帰国後初の、そして古楽器では初のコンクールへの挑戦。
3位以内の入賞とはなりませんでしたが、思いがけず良い結果をいただけて、
まだ実感が湧きません。
今回の課題のひとつだった自作のロマネスカは、
他全員が伴奏付きの素敵なロマネスカだったため、
ひとり無伴奏のものを作ってきた私、完全に空気読めてないやん・・・という気分でした。。
ただ演奏後にたくさんのお声掛けをいただいて、
とても幸せな気分に浸れた、と言っていただいたり、
来て良かった!とその時点で胸がいっぱいになりました。
演奏する身として、これ以上嬉しく有り難いお言葉はないと思います。
留学生活の成果を嬉しく感じたとともに、
今回、コンクールって運がとても大事なんだと感じました。
もちろんもっと上に行く為には実力と努力なのだけど、
今回何が良かったのかと聞かれれば運が良かったのだと思います。
本選で指定されたのはバッハのロ短調でした。
この曲に対し、今の私は明らかに力不足でした・・・。
続けて勉強していきます。
ただファイナルという場でこの大曲を、
素晴らしいチェンバリストと素晴らしいジャーマン式チェンバロと一緒に演奏できて、
とてもとても幸せな時間でした!!
足震えてたけど(ノ∇・、)
そして今回とは逆に、努力が必ずしも結果に結び付くとは限らないのがコンクール。
今まで何十回とコンクールに挑戦してきて、
上手くいったことなんてほとんどなかったけれど、
そこから何かを得られているのなら今までの自分を肯定してもいいと思えたし、
また運が味方してくれる日まで努力を続けていくという
ただそれだけのことなんだと感じました。
とにかく、帰国後良いスタートが切れたこと、
とても嬉しく思います。
行けて良かった。
今回できた人とのつながりと収穫を大切に、
また頑張っていきます。
ファイナルには妹も駆け付けてくれました。

この後一緒に山梨と千葉を旅行してきたのですが、
旅行のことはまた改めて書きます!