わかめご飯
 ・ダイズミートの焼肉
 ・フリーズドライ味噌汁

の3品。
初めてのソロテント泊なので、ご飯と味噌汁は安全策をとりフリーズドライにしました。

チャレンジしたのがタンパク質。
9月末に生肉を持ち運ぶのはためらったので、代わりにダイズミートを試してみました。
大豆ミートって常温保存できるので、夏場のタンパク質源にいいんだとか。
ただしそのままだと豆臭さがあっておいしくないので、多めの油で炒めてやって、
油分を浸み込ませてあげるといいんだそう。
そのあと焼肉のたれをかければ、ダイズミートの焼肉の出来上がりです。
 



確かに油を多めに含ませると、特有の臭さがなくなりますね。
ただし今回はサラダ油の量が少し多かったようで、ちょっと油っこかったな。






このあと晴れていれば星を撮ろうと考えていたのですが、残念ながら曇ってしまったのでそのまま寝てしまいました。
 









翌日はテントに荷物を置いて、瑞牆山山頂を目指します。