24日にイシハラホールで行われたバルトルド・クイケン氏のリサイタルに行ってきました。
2時間全てバロック・フルートのソロプログラム( °д°)
最初から鳥肌立ちっぱなし。
前の方で聴いたので息遣いや細かなニュアンスまで間近で感じることができ、
勉強になったっていう言葉じゃ安すぎるくらい学びの多いコンサートでした。
あぁ聴けて良かった。。
そして翌日、ラ・フルートアンシャンテさんで行われたマスタークラスを受講してきました!
チェンバロの澤朱里さんにお手伝いいただき、バッハの1030を。
通訳は師匠・前田りり子先生です。
体感時間はあっという間、でも学んだことは膨大!
バロックの楽譜はメモ書きのようなもので必要最小限のことしか書かれていないから、
そこから楽譜を読み解いてどう演奏すべきかを常に探求していかなければならない。
特に「曲は作曲家の大切な財産。大切に扱い表現してまたお返しする」
という趣旨のお話をされていたことが強く心に残りました。
作品の時代背景や作曲家のこと、
さらに現代私たちが演奏するにあたっての心構えや姿勢といったことまで、
クイケン氏のお言葉はどれひとつとして聞き逃してはいけないくらい価値のあることばかりでした。
私の音楽人生まだまだこれからの方が長いですが、
その中でもとても大きな二日間になった気がしています。