昨日ベートーベンの本番、終了しました。
今回も忘れられない体験となりました。
会場は大阪市中央公会堂。
大正時代に建てられた建物だそうです。
ヨーロッパみたいヘ(゚∀゚*)ノ
中の響きもまさにヨーロッパの教会のよう。
ドイツが懐かしくなりました。
こんな響きの中で古楽器のオケが出来るなんて\(゜□゜)/
まさにベートーベンが思い描いていた”当時の音”として、
演奏する側も聴いてくださった方にも、
意義のある時間だったと思います。
古楽器のもつ繊細な音とか、
多彩な響きとか、フルに鳴らしたときの迫力とか、
モダンの楽器では出せない音なので、
便利になったことと同時に失われてしまったことにもちゃんと目を向けるべきなのだと思います。
きっとそれは楽器だけのことではなくて、
私たちの今の生活って、先人たちの編み出した便利の上に成り立っているわけで、
ちゃんと知る、考えることってとても大事だなと。
その上で何を使うかは個人の自由ですけどね。
今後もこの場所でテレマンの定期公演が続くようです。
メモリアル公演となった今回、参加させていただけたこと、
本当に嬉しく思います!
それにしても首席のMさんの音楽は本当にすごい。
どの楽器を吹いても説得力がありすぎる。
そして今回、市音でご活躍中の先輩ともご一緒させていただけて、
とても勉強になりました。
私が今こうしてお仕事させてもらってるのはこの二人の先輩のおかげ。
とても感謝しています。
次は明後日、大分でバロックの本番です!