こんにちは
セラピストに最も必要なことは
相手の世界を理解し敬意を表すること
であるとお伝えしました。
今回はこのことをもう少し詳しくお話しようと思います。
1.相手の世界を理解する
誰かとコミュニケーションをする時、何を用いていますか?
会話、身振り手振り、表情、姿勢、動作、目線などいろいろあるかと思いますが、今日はその中の「会話」についてお話したいと思います。
会話で相手のことを理解するにはどうすればよいかというと
それは聴くことですよね。
聴くことの第一歩は「傾聴」‥‥自分の価値観を交えずにただ相手の話に耳を傾ける
ですが、もう一歩進んで相手の世界を理解するには「聞く」のが近道なのです。
質問をするのです。
例えばクライアントが、「結婚って忍耐よね」と言ったとすると
「あなたにとって忍耐とはどういう事ですか?」というように聞きます。
ここでセラピストが、上記のような質問をせずに
「そうなんですよね、実は私も結婚は忍耐だとつくづく思います」
と言ったら一瞬は双方同意して話が盛り上がるかもしれませんが、「忍耐」という言葉の意味づけが二人同じであるとは限りません。
また「男の人って嘘つきなのよね」と言ったとして、セラピストはそう思っていない場合もよくありますよね。
その場合、「それは人によるんじゃないですか?」とか言ってしまいそうかもしれませんが、ここは「そうですか、男の人は嘘つきなんですか。それはどういうことなんでしょうか?」
というように質問をすると、クライアントが男性に対して持っている感情や価値観を理解することができます。
私たちは成長の過程でさまざまな思い込みを持っています。
人生、自由、仕事、恋愛、結婚、遊び、学校、家庭など‥‥
セラピストにも思い込みがあるので、あなたの価値観と相手の価値観が同じであるとは限らないわけです。
ですから、その人を理解するにはまず相手の世界観を知る必要があります。
そのひとつの方法として、こういった質問をすることは非常に効果的なのですね。
クライアントが「~は、~である」というように言ったら
「あなたにとって~とはどういうものですか?」
あるいは「それはどういう意味ですか?」と質問をして
その後、「つまりそれは~だと言う事でしょうか?」という風に聞いて確認をするといいですね。
これは何もセラピストとクライアントという関係に限らず、すべての人間関係においてとっても大切な初めの一歩であり一貫して必要な姿勢だと思います。
今日は
1.相手の世界を理解する
ということの、第一歩についてお伝えさせて頂きました。
いつものようにここまで読んで下さってありがとうございます![]()
またこの続きは次回に![]()
