デニス・ブリアコフ氏のリサイタル | toi♪toi♪toi

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Flute永野伶実の日記

デニス・ブリアコフ氏のリサイタルに行ってきました!

発売開始すぐにチケットを購入して、

ずーっと楽しみにしていました(≧∇≦)

 

 

会場はレソラNTT夢天神ホール。

 

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こちらの会場、初めて伺ったのですが、

まずアクセスが最高。

天神駅とバスターミナルの目の前です。

そしてキャパが約250席とこれもまた素敵。

大分にもこんなホールできたらいいなぁ(ノ_・。)

 

リサイタルは書くまでもなくそれはそれは素晴らしく。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

なんでそんなに軽々と難解なパッセージが吹けるのかと

終始あっけにとられていました。

音色も音楽も何もかもが素晴らしく、

あっという間の2時間でした。

 

前半にプログラミングされていたベリオのセクエンツァは、

冷静で余裕すら感じさせる名演でした。

やっぱりどんな曲を演奏するときもですが、

テクニックに余裕がないと表現しきれないのだなぁと痛感しました。

テクニックが追い付いてない演奏って、

聴く方に伝わらないどころか、聴いててしんどくなってきますもんね。。。

 

前半から本当に感動の嵐だったのですが、

後半のシベリウスのコンチェルトは桁違いの感動・°・(ノД`)・°・

これぞブリアコフさん!といった迫力の演奏でした。

 

思い返せばブリアコフ氏の演奏は10代の時から聴かせていただいています。

日本でリサイタルをされるときは数えきれないほど聴きに行っているし、

ドイツでマスタークラスも受講しました。

大ファンなんです。

 

初めて演奏を聴いた時から衝撃だったのに、

そのあとリサイタルを聴くたびに、

一体この方はどこまで進化されるんだろう・・・と恐ろしさすら感じます(つД`)ノ

 

アンコールでカルメンの間奏曲を演奏されて、

この選曲がけっこう意外に感じたのですが、

あまりの美しさに曲が終わった後、

数秒間客席が息をのむようにしーんとなり、

そのあと拍手喝采が起きたのがとても印象的でした。

 

CDにサインもらいました!

 

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全員に名前と握手までサービスしてくださってました。

こういうところまで超一流は違う!

来年のツアーも必ず聴きに行きます!