道北を旅してきた その12 5日目 丘の町美瑛 | RemのDigitalCaravan

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8月9日、5日目の午後は旭川から富良野線に乗って、美瑛を目指します。
旭川から美瑛までは30分ほどと距離はありません。
しかし本数は少ないので、事前の調査は必須。



旭川からはキハ150形。



なんだかJR東日本のキハ100形みたいですね。



美瑛までの道のりは……あんまり覚えていません。
朝7時から7時間乗りっぱなしで疲れていたんでしょうか。
ただ、乗客が日本人より中国・韓国人だらけだったのは覚えています。



定刻通りにこの日の目的地、美瑛駅に到着。



石造りの佇まいが印象的な、美瑛駅の駅舎。
明治期から高度経済成長期まで採掘が行われていた、
美瑛軟石を用いたものだそうです。





美瑛の丘、パッチワークの路

宿にチェックインして荷物を下したら、美瑛散策に出かけます。
美瑛といえば丘の町、なかでも駅の北西側の丘陵に広がる田園風景は「パッチワークの路」として有名です。
駅前でレンタサイクルを借りて、さっそく出発しましょう。

美瑛駅付近のレンタサイクルはどのお店も値段は同じ。
通常の自転車、いわゆるママチャリは1時間200円で、電動サイクルなら1時間600円です。
パッチワークの路の代表的なスポットを回るには3時間ほどかかるので、
ママチャリなら600円、電動なら1800円かかると見込んでおきましょう。

私はケチってママチャリにしました。
ママチャリ3時間で十分回り切れましたが、坂道が多くしんどいのも確か。
余裕のある観光をしたければ、電動サイクルを借りるのがよいと思います。
もう一度行くなら、私も電動サイクルを選びますね。その方が風景を楽しめますから。




駅から5分でキツイ登り坂に入ります。
最初は頑張って漕いでみたものの、途中で断念して降りて押してました。
キツイ坂道は無理して漕いでもスピードはほとんど変わらないですね。
なので、体力温存するのが正解でした。



坂を登りきれば、そこは丘の上。



うーん、ありふれた景色なんでしょうけど、
こうやって目の前いっぱいに広がっているのを見ると感動します。




さて、このパッチワークの路には、印象的な樹木がいくつかあります。
そのひとつがこのケンとメリーの木。



名前の由来は1970年代の日産スカイラインのCM、
ケンとメリーのスカイラインその15」で使われたポプラの樹だから。
生まれる前なのでCMは見たことありません(´~`;)
でも、開けた場所にひとりポツンと佇む様はとても印象的でした。
美瑛駅から自転車で15分くらいのところにあるので、行きやすいところですしね。





「パッチワークの路」の由来は、緑や黄色に彩られた畑によるもの。
同じ作物を連作すると不作を引き起こすので、
毎年のように異なる作物を植えているため、
このような光景になるんだとか。



ケンとメリーの木から30分ほど自転車で進むと、
今度はセブンスターの木にたどり着きます。



セブンスターは言わずと知れたタバコの銘柄。
この木もそのセブンスターのCMに使われたものだそう。
やっぱり70年代のCMなので、見たことはありません。

10mを越える高さのカシワの木ということで、迫力満点。
「どうせ普通の木でしょ、大したことないでしょ」
と思っていたら、その大きさにびっくりしました。
美瑛の木のなかでは一番気に入ったのがこれ。
美瑛駅から自転車で30分くらいかかりますが、見る価値ありです。





セブンスターの木から自転車で20分ほど行くと、
今度は遠くに3本のカシワの木が見られます。



大小大と並ぶ様子が子ども連れに見えることから名づけられています。
残念ながらこの木は近くまで行くことができません。


ここから次の目的地「マイルドセブンの丘」までは40分ほど。
距離も長いしアップダウンも多いし、難儀なところです。



下り坂を一気に駆け下りる、ひゃっほう!
下るだけなら気持ちいんですけどね……





そしてマイルドセブンの丘に到着。
カラマツの並ぶ様子が印象的なところです。
こちらはマイルドセブンのCMで使われた場所だそうです。
放映された時代はやはり1970年代。
美瑛は70年代にまつわるものばかりですねぇ。



ここを背景にして星空を撮ったらいい写真が撮れそう。
でも美瑛駅から自転車では40分かかるし、
そもそも夜中まで借りられるレンタサイクル店はないし。
美瑛で星を撮るなら、自分の車が必要でしょうねぇ。





最後に北西の丘展望公園へと向かいます。




ピラミッド型の展望台からは、丘陵地帯の全景や
大雪山連峰が見渡せます。



良いところですね、美瑛。












ということで、2時間40分でめぼしいところを回り切りました。


移動距離は20kmほど。
礼文島・利尻島を35km歩いたあとに、美瑛の丘を自転車で20km走るとか、
これはなんの合宿ですかねぇ(笑)






美瑛サイクリングについて、思ったこと

実際に美瑛のパッチワークの路を回ってみて気付いたことですが、
基本的に単なる農地なので、お店や自販機やトイレは非常に少ないです。
列挙してみると

 売店:ケンとメリーの木、セブンスターの木、北西の丘展望公園
 自販機:ケンとメリーの木、セブンスターの木、マイルドセブンの丘、北西の丘展望公園
 トイレ:北西の丘展望公園

という具合。
特に少ないのが公衆トイレで、基本的に北西の丘展望公園にしかありません。
なので、ここは行程に組み込んでおいた方がが安心でしょう。

また、北海道とはいえ真夏の美瑛の日中は暑くなります。
私が行った日の最高気温は29℃。
そして農耕地に日陰などほぼ存在しないため、パッチワークの路を巡る間は
ずっと直射日光を浴び続けることになります。
水分は事前に準備し、帽子を用意するなどして熱中症対策は万全にしておきましょう。