ドイツでこの時期しか食べられない春の名物。
今日は白アスパラを食べました。
この時期になると街のところどころにこんなスタンドが出没します。
白アスパラと旬のイチゴが売ってます。
去年はちょうど妹が来ていた時で何度か料理してくれたのだけど、
今年は自分で( ̄▽+ ̄*)
皮をしっかり剥いて、水から(ここがポイントらしい)茹でます。
剥いた皮と根っこもだしが出るので一緒に!
だいたいオランダ風ソースかバターソースで食べるのですが、
今日はバターソースにしました。
バターとレモン汁と白ワインをちょっと煮詰めたもの。
ドイツ風にじゃが芋も。
ドイツの野菜は味がしっかり詰まっていて美味しいのだけど、
この白アスパラは特にお気に入りです。
さて、今日は急遽ドイツ語のクラスでプレゼンすることになりしゃべってきました。
テーマは浦島太郎(^o^;)
今週の宿題がギリシャ神話か、各々の母国の昔ばなしをレポートにしてくるというものだったのですが、
なぜか先生が浦島太郎にものすごく食いついてきて、
紹介することになりました。
ただ、案の定、というか、
「玉手箱を開けたらおじいさんになってしまいました。終わり。」
で、みんなの反応は、
「で?その話の教訓は何?」と。
私もまとめながら薄々は感じていたのですが、この話って教訓がないように感じます。
いじめられてた亀を助けて良いことをしたはずなのに、
竜宮城から帰ってきたらすでに300年経っていて家族も友人もいなくなってしまった。
そして開けるなと言われて一方的に渡された玉手箱を開けたらおじいさんになってしまうなんて。
太郎さんいいことをしただけで何も悪いことはしてないはずなのに、あまりに不憫。
知らない人について行かないようにしましょう、とか、
詐欺に引っかからないようにしましょう、と言えなくもないと思うけど、
日本の昔ばなしってこの話に限らずあまり教訓がないような気が。
そして開けるなと言われれば開けてしまうのが人間の性のような気が。
その後乙姫さんと別の世界で幸せに暮らしましたとの説もあるそうなので、
そう思って納得することとします。
別世界であっても太郎さんには幸せになってほしい(^▽^;)
ちなみに面白かった反応のひとつが、
竜宮城に連れていかれるくだりで、
「太郎は人間なのに海の中で息ができるの?」でした。
いや、昔ばなしですから・・・(゚ー゚;