道北を旅してきた その13 5日目 美瑛の夜 | RemのDigitalCaravan

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パッチワークの路めぐりのサイクリングを終えたら、いったん宿に戻って夕食の候補地を探します。
しかしウェブで検索をしてみるものの、18時の段階ですでに閉まっているお店ばかり。
これは足で稼ぐしかないかと思って夜の美瑛駅前にくり出してみても、
やっぱりどこも閉店後で、開いてるお店などほとんど見つかりません。




なかばゴーストタウンのような雰囲気。
美瑛の夜は、とんでもなく早かったのです。



呆然としながら駅前通りを歩いていると、ちょっと怪しげな店構えの居酒屋を発見。
他に開いているお店もないことだしと、覚悟を決めて入ってみました。
最初は店先の看板にあったオムカレーでいいかと思っていたものの、
メニューを見ると「煮込みジンギスカン」という不思議なものを発見し、頼んでみることに。



具材はキャベツとモヤシ、そしてラム肉。
よく知られている焼いたジンギスカンと変わりません。
それを鉄板で焼くのではなく、少し甘めのタレで軽く煮込んであるのです。
この甘めの味付けが実にマッチしていて、とってもご飯が進みます。
あっという間に食べきってしまいました。

あとで調べてみたところ、煮込みジンギスカンは名寄では昔からある食べ方なんだそうです。
北海道名物のジンギスカンに、こんなパターンがあったとは。
毎回こういう発見があるから、旅行はやめられません。





そうそう、夕食を食べられる場所が全然見つからず困ったことについて聞いてみたところ、
マスターいわく「美瑛はどこの店もランチで手一杯で、夜まではやれない」とのこと。
美瑛町は人口1万人程度の小さな町で、しかももともとは単なる農業地帯。
その知名度に反して観光客を受け入れきるキャパシティは無いようです。

じゃあ観光に力を入れればいいかというと、それも違う気がします。
美瑛の良さというのはいわゆる観光地化していないところ。
昔むかしは当たり前のようにあった農村の原風景が今となっては美しく見えるわけで、
そこに手を入れすぎてしまえば美瑛の良さが消えてしまう気がします。
観光事業の難しさを実感しました。








夕食を食べ終えて宿へと帰る途中、空を見上げるとなかなかの星空。
これはいけるかもと思い、三脚とカメラを持って撮影ポイントを探しに飛び出します。
ただ、宿の門限が22時だったため、遠出は望めません。
悩んだ末に向かったのは、町はずれの美瑛川沿い。



時間と移動手段があるなら、パッチワークの丘で撮影したかったなぁ。




結局撮影に使えたのは1時間程度。
それでも夏の大三角形と天の川は収められたので、ここまで三脚を担いできた甲斐がありましたね。
手軽に追尾撮影をできるアストロトレーサーは、なかなかの優れものでした。






5日目は稚内から宗谷本線を乗りつぶし美瑛まで7時間移動したのち、
美瑛のパッチワークの丘を自転車で3時間走り回ったあと、星空の撮影まで決行。
盛りだくさんの一日となりました。
最終日は美瑛を立ったのち、東京へと帰るために新千歳空港へと向かいます。