Motorolaのフリップスタイル折り畳みスマホ、Razr40 Ultraを使い始めて3か月が経ちました。
使ってみて気付いたところをあれこれ書き出してみます。
● 畳めば持ち歩きやすいサイズ
手のひらに収まるサイズ感は、胸ポケットやズボンのポケットへの収まがりよいです。
そして大きなアウトディスプレイのおかげで開かなくてもたいていのことができるので、
電車の中でもコンパクトに使えるところもいい。
まあそのためのフリップスタイルですよね。
● アウトディスプレイはだいたいのアプリが動く
Razr40 Ultraのアウトディスプレイは、ほとんどのアプリを動かせます。
解像度が1056×1066とほぼ正方形なので表示が崩れたり、操作しにくくなったりするアプリはあるものの、
たいていのアプリはアウトディスプレイでも使うことができます。
直前までメインディスプレイで使っていたアプリを、折り畳んだ後にアウトディスプレイで続けて使うこともできるし、
逆にアウトディスプレイで使っていたアプリはスマホを開くとメインディスプレイで使えるようになるなど、
両ディスプレイ間のアプリの移動もスムーズで使い勝手は悪くありません。
アウトディスプレイから直接アプリを起動したい場合は一度ランチャーに登録し、初回起動時にはアウトディスプレイでの起動を許可する必要がありますが、
それさえすればだいたいのアプリを使うことができます。
少しでも使う機会があるアプリならとりあえずアウトディスプレイ側のランチャーに登録しておいて損はないと思います。
● バッテリーのもちはよい
Razr40 Ultraのバッテリー容量は3700mAhと、今時のスマホとしては少々少なめ。
そこにSnapdragon 8+ Gen1を搭載しているので、電池の持ちには期待していませんでした。
ただ実際に使ってみると、ヘビーに使わなければ1日で50%ほどしか消費しないようす。
頑張れば2日間充電無しでギリギリ使えそうな感じです。
画面の開け閉めを嫌って画面の小さなアウトディスプレイを主に使っているせいもあるかもしれないが、
バッテリー容量が2割ほど大きいZenfone9よりも明らかにバッテリーの消費が少なめです。
これはうれしい誤算でした。
・電源ボタンの位置はあまり気にならない
ネット上のレビューでは「折りたたみ式ゆえに、開いた時の電源ボタンの位置がやや使いにくい」というのをときおり見かけるが、自分はあんまり感じないかなぁ。
閉じた状態をメインで使っているせいかもしれませんね。
閉じた状態だと左手持ちで中指が、右手持ちで親指がちょうどかかる位置なので、押しやすく感じます。
● モバイルSuicaが付いていないことがもったいない
それを承知の上で買ったんだけども、やっぱりモバイルSuicaが無いのはネックです。
せっかくのコンパクトな端末なんだから、ズボンのポケットに忍ばせておいて、
サッと取り出して改札にタッチして通過するというのをやりたかったなぁ。
ちなみに後から発売された下位モデルのRazr40にはモバイルSuicaが搭載されていて、上位モデルの40 ultraにはついていないのは、
Razr 40 ultraの場合は素早く発売することを優先した結果なんだとか。
本日9月17日に発表されたMotrola Razr 50にはしっかり搭載されているので、どうしてもモバイルSuicaが必要で
アウトディスプレイの大きなRazrシリーズを使いたいなら、そちらをお勧めします。
● GPSの掴みが弱い
Zenfone9ならGoogleマップを起動したら、すぐに現在位置が表示されます。
待たされるとしても1,2秒です。
それがRazr40 ultraだと、真上が開けた場所であっても数秒待たされます。
この辺りはコスト削減だったりフリップスタイル形状による制限だったりに影響されているのかもしれません。
● ディスプレイのカラー設定がおおざっぱ
だいたいどの機種でも数種類はある、ディスプレイのカラー設定。
なんとRazr 40 ultraでは「自然」と「ビビッド」の二択しかありません。
「自然」だと色あせた感じだし、かといって「ビビッド」はもはや不自然と言えるほどに鮮やかすぎて目に痛いくらい。
その中間の「ちょうどいい」が存在しないんですよね。
ちなみにZenfone9だとデフォルトの「最適」のままでなんの問題もないし、
それ以外でも「ナチュラル」「シネマ」「標準」「手動設定」と色々選べるのでいかようにもできます。
この辺りはもう少しユーザーの好みに寄り添って欲しいところ。
● アウトディスプレイにもう少し自由度が欲しい
Motorolaにとって初めての大型アウトディスプレイスマホということで、
まだまだアウトディスプレイの使い勝手にはこなれてない部分を感じます。
例えば
・アプリランチャーのグループ化ができない
あれこれ登録しちゃうと、使いたいアプリが見つからないことがあります。
画面が小さいのでスワイプ回数も増えるし、グルーピングをさせてほしいところ。
・アプリランチャーにショートカットは登録できない
アプリランチャーはアプリへのショートカットしか登録できません。
よく見るサイトのブックマークとか、よく使う設定のショートカットとかはダメです。
いちおうブックマークアプリを使うことで、疑似的にサイトへのブックマークを置くことは可能ですが、
もうちょっと自由にショートカットを置けると便利になると思います。
・アウトディスプレイから設定画面に入れない
アウトディスプレイにもメインディスプレイ同様の通知バーがついていて、
そこから各種設定を切り替えることは可能です。
ただ、設定画面そのものは出せないので、細かい設定の変更をするにはメインディスプレイを開く必要があります。
特に「アウトディスプレイの設定画面」をアウトディスプレイでできないのには、なんか矛盾を感じます。
「半開きの状態でタイマーを使う時だけ常時点灯にしたいんだ」
なんてときにもわざわざ開かないといけない。
この辺りはソフトウェアの粗削りなところを感じるので、今後のアップデートで良くなるといいなぁ。
使ってみて気付いたところをあれこれ書き出してみます。
ここがイイ
● 畳めば持ち歩きやすいサイズ
手のひらに収まるサイズ感は、胸ポケットやズボンのポケットへの収まがりよいです。
そして大きなアウトディスプレイのおかげで開かなくてもたいていのことができるので、
電車の中でもコンパクトに使えるところもいい。
まあそのためのフリップスタイルですよね。
● アウトディスプレイはだいたいのアプリが動く
Razr40 Ultraのアウトディスプレイは、ほとんどのアプリを動かせます。
解像度が1056×1066とほぼ正方形なので表示が崩れたり、操作しにくくなったりするアプリはあるものの、
たいていのアプリはアウトディスプレイでも使うことができます。
直前までメインディスプレイで使っていたアプリを、折り畳んだ後にアウトディスプレイで続けて使うこともできるし、
逆にアウトディスプレイで使っていたアプリはスマホを開くとメインディスプレイで使えるようになるなど、
両ディスプレイ間のアプリの移動もスムーズで使い勝手は悪くありません。
アウトディスプレイから直接アプリを起動したい場合は一度ランチャーに登録し、初回起動時にはアウトディスプレイでの起動を許可する必要がありますが、
それさえすればだいたいのアプリを使うことができます。
少しでも使う機会があるアプリならとりあえずアウトディスプレイ側のランチャーに登録しておいて損はないと思います。
● バッテリーのもちはよい
Razr40 Ultraのバッテリー容量は3700mAhと、今時のスマホとしては少々少なめ。
そこにSnapdragon 8+ Gen1を搭載しているので、電池の持ちには期待していませんでした。
ただ実際に使ってみると、ヘビーに使わなければ1日で50%ほどしか消費しないようす。
頑張れば2日間充電無しでギリギリ使えそうな感じです。
画面の開け閉めを嫌って画面の小さなアウトディスプレイを主に使っているせいもあるかもしれないが、
バッテリー容量が2割ほど大きいZenfone9よりも明らかにバッテリーの消費が少なめです。
これはうれしい誤算でした。
・電源ボタンの位置はあまり気にならない
ネット上のレビューでは「折りたたみ式ゆえに、開いた時の電源ボタンの位置がやや使いにくい」というのをときおり見かけるが、自分はあんまり感じないかなぁ。
閉じた状態をメインで使っているせいかもしれませんね。
閉じた状態だと左手持ちで中指が、右手持ちで親指がちょうどかかる位置なので、押しやすく感じます。
ここがイマイチ
● モバイルSuicaが付いていないことがもったいない
それを承知の上で買ったんだけども、やっぱりモバイルSuicaが無いのはネックです。
せっかくのコンパクトな端末なんだから、ズボンのポケットに忍ばせておいて、
サッと取り出して改札にタッチして通過するというのをやりたかったなぁ。
ちなみに後から発売された下位モデルのRazr40にはモバイルSuicaが搭載されていて、上位モデルの40 ultraにはついていないのは、
Razr 40 ultraの場合は素早く発売することを優先した結果なんだとか。
本日9月17日に発表されたMotrola Razr 50にはしっかり搭載されているので、どうしてもモバイルSuicaが必要で
アウトディスプレイの大きなRazrシリーズを使いたいなら、そちらをお勧めします。
● GPSの掴みが弱い
Zenfone9ならGoogleマップを起動したら、すぐに現在位置が表示されます。
待たされるとしても1,2秒です。
それがRazr40 ultraだと、真上が開けた場所であっても数秒待たされます。
この辺りはコスト削減だったりフリップスタイル形状による制限だったりに影響されているのかもしれません。
● ディスプレイのカラー設定がおおざっぱ
だいたいどの機種でも数種類はある、ディスプレイのカラー設定。
なんとRazr 40 ultraでは「自然」と「ビビッド」の二択しかありません。
「自然」だと色あせた感じだし、かといって「ビビッド」はもはや不自然と言えるほどに鮮やかすぎて目に痛いくらい。
その中間の「ちょうどいい」が存在しないんですよね。
ちなみにZenfone9だとデフォルトの「最適」のままでなんの問題もないし、
それ以外でも「ナチュラル」「シネマ」「標準」「手動設定」と色々選べるのでいかようにもできます。
この辺りはもう少しユーザーの好みに寄り添って欲しいところ。
● アウトディスプレイにもう少し自由度が欲しい
Motorolaにとって初めての大型アウトディスプレイスマホということで、
まだまだアウトディスプレイの使い勝手にはこなれてない部分を感じます。
例えば
・アプリランチャーのグループ化ができない
あれこれ登録しちゃうと、使いたいアプリが見つからないことがあります。
画面が小さいのでスワイプ回数も増えるし、グルーピングをさせてほしいところ。
・アプリランチャーにショートカットは登録できない
アプリランチャーはアプリへのショートカットしか登録できません。
よく見るサイトのブックマークとか、よく使う設定のショートカットとかはダメです。
いちおうブックマークアプリを使うことで、疑似的にサイトへのブックマークを置くことは可能ですが、
もうちょっと自由にショートカットを置けると便利になると思います。
・アウトディスプレイから設定画面に入れない
アウトディスプレイにもメインディスプレイ同様の通知バーがついていて、
そこから各種設定を切り替えることは可能です。
ただ、設定画面そのものは出せないので、細かい設定の変更をするにはメインディスプレイを開く必要があります。
特に「アウトディスプレイの設定画面」をアウトディスプレイでできないのには、なんか矛盾を感じます。
「半開きの状態でタイマーを使う時だけ常時点灯にしたいんだ」
なんてときにもわざわざ開かないといけない。
この辺りはソフトウェアの粗削りなところを感じるので、今後のアップデートで良くなるといいなぁ。

