Vフォー・ヴェンデッタは「アメコミが原作のヒーローもの」に対して私が抱いていたイメージとはかけ離れていました。
過去に人体実験を受け、その結果、常人離れした反射神経と運動能力を持つに至ったわけで、それはまあ、アメコミのヒーロー誕生の経緯としてはありがちなパターンじゃないかなと思う。（偏見かもしれないけど）
そもそも、Vを「ヒーロー」と言い切ってしまう事自体に違和感があるほどです。ヒーローとかアンチヒーローとか、そういう分かりやすい言葉で表現できるキャラクター性をVは超えていると思うのですよね。
やはりVは「理念」そのものなんだと思う。人のいちばん芯にあるもの、最後まで残るもの、最も尊いもの。
「理念」
「思想」
「意志」
「信念」
それを具現化することなんて不可能に近いと思うのだけど、V FOR VENDETTA はそれを見事にやってのけちゃってると思うのです。これは考えれば考えるほどスゴいことです。
Vのマスクの下が気になるのは映画の前半だけ。結局マスクを取らないまま逝ってしまうけど、それで良かったんだと思えるはずです。どんなに高貴な顔立ちであっても、マスクの下に人の顔が見えた時点で、Vはただの人になってしまう。
それは違うと思う。
わたしたちが期待する正体はそれじゃない。どんな顔がそこにあっても私たちは満足しないだろう。
Vは「怪物」なんかじゃなかった。
銃弾を受けて死んでしまう彼は「普通の人間」だったんだ。
そのことに私たちはホッとするのと同時に、Vが「人間を超えた存在」であることも認識するんです。矛盾しているようだけど、納得させられるのです。
Vは「誰でもない」。
と同時にVは「みんな」でもある。
こんな不思議な感覚を、よく表現したもんだと思う。コミックでも映画でも。
私も、Vのように強い「意志」を持った人間になりたいと思う。何事にも決して屈しない強い「信念」を持ちたいと思う。
でもそのためには相当の覚悟が必要なんだろうと、Vを見ていると思う。とても常人にできることじゃない。やはりVは紛れもないヒーローなんだなあ。
「現実的」であること。これが私がこの作品に惹かれた理由の一つでもあると思う。
いやもちろん、フィクションなんです、分かっています。こんなの現実に起こるワケは無いのです。
DVDの特典映像の中でフィンチ役のStephen Reaが言っていた、「現実離れしているのに、リアリティがある」という言葉。
それだ！と思った。"That's it!" ですよw まさに。
現実離れしているのに、どこかリアリティを感じる。そんな映画なのだと思う。全体主義に立ち向かう孤高のテロリストというVの設定もそうなんだけど、Vの戦い方に私は現実味をかんじるのです。
Vがやることは派手だ。
音楽と花火の演出付きの大爆破、
テレビ局の占拠、
何十万個というマスクの配布。
爆弾や花火がいくら手製とは言っても、Vのやることは大胆不敵で、いかにも映画的です。
しかしVが利用する最大の武器は、人々の心理なのですよね。
政府が「恐怖」を武器として国を統べているのと同じように、Vは人々の心理を巧みに誘導していくのです。
そこが面白いと思う。「力任せの世直し人」ではないところが良いんだな！
ラークヒルではデリアの研究欲を利用したのだと思うし、
フィンチの探求心を、
クリーディの野心を、
サトラーの保身欲を、
Vは巧みに操作して彼が思い描く結末へと誘導したのです。
特に、クリーディとサトラーの関係を悪化させたのは見事でした。
追い込まれたサトラーがクリーディに八つ当たりするだろうということを知っていて、サトラーに対する猜疑心をクリーディに植え付けたのですよね。もはやサトラーから信用されていないのだと確信させるために、家中に監視網が張られている状態も作り出した。それにはフィンチを利用したのですよね。ロックウッドに変装したVは、損得勘定抜きで真実を追求しているフィンチにその真実（ストーリー）を話して聞かせるとともに、クリーディを監視させたんだ。
すごく面白い。
さらにVは、イギリス国民という集団をも操っていった。
テレビというメディアの力を利用して人々の心の奥底に埋もれた反逆精神を疼かせた。その結果、政府が植えつけようとする恐怖心は不信感にすり替わった。人々に芽生えた勇気を、仮面に隠すことで匿名性を与え、増強させた。
フィンチが言う通り、Vは、当人らよりもその人について熟知していた。すべてはVの掌の上にあったわけですよね。
あきらかにフィクションなのに感じるリアリティ。観る人によってどこにそれを感じるかは差があるかもしれないけど、でもそれが人を惹きつけるんだと思います。
深いよねぇ。
11月5日。
ガイ・フォークスデーです！
革命前夜、4日の夜にDVD観た。観られて良かった。
どっちにしようかと思ったけど、音の良いDVDにしました。Blu-rayは音が悪いから。
実はしばらくV断ちをしてたのです。普段、YouTubeに上がってる動画から音だけ抜いてiPodで聞いたりしてたんだけど（Vの声が好き過ぎて）、それをこの2週間くらい我慢してたのだ。革命前夜に向けて！
おかげで堪能できましたww
やはり、実際に11月5日を迎えてみると、
「今頃Vはあの部屋で一人で待ってたのかな」
とか
「今頃Vとイヴィーがあの路地で出会ったんだな」
とか、
時計を見る度に考えてしまいますねえ。
ああ、あの日付が変わる瞬間、議事堂の前に立ってみたい！
ガイ・フォークスデーに合わせてか、マスクに関する記事が上がってました。
Occupy Wall Street: vendetta Masks Become Symbol Of The Movement
もともとは犯罪者だったガイ・フォークスだけど、400年の間にその意味合いが大きく変わったと。今では抗議活動のシンボルになっていますよね。
このマスクを有名にしたのがV FOR VENDETTAの原作コミックであり映画なのですよね、ハッカー集団アノニマスがこのマスクを着けたのって、映画公開から2年後？私は今年まで知らなかった…。
こんだけこのマスクも有名になっているのなら、私の周囲にももっとVのファンが居てもおかしくないと思うんだけど、どうしていないの！一緒になって熱く語り合える人が！！！さみしいよお！！！
あと、AmazonでVグッズを物色していたらこんなものを見つけました。
Wacky Wobbler - V For Vendetta: V
首振り人形ですね。
2012年1月25日発売予定なんですって。まだこれから新たに発売されるものもあるんだ！ってなんだか希望が湧きましたよ。書籍もグッズも、過去に発売されて在庫切れになってるものばかりだと思ってたから。
まあ、この首振り人形よりはもっと精巧なフィギュアの方がより欲しいな～なんて思ってしまうのだけどね～。でもこの人形も愛らしい、かな？
もっとどんどん発売されて欲しいな！これからも！
さて、11月5日午後、もうすぐVTVが始まるのかしら？！
ガイ・フォークスデーです！
革命前夜、4日の夜にDVD観た。観られて良かった。
どっちにしようかと思ったけど、音の良いDVDにしました。Blu-rayは音が悪いから。
実はしばらくV断ちをしてたのです。普段、YouTubeに上がってる動画から音だけ抜いてiPodで聞いたりしてたんだけど（Vの声が好き過ぎて）、それをこの2週間くらい我慢してたのだ。革命前夜に向けて！
おかげで堪能できましたww
やはり、実際に11月5日を迎えてみると、
「今頃Vはあの部屋で一人で待ってたのかな」
とか
「今頃Vとイヴィーがあの路地で出会ったんだな」
とか、
時計を見る度に考えてしまいますねえ。
ああ、あの日付が変わる瞬間、議事堂の前に立ってみたい！
ガイ・フォークスデーに合わせてか、マスクに関する記事が上がってました。
Occupy Wall Street: vendetta Masks Become Symbol Of The Movement
もともとは犯罪者だったガイ・フォークスだけど、400年の間にその意味合いが大きく変わったと。今では抗議活動のシンボルになっていますよね。
このマスクを有名にしたのがV FOR VENDETTAの原作コミックであり映画なのですよね、ハッカー集団アノニマスがこのマスクを着けたのって、映画公開から2年後？私は今年まで知らなかった…。
こんだけこのマスクも有名になっているのなら、私の周囲にももっとVのファンが居てもおかしくないと思うんだけど、どうしていないの！一緒になって熱く語り合える人が！！！さみしいよお！！！
あと、AmazonでVグッズを物色していたらこんなものを見つけました。
Wacky Wobbler - V For Vendetta: V
首振り人形ですね。
2012年1月25日発売予定なんですって。まだこれから新たに発売されるものもあるんだ！ってなんだか希望が湧きましたよ。書籍もグッズも、過去に発売されて在庫切れになってるものばかりだと思ってたから。
まあ、この首振り人形よりはもっと精巧なフィギュアの方がより欲しいな～なんて思ってしまうのだけどね～。でもこの人形も愛らしい、かな？
もっとどんどん発売されて欲しいな！これからも！
さて、11月5日午後、もうすぐVTVが始まるのかしら？！
この映画は（近未来の）ロンドンが舞台だけど、映画の中ではほとんど詳しい地名や建物の名前って出てこないですよね。「オールド・ベイリー」と「議事堂」、「ウェストミンスター寺院」ぐらいでしょうか？「ジョーダン・タワー」は架空の建物だし。
小説ではもうちょっと詳しく書いてあるので、それをもとにロンドンの地図とにらめっこしてみたのだ。
そして作ったのがこのロンドン地図！
やだ…アップロードするとなんか縮小されちゃうのか？字が小さくて読めないじゃないか…
＜イヴィーのアパート＞
「この部屋は地上高くにある。・・・部屋はパディントン駅から程近い、寂れた裏通りにある。」
＜ゴードン宅へ向かうイヴィー＞
「目指すはグッジ・ストリートで、今はとても遠く感じられた。」
「ブルームズベリーのゴードン・ディートリッヒの家までそう遠くはないわ。」
「もうそろそろよ。オックスフォード・ストリートの北側にあるこの裏道が、こんなに暗く、灯りも少ない状態でなければ…」
ということなので、ブルームズベリーというエリアにあるグッジ・ストリートにゴードン宅はあったのかなと思います。地図でマークしてるのは、Goodge Street という通りと駅のあたり。
パディントン駅近くの自宅を出て、イヴィーはオックスフォード・ストリートの北側の裏道を通り、東へ向かったのですねえ、その途中でフィンガーマンに襲われ、Vに助けられた、というワケですね。ふむー。ここであの自己紹介が！
＜The Old Bailey＞
フィンガーマンらをやっつけたあと、Vはイヴィーを連れてオールド・ベイリーへ向かうわけですが、小説には、
「おおまかにオックスフォード・ストリートに沿って進み、それからハイ・ホルボーンを交差したり、沿って進んだりと、かなり遠回りのルートを取ったあげく、…」となっています。地図で見ると、イヴィーが進んでいたルートを東へずっと行けばオールド・ベイリーで、その途中にHigh Holborn もあるけど、まっすぐ進んだのではなくだいぶ遠回りしたようです。（監視カメラを避けるため）
＜監視部（ジ・アイ）の司令塔＞
地図には書き込まなかったけど、小説の中では「政府の監視部」のオフィスについてチョロっと出てきました。「昔のポスト・オフィス・タワー」とのことで、原作コミックの中でも「旧郵便タワー」となっています。
実際にロンドンに、BT Towerという（British Telecom Tower, Post Office Tower とも呼ばれる）タワーがあり、1980年までロンドンで1番高いビルだったそうです。住所を調べると、どうやらゴードン宅の少し北にあるもよう。
原作では、このタワーもVによって爆破され、残業をしていたイーサリッジが死にます。イーサリッジって、ジ・イヤーのトップで映画にも登場しますよね。小説には、「監視部」に「アイ」とだけルビがふってあるんだけど、原作だとジ・アイとジ・イヤーの両方がこのBT Tower に入っていたということらしいです。
そして実は、映画でジョーダン・タワー（BTN）として映るタワーがこのBT Tower なのです。
＜フィンチのオフィス＞
New Scotland Yard だそうです。実際にこの場所がイギリスの首都警察の本部なのだそうですね。知らなかったよー。
＜閣僚会議（？）をしている場所＞
ダウニング街だそうです。聞いた事はあったけど場所はちゃんと知らなかった。「ダウニング街10番地」は、イギリスの首相が住む官邸の所在地なんですと。
＜ウェストミンスター寺院＞と＜国会議事堂＞はすぐ近くなのですね。
＜ヴィクトリア駅＞
Vとクリーディが最後に対決した場所ですよね。でも駅名は映画の中ではハッキリ出てこないのでは無かったでしたっけ？Vから始まるのですよね。
フィンチがドミニクの車から降りて地下鉄に降りるとき、小説によるとフィンチは議事堂からの距離とVから始まる駅名ということでVictoria駅に狙いをつけていたようです。そんな描写があってすぐ、「それからほどちかい場所で、フィンチの獲物は腕に美しい女性を抱き、優雅に踊っていた」とあります。あのシャドウ・ギャラリーでのラストダンスですよね。ということは、ヴィクトリア駅の近くなんかな？
＜ラークヒル＞
地図のAのポイントがラークヒル。そしてラークヒルは実在する街の名前なのですよね。原作者のアラン・ムーアが「昔ヒッチハイクでひどい目に遭った場所」だとか言ってますね。映画でフィンチがウィルソン少佐にラークヒルについて尋ねるシーンで、「ソールズベリーの北、10マイルのところ」と言っているけど、その通り、ソールズベリーの北にあるようです。
＜撮影地＞
シャドウ・ギャラリーの場所はハッキリ分からないけど、イヴィーが雨に打たれたあの屋上の外観として使われた、と思われる建物を特定したサイトがあったので勝手に紹介してみる。
http://leda1974.bravehost.com/gallery.html
あちこちデジタル処理されているけど、とのことだけど、確かにこんなドーム状の屋根があったよね。この住所を地図で確認すると、オールド・ベイリーよりも東側にあるみたいです。
他のロケ地を紹介したページも貼っておこう。
http://www.ukonscreen.com/kbffefb-V-For-Vendetta-(2006).html
- - - - - - - -- - - - - - - -- - - - - - - -- - - - - - - -- - - - - - - -
はあ。
ロンドン行きたい！行きたい行きたい！！！
11月4日の夜に議事堂を見上げてみたいわあ。
小説ではもうちょっと詳しく書いてあるので、それをもとにロンドンの地図とにらめっこしてみたのだ。
そして作ったのがこのロンドン地図！
やだ…アップロードするとなんか縮小されちゃうのか？字が小さくて読めないじゃないか…
＜イヴィーのアパート＞
「この部屋は地上高くにある。・・・部屋はパディントン駅から程近い、寂れた裏通りにある。」
＜ゴードン宅へ向かうイヴィー＞
「目指すはグッジ・ストリートで、今はとても遠く感じられた。」
「ブルームズベリーのゴードン・ディートリッヒの家までそう遠くはないわ。」
「もうそろそろよ。オックスフォード・ストリートの北側にあるこの裏道が、こんなに暗く、灯りも少ない状態でなければ…」
ということなので、ブルームズベリーというエリアにあるグッジ・ストリートにゴードン宅はあったのかなと思います。地図でマークしてるのは、Goodge Street という通りと駅のあたり。
パディントン駅近くの自宅を出て、イヴィーはオックスフォード・ストリートの北側の裏道を通り、東へ向かったのですねえ、その途中でフィンガーマンに襲われ、Vに助けられた、というワケですね。ふむー。ここであの自己紹介が！
＜The Old Bailey＞
フィンガーマンらをやっつけたあと、Vはイヴィーを連れてオールド・ベイリーへ向かうわけですが、小説には、
「おおまかにオックスフォード・ストリートに沿って進み、それからハイ・ホルボーンを交差したり、沿って進んだりと、かなり遠回りのルートを取ったあげく、…」となっています。地図で見ると、イヴィーが進んでいたルートを東へずっと行けばオールド・ベイリーで、その途中にHigh Holborn もあるけど、まっすぐ進んだのではなくだいぶ遠回りしたようです。（監視カメラを避けるため）
＜監視部（ジ・アイ）の司令塔＞
地図には書き込まなかったけど、小説の中では「政府の監視部」のオフィスについてチョロっと出てきました。「昔のポスト・オフィス・タワー」とのことで、原作コミックの中でも「旧郵便タワー」となっています。
実際にロンドンに、BT Towerという（British Telecom Tower, Post Office Tower とも呼ばれる）タワーがあり、1980年までロンドンで1番高いビルだったそうです。住所を調べると、どうやらゴードン宅の少し北にあるもよう。
原作では、このタワーもVによって爆破され、残業をしていたイーサリッジが死にます。イーサリッジって、ジ・イヤーのトップで映画にも登場しますよね。小説には、「監視部」に「アイ」とだけルビがふってあるんだけど、原作だとジ・アイとジ・イヤーの両方がこのBT Tower に入っていたということらしいです。
そして実は、映画でジョーダン・タワー（BTN）として映るタワーがこのBT Tower なのです。
＜フィンチのオフィス＞
New Scotland Yard だそうです。実際にこの場所がイギリスの首都警察の本部なのだそうですね。知らなかったよー。
＜閣僚会議（？）をしている場所＞
ダウニング街だそうです。聞いた事はあったけど場所はちゃんと知らなかった。「ダウニング街10番地」は、イギリスの首相が住む官邸の所在地なんですと。
＜ウェストミンスター寺院＞と＜国会議事堂＞はすぐ近くなのですね。
＜ヴィクトリア駅＞
Vとクリーディが最後に対決した場所ですよね。でも駅名は映画の中ではハッキリ出てこないのでは無かったでしたっけ？Vから始まるのですよね。
フィンチがドミニクの車から降りて地下鉄に降りるとき、小説によるとフィンチは議事堂からの距離とVから始まる駅名ということでVictoria駅に狙いをつけていたようです。そんな描写があってすぐ、「それからほどちかい場所で、フィンチの獲物は腕に美しい女性を抱き、優雅に踊っていた」とあります。あのシャドウ・ギャラリーでのラストダンスですよね。ということは、ヴィクトリア駅の近くなんかな？
＜ラークヒル＞
地図のAのポイントがラークヒル。そしてラークヒルは実在する街の名前なのですよね。原作者のアラン・ムーアが「昔ヒッチハイクでひどい目に遭った場所」だとか言ってますね。映画でフィンチがウィルソン少佐にラークヒルについて尋ねるシーンで、「ソールズベリーの北、10マイルのところ」と言っているけど、その通り、ソールズベリーの北にあるようです。
＜撮影地＞
シャドウ・ギャラリーの場所はハッキリ分からないけど、イヴィーが雨に打たれたあの屋上の外観として使われた、と思われる建物を特定したサイトがあったので勝手に紹介してみる。
http://leda1974.bravehost.com/gallery.html
あちこちデジタル処理されているけど、とのことだけど、確かにこんなドーム状の屋根があったよね。この住所を地図で確認すると、オールド・ベイリーよりも東側にあるみたいです。
他のロケ地を紹介したページも貼っておこう。
http://www.ukonscreen.com/kbffefb-V-For-Vendetta-(2006).html
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はあ。
ロンドン行きたい！行きたい行きたい！！！
11月4日の夜に議事堂を見上げてみたいわあ。
わーーーー
11月だ！
11月が来たぞーーーーー！！！
No"V"ember has come!
そういえばNovemberって唯一"V"が入る月かな？
11月4日の夜はDVD鑑賞できるかなあー。
「Vフォー・ヴェンデッタ」で画像検索すると出てくるこの画像。
ネットから適当にもらって来ちゃた。すいません。
わたしコレ、大好き。
この映画を観たことがない人からすると、『死神のような悪魔のような不気味な存在が美しい女性をかどわかそうとしているよう』に見えるかな？
邪悪な笑みを浮かべながら黒いマントでその身を包み、今にも魔界か地獄かに引きずり込もうとしているような…。
でも、Vとイヴィーの関係を知っている人からすると、イヴィーを包み込むVの優しさを感じんじゃないでしょうか。
帽子に隠れて見えないその目は本当に愛おしそうにイヴィーを見つめていて、口元には幸せそうな笑みがこぼれ、両腕は何事からもイヴィーを守らんとするよう。
愛おしくて愛おしくてたまらない。そんな感じがする。
見ているこっちも堪らないｗｗ
Vはいつもきれいな顔をしているけど（私にはそう見えるのです）、この写真は格別だわ！
目元は帽子のツバで見えないけどそこが逆にかっこいいし、顎の角度も絶妙なのです。革手袋のツヤ、マントのドレープ。かっこいいなあ！！
そしてこれ。
赤と黒の色彩や、イヴィーのシリアスな表情のせいもあって不気味な、危機的な印象。Vも2本のナイフをクロスさせて、ニヤリと笑うVの口元。怖い…。これだけ見てたら快楽殺人鬼みたいに見えちゃうじゃないか！まあ、外れてはいないか…w
そんでこれ。
これかっこいい！
ナイフを逆手に握った手がマントから覗き、こちらを振り返る黒装束の男。逆手にナイフを握ってるのが良いんだよね～かっこいいよーーー。
これも、これだけ見たら単なる邪悪な殺人鬼みたいに見えるかも。切り裂きジャックみたいなイメージかな、ロンドンだし。
いずれも、映画の中身を知ってたら全然印象が違って見えるよなあ。わたしにはどれも「VかっこいいよV！！」て具合にしか見えない…。
この映画って内包するテーマが多岐に渡ると思うしVも謎だらけのキャラクターだし、テロか革命か、裁きか暴力か、正義か狂気か… 一体どんな風にプロモートしていくべきか、関係者らはだいぶ考えなきゃいけなかったんじゃないかなあ。
「観てみたら、なんか思ってたのと違った。思ってたよりずっと良かった！」
そう思った人が多かったんじゃないかねー。
「よく考えろ 間違っているのはどっちだ」
このコピーも好きなのだ。
首根っこ掴まれて（もちろんあの黒革手袋の手でw）、「それが当たり前」とか「仕方ない」とか考えて疑わなかったことに、グイグイと頭を捻じ込まれる感じ。
原作も読んだこと無かったし、予備知識が何もなかったわたしの場合、観る前と後では全然テンションが違っちゃってた。「なんか変なお面を被った殺人鬼が出てくるスリラー映画」くらいのイメージだったのでね…
まさか、この「お面の人」にこんなに夢中になるなんて… 予想外だった。もちろんラッキーな想定外の出逢いだったわけで。
「なんか奇抜な映画？」
「ウシャウスキー兄弟だけがウリの映画？」
「映画ツウにしか良さが分からない映画？」
「政治とか…難しそうな映画？」
なんて思って敬遠している人がいたら、ぜひぜひあと3日間の間に観てもらいたい。
ま、今さらそんな人はいないか！
心を清くしてNovember the 5th を待ちたいと思います！
11月だ！
11月が来たぞーーーーー！！！
No"V"ember has come!
そういえばNovemberって唯一"V"が入る月かな？
11月4日の夜はDVD鑑賞できるかなあー。
「Vフォー・ヴェンデッタ」で画像検索すると出てくるこの画像。
ネットから適当にもらって来ちゃた。すいません。
わたしコレ、大好き。
この映画を観たことがない人からすると、『死神のような悪魔のような不気味な存在が美しい女性をかどわかそうとしているよう』に見えるかな？
邪悪な笑みを浮かべながら黒いマントでその身を包み、今にも魔界か地獄かに引きずり込もうとしているような…。
でも、Vとイヴィーの関係を知っている人からすると、イヴィーを包み込むVの優しさを感じんじゃないでしょうか。
帽子に隠れて見えないその目は本当に愛おしそうにイヴィーを見つめていて、口元には幸せそうな笑みがこぼれ、両腕は何事からもイヴィーを守らんとするよう。
愛おしくて愛おしくてたまらない。そんな感じがする。
見ているこっちも堪らないｗｗ
Vはいつもきれいな顔をしているけど（私にはそう見えるのです）、この写真は格別だわ！
目元は帽子のツバで見えないけどそこが逆にかっこいいし、顎の角度も絶妙なのです。革手袋のツヤ、マントのドレープ。かっこいいなあ！！
そしてこれ。
赤と黒の色彩や、イヴィーのシリアスな表情のせいもあって不気味な、危機的な印象。Vも2本のナイフをクロスさせて、ニヤリと笑うVの口元。怖い…。これだけ見てたら快楽殺人鬼みたいに見えちゃうじゃないか！まあ、外れてはいないか…w
そんでこれ。
これかっこいい！
ナイフを逆手に握った手がマントから覗き、こちらを振り返る黒装束の男。逆手にナイフを握ってるのが良いんだよね～かっこいいよーーー。
これも、これだけ見たら単なる邪悪な殺人鬼みたいに見えるかも。切り裂きジャックみたいなイメージかな、ロンドンだし。
いずれも、映画の中身を知ってたら全然印象が違って見えるよなあ。わたしにはどれも「VかっこいいよV！！」て具合にしか見えない…。
この映画って内包するテーマが多岐に渡ると思うしVも謎だらけのキャラクターだし、テロか革命か、裁きか暴力か、正義か狂気か… 一体どんな風にプロモートしていくべきか、関係者らはだいぶ考えなきゃいけなかったんじゃないかなあ。
「観てみたら、なんか思ってたのと違った。思ってたよりずっと良かった！」
そう思った人が多かったんじゃないかねー。
「よく考えろ 間違っているのはどっちだ」
このコピーも好きなのだ。
首根っこ掴まれて（もちろんあの黒革手袋の手でw）、「それが当たり前」とか「仕方ない」とか考えて疑わなかったことに、グイグイと頭を捻じ込まれる感じ。
原作も読んだこと無かったし、予備知識が何もなかったわたしの場合、観る前と後では全然テンションが違っちゃってた。「なんか変なお面を被った殺人鬼が出てくるスリラー映画」くらいのイメージだったのでね…
まさか、この「お面の人」にこんなに夢中になるなんて… 予想外だった。もちろんラッキーな想定外の出逢いだったわけで。
「なんか奇抜な映画？」
「ウシャウスキー兄弟だけがウリの映画？」
「映画ツウにしか良さが分からない映画？」
「政治とか…難しそうな映画？」
なんて思って敬遠している人がいたら、ぜひぜひあと3日間の間に観てもらいたい。
ま、今さらそんな人はいないか！
心を清くしてNovember the 5th を待ちたいと思います！