RemのDigitalCaravan

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gooブログからお引越ししてきました

1月の指宿枕崎線、日南線の乗りつぶしから3か月。

感覚が残っているうちに乗りつぶしを進めてしまおうと、再び九州に行くことにしました。

まだ乗っていない鹿児島本線の鳥栖~熊本間と、豊肥本線、久大本線の湯布院~久留米間は、

一筆書きとは言えないけれど周回ルートとしてぐるっと乗りつぶすことができます。

これに山陽新幹線博多~小倉の1区間と、おまけで筑豊本線も若松~原田の全線乗りつぶしてしまえ!

という勢いで組んだのが今回の旅程です。

 

1日目は飛行機で福岡へと飛び、鹿児島本線で熊本へと移動したのち、2012年には見学できなかった熊本城を観光。

2日目は熊本から豊肥本線に乗って、阿蘇を観光したうえで大分まで乗りつぶし。

3日目は大分から久大本線で博多まで乗りつぶしてから、新幹線で小倉、鹿児島本線で戸畑、渡船で若松と渡り、筑豊本線を原田まで乗りつぶして福岡から飛行機で帰るという行程を組みました。

 

 

 

 

まずは成田から福岡空港へ。

1月に続いて今回もピーチを使いました。

LCCだけど第1ターミナルなので、鉄道からの乗り継ぎが楽でいいですね。

 

 

博多駅で11時26分発の鹿児島本線区間快速鳥栖行きに乗り込み、鳥栖で荒尾行き、銀水で八代行きと乗り継いで熊本へと向かいます。

 

途中乗り継ぎで降りた銀水駅が、渋くて良い感じでした。

 

 

なにか特別感のある駅ではないけど、生活のにおいがしっかりする感じ。

こういうのを肌で感じられるのも、乗りつぶし旅のいいところ。

 

ちなみにこのあたりから熊本までの間は1時間に1本なので、

ここまでどういう乗り継ぎをしてもここの区間のダイヤに収斂します。

 

 

 

 

お昼ご飯は博多駅で買った駅弁、鮎屋三代。

 

 

毎度折尾のかしわめしってのも芸がないので、変えてみました。

まあこれはこれで食べたことがあるんですけども。

甘露煮もおいしいし、ご飯も山椒が香ってとても良い。

貫禄の九州駅弁グランプリ3連覇駅弁といったところでしょうか。

 

 

 

 

博多から2時間半かけて熊本駅到着。

九州新幹線が鹿児島まで全通して15年も経った今となっては、
わざわざ鹿児島本線経由で博多~熊本を移動する人もなかなか居ないでしょうが、

これが昔のルートなんですよねぇ。

 

熊本駅のコインロッカーに大きな荷物を預けたら、市電で熊本城へと向かいます。

 

 

 

お久しぶりの熊本市電。

 

 

13年前は年末年始の休業で見ることができなかった熊本城。

10年前の熊本地震で大きな被害を受け、2021年にようやく天守閣の修復が終わって特別公開が始まっています。

 

特別公開をしているとはいえ、全体の修復はまだまだ終わっておらず、特に石垣部分は地面に並べられているものも多くあります。

そのため特別公開のルートも、空中に渡した仮設通路となっています。

熊本城というとやりすぎなくらいに立派な石垣が特徴的なんですが、これを下から見上げられないのはちょっと残念。

 

 

ひとまず固めてある、なんてところだらけ。

 

 

 

ものすごい角度の石垣。

 

 

 

数寄屋丸の石垣は10年経っても欠けたまま。

 

 

手前の大きな石だけでなく、後ろの小さな石も、
みんな修復待ちの石垣たち。

 

 

通常は見られない石垣の断面が見られるのは、

修繕中だからこそといった感じでしょうか。

 

 

 

熊本地震以前の姿も見たかったなぁというのが正直な気持ちだけど、

いっぽうでこういう修繕の時しか見られないものもあったし、

なにより今回の訪問後には7月の熊本地震も起こってしまったので、

今回のタイミングでひととおり見ることができてよかったのだと思います。

 

 

 

夕飯は熊本ラーメン黒亭にて玉子入りラーメン(シェアたまご)をいただきました。

 

 

通常は生卵黄2個のものを1個は半熟味玉にしたやつ。

黒いマー油が香る一杯でした。

 

 

個人的には前回2012年に他の店で食べたときと同様にだいぶしょっぱいかなと感じたので、

薄めの味付けに慣れてる自分には熊本ラーメンはあまり向いていないのかもしれませんねぇ。

 

 

 

 

 

というわけで1日目は鹿児島本線を熊本まで乗りつぶし、熊本城観光をして終了です。

次の日は豊肥本線を乗りつぶし、途中阿蘇と宮地で降りて観光します。

 

2026年1月8日。

4日目最終日は志布志から日南線を乗りつぶして、飫肥と青島に立ち寄って観光。

そして宮崎空港から東京へと帰ります。

 

 

 

まずは志布志の有名どころを見物。

 

 

志布志市志布志町志布志の志布志市役所志布志支所です。

ネットで有名な「志」の字だらけで見ていて頭がやられそうになるやつ。

実物を見られて満足です。

 

 

 

日南線

 

 

さて志布志駅9時32分発の日南線に乗り込み、乗りつぶし再開です。

なんとなく海沿いを走る風光明媚な路線なんだろうなと思いこんでいたものの、

ふたを開けてみれば海沿いを走る区間は多くなく、車窓を流れる景色は山里ばかり。

自然と眠くなりまぶたは重くなり……

 

 

1時間20分ほどで、本日最初の目的地の飫肥駅に到着しました。

 

 

 

 

 

 飫肥は飫肥藩伊藤氏の旧城下町で、歴史的街並みが残り九州の小京都とも称されます。

前回鵜戸神宮をお参りしたときにはここまで足を伸ばすことができなかったので、念願の訪問となりました。

ただし地方都市あるあるの、鉄道駅が中心街から離れたところにあるため、20分ほど歩いていくことに。

いちおう路線バスもあるんですが、自分の乗ってきた列車到着の数分前に出発してしまうダイヤだったため、乗ることはできず。

宮崎方面・志布志方面どちらの列車にも接続していないとか、地方交通の噛み合わなさを実感させられますね。

こういうことしてるから、鉄道もバスもどんどん廃れていくのでは。

 

 

 

 

飫肥城

飫肥駅から20分ほど歩いて、飫肥城に到着。

 

 

 

飫肥藩伊藤氏のお城です。

薩摩の島津氏とはここを巡って100年近く取り合っていたんだとか。

 

 

そのせいもあってか、縄張りは結構実戦的な感じを受けました。

それでもどこか落ち着いた空気が流れているのが、ちょっと不思議な感じ。

小都市の小さなお城ですけど、なんだか素敵なところでした。

 

 

 

飫肥の飫肥天と厚焼き卵

飫肥というと独特の食文化が残っていることでも有名です。

 

まずは飫肥天。

 

 

関東で言うところの薩摩揚げですね。

四国とか九州ではこれを天ぷらと呼びます。

見た目は薩摩揚げしていますが、豆腐が入っているので食感は柔らかく、

さらに黒砂糖も入っているため甘みも強く、おやつ感覚でいただけます。

城下町の食べ歩きにもってこい。

 

 

 

 

 

次は飫肥の茶屋さんの厚焼き玉子。

 

 

 

飫肥の厚焼き玉子は溶き卵に砂糖、みりん、塩を加えてよく混ぜ、しっかり裏ごししたものを1時間かけて焼き上げたもので、

和風プリンとも言われるような、通常の厚焼き玉子とはまったく異なる見た目をしています。

鍋を七輪にかけ、ふたの上に炭火を置いて上下からムラなく加熱することで、なめらかな食感を作り出すんだとか。

子どもの頃にNHKのお昼の番組で見た覚えがあり、飫肥に来たら絶対に食べたかった食べ物です。

 

実際に食べてみると、確かに食感は堅めのプリン。

みりんがきいていて、しっかり和を感じる風味です。

断面を見ても気泡が見当たらないくらいで、よくまあこのなめらかさを作り出せるものだなと感心することしきり。

 

ちなみに帰りの宮崎空港でおみやげ用の飫肥の厚焼き玉子も買ってみましたが、

おびの茶屋さんのものと比べると気泡が多めで、なめらかさで一歩劣っているように感じました。

 

 

 

 

青島神社

飫肥駅13時40分発の日南線に乗って、さらに進みます。

今度は40分ほど乗って、青島駅にて下車。

 

 

なんでかドンキーとディディーが居る……

ひとまず駅から歩いて行ける、青島神社と鬼の洗濯板を目指します。

 

 

鬼の洗濯板。洗濯岩とも言われますね。

 

 

地層の柔らかいところが波に洗われて浸食され、硬いところが残ることでできあがったものです。

教科書なんかでよく見かけるもので、メカニズムもよく知られたものですが、

実際に見てみるとこの大きさで広がっている様子はなかなか壮観でした。

 

青島神社。

海に浮かぶ神社ということで、海外でも有名なんですかね?

インバウンド客が大勢居ました。

お社自体はそんなにすごいと感じるようなものではなかったものの、

島の中央部に入ると南方の植物に囲まれて、森の中に取り込まれたような雰囲気を受けます。

なんだか琉球諸島の御嶽(うたき)に似たような空間でした。

ひょっとすると黒潮文化として琉球から渡ってきているのかもしれません

 

 

 

 

宮崎おぐらのチキン南蛮

宮崎空港からのフライトまで時間があったので、いったん宮崎駅まで進みます。

13年ぶりにおぐらのチキン南蛮を食べることにしました。

 

 

 

13年前と変わらない店構え。

 

 

 

今回はビジネスセットにしてみました。

ハンバーグとチキン南蛮のセットです。

チキン南蛮目当てで来る人が多いと思いますが、ハンバーグもおいしい。

デミグラスソースの味が、さすが老舗といったところです。

 

いっぽうで13年ぶりのチキン南蛮の方ですが、タルタルソースの味が変わったような気がしました。

前回食べたときはゆで卵がゴロゴロして食感の良いソースだったのに、今回はマヨネーズ感が強くてネチョネチョしてました。

 

 

13年前の写真を見ても、タルタルが違う気がします。

うーん、物価高騰で変わったのかなぁ……

 

 

 

 

 

 

宮崎駅から特急列車に乗って、宮崎空港へと移動します。

この区間は通常運賃のみで特急列車に乗ることができる、ボーナスゾーン。

まあ数分で着いちゃうんですが。

 

 

 

 

 

 

 

ということで、3泊4日で

 

・九州新幹線 熊本~鹿児島中央

・指宿枕崎線 鹿児島中央~枕崎

・日南線 志布志~南宮崎

 

の3線を乗りつぶした旅行でした。

 

 

 

 

JR最南端の2路線を乗りつぶせたことはもちろん嬉しいことですし、

開聞岳と桜島という鹿児島を代表する2つの山をしっかり見られたのはよかったなと思います。

あと加世田の街を散策できたのは貴重な経験ですね。

 

これでJR乗りつぶし率は85%を越えてきました。

残りの15%がまあキツイところばかりになってきていますが、頑張りたいところ。

まずは今年のうちに90%を越えたいですね。

 

 

2026年1月7日。3日目は鹿児島からスタートです。

フェリーで桜島へ渡って午前中は桜島観光、午後はバスで垂水、鹿屋と移動し志布志まで進みます。

JR乗りつぶしの旅だけど、一度も鉄道に乗らない日の始まりです。

 

まずは腹ごしらえ。

リッチモンドホテルの朝食がしっかりでびっくりしました。

素泊まりプランより2000円近く高いなら、そりゃそうか。

 

 

 

枕崎産本枯れかつお節朝食。

他にも鶏飯とか黒豚グリルとか、もっとがっつりしたメニューもありました。

 

 

 

朝食を終えたら桜島フェリーの出る鹿児島港フェリーターミナルへ移動します。

食べ終えるのに時間がかかってしまい、出港の5分前に慌てて乗り込みました。

 

 

鹿児島~桜島間はおよそ15分。気軽に渡れる距離ですね。

実際乗ってみてもいつも使っているだろう地元の方々がちらほら見られて、生活路線のニオイが感じ取れました。

 

 

 

 

 

桜島港に到着したら、1階にあるコインロッカーに大きな荷物を預けて、観光スタートです。

まずはサクラジマアイランドビューバスに乗り込みます。

 

 

これは島西部の桜島港周辺の観光スポットを巡る循環バスで、1周55分、30分間隔で1日15便も運行しています。

 

 

 

40分ほどで湯之平展望台に到着。

ここは標高375mと、桜島の一般人の立ち入れる場所の中では最も高い場所です。

展望台の建物に登ると、360度の大パノラマが広がります。

このバスはここ湯之平展望台で10分間停車し、たいていの乗客はさっと景色を眺めたらまた乗り込むんですが、

あまりの景色の良さに1本見送って次のバスに乗ることを選択しました。

 

 

 

45-175mmで寄った桜島北岳。

近くで見ると桜島の山肌って、新しい火山らしい荒々しさを感じられます。

雨による浸食でえぐられていて、かなりの急勾配です。

 

 

北を見ると、霧島連山が見られます。

 

 

右の茶色っぽい山は、新燃岳ですね。

ザ・活火山といった山容をしっかり見ることができました。

 

 

 

西を見ると断崖絶壁のすぐ下を、日豊本線の線路が横切っています。

地図で見るとずいぶん海岸線ギリギリを走るんだなぁと感じましたが、なるほどカルデラの縁を行くわけですね。

 

 

南を見ると、昨日見た開聞岳の頭がひょっこり覗いています。

桜島から50km近く離れてるけど、ちゃんと見えるんだなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

30分後のアイランドビューバスに乗り込んで、いったん桜島港へと戻ります。

標高375mから海岸線まで下るので、なかなかな急勾配です。

桜島港へ到着したら、ここから10分ほど歩いてビジターセンターへ。

ちなみにアイランドビューバスは桜島港で降りずにそのまま乗った場合、もう一度料金を支払う必要があります。

3回乗るなら1日乗車券がおすすめです。

 

 

 

 

 

桜島ビジターセンター。

思っていたよりこじんまりとしていましたが、それでも桜島の歴史はひととおり学べました。

 

 

 

新年始まって1週間ですでに噴火回数1回とは、さすが桜島。

直近だと2015年の噴火1252回、爆発737回というのが目を引きます。

1日平均で噴火3.4回、爆発2.0回だと……

 

 

 

克灰袋(こくはいぶくろ)と読みます。

降った火山灰を捨てるための袋です。

活火山桜島とともに生きる鹿児島の人たちの大変さがわかる一品です。

 

 

 

ビジターセンターでお勉強を済ませたら、桜島溶岩なぎさ公園の足湯でひとやすみ。

 

 

近くで地域猫がひなたぼっこしてました。

 

 

お主、気持ちよさそうなとこに居るな。

 

 

人慣れしていてまったく逃げなかったので、ギリギリまで近寄ってパシャリ。

後ろに見えるのが桜島です。

 

 

 

 

 

 

足湯でまったりしたあとは、昼食を食べに道の駅 桜島 火の島めぐみ館へと移動します。

ちょうどお昼時ということもあって、平日でも行列ができていました。

いただいたのは小みかんを練り込んだうどんと、ミニかんぱち丼のセット。

 

 

 

みかんの香るうどん、なかなかおいしかったです。

そしてかんぱち丼のお醤油は、もちろん九州の甘いやつ。

個人的にはこの醤油、結構好きです。

 

 

 

 

 

 

 

おなかを満たしたら、午後はひたすら移動します。

桜島港バス停13時50分発の垂水港行きのバスに乗り込みます。

 

 

このバスは終点までは乗らず、垂水駅跡バス停で下車。

垂水駅跡につくられた垂水鉄道記念公園 をちょっと見学しました。

 

 

ホームの跡みたいなのとちょっとレールがあるくらいで、ほとんど面影はなし。

鉄道記念公園と言う割には、大隅線の気配はほとんど感じられず。

残念な気持ちを抱きながら垂水鉄道記念公園から数分歩いて、志布志行きのバスの出る垂水バス停へ移動しました。

 

 

 

ホントにここで待ってて大丈夫なのか?

と不安になりそうなとこですが、ちゃんとバスの駐車場となっております。

 

 

もちろん定刻通りにバスは来ました。

ここから志布志駅までは2時間かかります。

見どころは……あんまりないかなぁ。

 

 

17時ごろ志布志駅に到着。

この日は疲れていたのでお店探しもせず、適当に夕飯を済ませてしまいました。

 

 

 

 

 

 

というわけで鹿児島から桜島、垂水、鹿屋と移動し志布志まで到達した3日目でした。

 

 

午前中の桜島観光の濃密さに対して、午後の桜島~垂水~鹿屋~志布志のバス移動の虚無さといったらないですね。

鉄道が残っていたらもう少し楽しめたんでしょうが。

 

 

 

 

4日目最終日は志布志から日南線を乗りつぶし、飫肥と青島を観光して帰京します。