シュテファン・シリーさんのオーボエを聴きに、
ブレーマーハーフェンの歌劇場に行ってきました。
マルティヌーのオーボエ協奏曲。
最初の一音から人の心を鷲掴みにするような美音で、
全てが圧巻の演奏でしたヽ(*'0'*)ツ
フエ吹きの私でもわかるくらいの本当はものすごく難しいことが、
あまりにも当たり前に音楽の中に溶け込みすぎていて、
なんだかオーボエが簡単な楽器なのかと錯覚してしまいそうなくらいでした。
そして演奏中とはうってかわってお辞儀して帰っていく時の優しい雰囲気との、
そのギャップもまた素敵(*_*)
”たった一音で人は感動できる”というのが京芸の恩師から受けた一番の教えです。
すごい演奏を聴くと胸がいっぱいになると同時に、
自分はこんな人たちに、少しでも近づくことが出来るんだろうか
という不安も頭をかすめることがあります。
でも音楽を続けていくっていうことは、
一生かけてそういう音を追い求めていくっていうことなのかなぁ。
ゴールはないので気が遠くなることもありますが、
一生続けていくって決めちゃったから仕方ないですねΣ(・ω・ノ)ノ!
ちなみにここの劇場は学割が50%引きになります。
学割バンザイです。