なんだか間が空いてしまいましたが、
イタリア旅行最後はトリノに行きました。
個人的にはここが一番気に入った街です。
都会すぎず田舎すぎず、
観光客もそこまで溢れかえっていなくて。
ミラノはここはアジアかと思うくらい観光客だらけで、
(まぁ自分もそのひとりなんですがね・・・)
気を抜くとイタリアの感覚がなくなってしまう感じでした。
とはいえ、行けて本当に良かった街には変わりありません。
チョコレートが名産のトリノ。
サン・カルロ広場に行ってみたらすごい人で、
何かと思ったらチョコレートのイベントをやっていました。
これおもしろかった。
ケバブと同じ方式で、
チョコでできた大きいロールを注文ごとに削ってくれます。
行列がすごすぎて買わなかったけどしばらく見入ってしまいました。
カステッロ広場。
帰りは大通りから一本入った小道から帰りました。
スーパーでお土産をいろいろ見繕って、
駅のパン屋さんでサンドイッチを買って、
ホテルに着いたらバタンキューでした。
よく歩いた一週間でした。
イタリアのスーパーにはこんなにお魚が。すてき。
イタリアでの戦利品!
パスタとか缶詰とか調味料とか、
いろいろ買い込んできました。

イタリア語を「ありがとう」しか覚えていきませんでしたが、
人の会話の中で時々理解できるが言葉ありました。
なぜなら音楽用語として使われている単語だから\(゜□゜)/
バスに乗っていて次の停留所は名前と一緒に”フェルマータ”と表示されるし、
会話の中にもたびたび速度記号として覚えている単語が出てきて、
この人たちにとってはクラシック音楽の中で表記されている言葉が
自分たちの言葉なんだなぁと、
やはりクラシック音楽は西洋のものなんだと
当たり前のことをしみじみ感じました。
日本人とヨーロッパ人のクラシック音楽のとらえ方が異なることは否定できないと思います。
楽譜に自分たちの言葉が記されていて、
偉大な作曲家が生まれ育った場所がすぐそこにある。
ヨーロッパの人の中にある音のベースはクラシック音楽の音。
日本人にあるのは・・・お正月にいたるところで流れている雅楽の音でしょうか。
よく日本人としてクラシック音楽を学ぶ意義が問われるけれど、
やっぱり自分はアジア人としてクラシック音楽を”学んで”いるのだなと感じました。
目の色も流れている血も根本的なことは変えられない以上、
学ぶことしかできないのだけど、
それでも自分は日本人に生まれて良かったとも、
クラシック音楽がやりたいとも、
両方100%で思えるわけで。
卒業試験に尾高のコンチェルトを入れているのですが、
そういった意味でも日本人の書いたクラシック音楽というものを、
特別な思いを込めて演奏したいなと思います。
試験に向けて練習!なのだけど、
この旅行中に持って行ってちょこちょこ進めていたはずのドキュメントが、
けっこう仕上がったつもりでいたものの
帰ってパソコンに打ち込んでみたらたったの3ページしかありませんでした(´д`lll)
ただいま非常に焦っております。
もうネタがないー!
ということで話がそれましたがイタリア日記最終回です。
次はヴェネツィアに行きたい(^ε^)