A Votary of V4V -11ページ目

A Votary of V4V

映画 V FOR VENDETTA にハマってしまった自分のための備忘録(ネタバレ)

BTN襲撃のシーンはお気に入りなのです。
一番Vが”テロリストらしく”思えるシーンではないでしょうか?

Vは脱出方法も入念に計画していて、事前にガイ・フォークスマスクとマント、それからウィッグをBTNステージ3へ送りつけていたのですよね。

マスクとウィッグによる「匿名性」というのをこういう風に使うか~、と感心しました。Vならではですよね。

重役のおじさんが最初に撃たれちゃったあと、フィンチの命令によって跪くマスクの面々。ここで倍率違いで被り気味に2度画面に映るマスクの男がVですよね?周囲を軽くキョロっとしながら体勢を下げる人物。

で、フィンチとダスコムが爆弾が仕掛けられたコントロールブースに移動してから、下っ端の警官らがスタジオに残り対応をするわけです。

「仮面以外の者を外に出せ」ということで、仮面を外した状態の人からスタジオの外に出されていたようですが、そこに2人のVが飛び出してくるわけです。片方が本物のVで、もう片方は警備員のフレッド・ソープなのですよね。

この2人のV、画面を観ているとどちらがどちらなのかよく分からなくって…でもあまり気にせずにいたのです。でも改めて考えてみた。

まず1人目がダッシュしてきて、警官にぶつかって派手に転んで床に倒れる。警官がその男に銃口を向ける。
2人目は体勢を維持したまま、スタジオの入り口に立っている。
そこで声。「撃つな!あいつだ!」
警官らはそれを聞いて、スタジオの入り口に立っている男に銃を向ける。
「床にヒザを着け!」と命じて跪かせ、マスクを剥ぐと、それはフレッド・ソープなわけです。

フレッド・ソープは口に赤いボールのような詰め物をされていて、口がきけない状態なのですよね。ということは、「撃つな!あいつだ!」と叫んだ男こそが、Vなのですよね?あの、勢い良く転んで床に倒れ込んだ男の方がVだということですよね?

すごい演技力じゃないですか?!
あの声もVのいつもの声とは思えないし。Vは声色を変えるのも上手だという設定なのでしょうかね。それに、実際には腕を縛られてはいないのにあのコケっぷりは見事ですよねー?

マスクを剥いだら出て来たのが警備員だった、そして警官らが「あ!」と思った時にはもう、Vはその身を起こして攻撃態勢に入っているわけです。"Leaping off the floor cobra-quick," とFrom Scritp To FIlm にはありますから、「コブラのような俊敏さで起き上がり、」という感じでしょうか?たしかに、床からニュッと起き上がりますもんね。『フフフ。わたしはこっちだ!』とでも言ってるような気がします。


その後の警官らとの格闘シーンも、私は大好きです。警官らを殺してしまうVの行動には首を傾げてしまうところもあるけど、このことについては製作陣もだいぶ考えたようですね、(公式サイトのスタントマンのインタビューに書いてある) Vは果たして警官らを殺すだろうか?と。恐らくは自分の意志など関係なく、指示されるままに動いているだけの警官らは、Vが革命を成し遂げた後には仲間になる存在かもしれないわけです。しかし、Vは彼らを殺す。自分の邪魔をする者には容赦しないのですね。『Vってばそういえば危険なテロリストだったんだわ』って思い出さされるシーンです。


Vは初めから、逃走の際に利用するつもりでフレッドには口に詰め物をしておいたということですよね。余計な事を口走って計画がダメにならないように。いやー。用意周到です。非常ボタンを押して自分で止めたエレベーターが、逃走する頃には機能回復しているというとこまで読めていたのでしょうか?!

しかししかし、
VはBTNに乗り込んだときは胴体に爆弾をたんまり巻いていますが、そのときナイフはどこにしまっていたのか?とか、スタジオの内側から扉を固定するときに使ったあの道具は一体どこに隠し持っていたんだ?とか思うんですけど、きっとあれですよね、マントの中に隠しとったんですよね。ベルトの腰の部分に指してたとか、かな?

Vはあの道具を壁にブッ差してセメントみたいなのを注入するとき、左手には起爆装置を握ったままなのですよね!一瞬なんですが映るのです、左手が。それに気付いたときまた萌えてしまった・・・ 片手で機械(あれ何?)をガチャッ!とやってからブッ差すわけですが、なるほど、左手はまだ使えんかったんだね。器用だな~Vは!


とまあ、こんなわけで、BTN襲撃シーンは何度観てもワクワクしてしまうのです。監視カメラを気にしながらウロウロ歩くVまでも大好きですw


V FOR VENDETTA のBlu-rayディスクを買ったのですよ。

わたしが持ってたのはDVDだったのです。しかも特典映像がついてないやつ。「VのDVDが欲しい欲しい欲しい!」と寝言のように言っていた私に家人が買って来てくれたのは通常版だったわけです。

そもそもは私、この映画が気に入ったのであって、その俳優や製作陣やメイキングには興味が無かったのです。だから通常版で構わないと思っておりました。それに画質についてもそこまで拘るワケでもないので、通常版DVD(Blu-rayでなく)で構わんわ、と思っていたのです。

けどここへ来てやっぱり買っちゃった。原作コミックやノベライズなどに手を付けて、他にも何かないか?!となると、特典映像だな、ということになるわけです。

Amazonで注文していて、今日届いたのですよ~。ああもう昨日か。早速特典映像から観たの。

映像の大部分はYoutubeに上がっていたのを観たことがあったんですけど、ちゃんと字幕付きで観られるので嬉しかったです。この内容についてはまた後日書きたいと思う。

今日はやっぱ、その映像の美しさに感動した!という話。ブルーレイはやっぱキレイなんだね!わたし今回が初めてだったのです、BD買うの。感動しました。

画質に拘りが無いと言いながらも、DVDでは画面のザラザラした感じが気になっていたのですよね。それがBlu-rayではハッキリクッキリしていてザラつきが気にならない!こんなに違うんだーと思いました。テレビは同じなのにねえ。今までは字が潰れて読めなかった劇中のPCモニタも、これで読めるようになるかな。タイムラインの解読が進みそうです。(もう気にしないと言ったくせに)

でもでも、なんとなくですが、ノッペリして見える気がするんですけどね、気のせいでしょうかね?ハッキリクッキリして見えることの代償なのでしょうか?

そしてもう一つ残念だったのが、音なのです。
Amazonのレビューでも、サウンドの調整がダメダメだと言うのを読んでいたんですが、その通りだと思いました。オールド・ベイリー爆破のシーンも、DVDの時とは違う気がしますよ。「あれ、いつの間にか終わってた」みたいな感じで全然インパクトが無いのです。全体的に音が小さい?

それにそれに、私が大好きな、BTNでVがスタジオの内側から扉を固定するシーン。壁に何か(あれ何なんだ)をぶっ指して何か(あれ何なんだ)を注入するところです。あれ、ドゥゥゥゥゥーーーーンってサブウーファーから良い音がするんですよ!なのにそれがとーっても控えめになっていてビックリしました。思わずウーファーのレベルを上げてから観直してしまいましたよ。だって毎回楽しみにしているのにあのシーン!

逆に、ジュークボックスからのBGMの音量が大き過ぎるように聴こえましたがどうでしょうか?と言っても、今日は時間が無くてブルーレイの序盤しか観れてないので、Cry Me A Riverの部分しか確認していないのですけどね。やたら音量が大きいように思うのですよ。気のせいかなあ。


わたしがDVDを何度も観まくっていたせいで、違和感を感じる度合いが強いのかもしれないけど…。ノッペリなのは気のせいかもしれないけど、サウンドはやっぱ残念だなと思った次第です。音量を上げて観ればいっか。

また今度、本編を通しでハッキリクッキリで楽しみたいと思います。





サントラを買ったのです。

V for Vendetta
Dario Marianelli

全13曲入りですよ。

まず率直な感想を言ってしまうと、少々退屈してしまいます。収録曲のほとんどがインストゥルメンタルだからねえ。もともとこの映画、ジュークボックスから流れる曲しかヴォーカル付きの曲ってないしねぇ、なので仕方ないのですが。

Vを、またはV FOR VENDETTA を感じたい!という想いが強すぎる時には物足りないのですが、余裕がある時に聴くのはイイです。

これはシャッフルせずに収録順通りに聴くのがイイですね、ストーリーを追うことができますから。

#1. Remember Remember
#2. Cry Me A River
#3. "...Governments Should Be Afraid Of Their People..."
#4. Evey's Story
#5. Lust At The Abbey
#6. The Red Diary
#7. Valerie
#8. Evey Reborn
#9. I Found A Reason
#10. England Prevails
#11. The Domino Falls
#12. Bird Gurhl
#13. KnivesAnd Bullets (And Cannons Too)

#7. Valerieあたりからが特に聞き応えがあるんじゃないでしょうかね。Evey Rebornもシーンが目に浮かぶし、The Domino Fallsもカッコいいです!

この映画に欠かせないチャイコフスキーの『1812年』は、ラスト#13に組み込まれています。

ジュークボックスから3曲が入っているのは嬉しいですね!

残念なのは、エンディング曲が一曲も入ってないことですかねえ。特にBKABは気に入っているのでぜひ入れて欲しかったなぁ。Speechless Mix でも構わないから… iTunesで買えるので、プレイリストに入れちゃおう。

しかし、こうして聴いてみると、陰気臭いですね、この映画ww でも私はその暗い、陰気臭い世界観が好きなのですけどねー。


何度も言うけど、ほんとーーーに、Vフォー・ヴェンデッタ、最高過ぎやしませんか?!

映像、音楽、ストーリー、キャラ、世界観。映像作品の5大要素だと思ってるんですけど、どれを取っても秀逸です。

ううむ。
もっと評価されて然るべきです。
このV FOR VENDETTAでは、年代設定や時系列が明確に説明されないのですよね。セリフに登場する西暦や、PCモニター上の日付を読み取ってタイムラインを解説(推測?)しているサイトもあるようです。

私も自分なりに考えてみたいと思ったのです。

まず、明確に年代について語るのはヴァレリーだけだったように思います。

<ヴァレリーの手紙>
1985年、ヴァレリー生まれる。
2015年、ヴァレリー初主演映画「ソフト・フラッツ」

この「ソルト・フラッツ」でルースと出会い、ロンドンに越してバラを育てたりしながら3年間過ごしたとのこと。それからヴァレリーはラークヒルに収容されます。


ラークヒルでの出来事については、年代は分からないけど日付はデリアの日記に明記されています。

<デリアの日記>
5月23日、実験サンプル第一弾がラークヒルに到着。映像によるとヴァレリーもその中にいるようです。
5月27日、リリマンがラークヒルを訪れる。
8月18日、サンプル第一弾の75%が死ぬ。映像によるとヴァレリーもその中に含まれている。
9月10日、5号室の男に希望を見出すデリア。
11月5日、”V”が施設を爆破。


V扮するロックウッドが語るところによると、ラークヒルの被験者の血液からウイルスが採取され、それを使ってセント・メリーや地下鉄でのウイルス汚染が仕組まれる。

<St. Mary's>
映画の終盤、水不足やアメリカでの内紛などの不安定な世界情勢を報じるニュースの中に、セント・メリーのウイルス汚染がVの仕業であると伝えるものがありますが、このときセント・メリーは14年前に起こったものとキャスターが言うのです。


<Vの最期のセリフ>
Vがその最期に、イヴィーの腕に抱かれて言います。この20年間、復讐のことだけを考えてきたと。


映画の大枠の時系列を追うのには関係ないんだけど、イヴィーについてはBTNに向かう車のなかでフィンチが、またイヴィーがVに自分の過去を話して聞かせる中で少々でてきますね。一応書き留めておこう。
<イヴィー>
St.Maryのウイルス汚染で弟が死去、そこから両親が反政府運動を開始。
両親が逮捕されたとき、イヴィーは12才。(活動を始めてから何年後に逮捕されたのかは不明)
そこから5年間、Juvenile Reclamation Projectに入れられる。


これらの事から素直に、ごく素直に考えると、
■■推測される時系列■■
1985年、ヴァレリー生まれる。
2015年、「ソルト・フラッツ」にてヴァレリーはルースと出会う。
2015年~2018年、ヴァレリーとルースの薔薇の3年間。
2018年、ヴァレリーがラークヒルに収容される(実験サンプルの第一弾)
2018年11月5日、"V"がラークヒルを爆破
2024年 セント・メリーの ウイルス汚染(2038年から14年前)
2037年11月5日、オールド・ベイリー爆破
2038年11月5日、議事堂爆破、V絶命(2018年から20年後?)

という具合になるのかしら…?


「ソルト・フラッツ」の2015年というのがこの映画の公開年なのであれば、撮影時にルースと出会ったのはそれより前(前の年とか)なのかもしれないですね。そうすると薔薇の3年間の後にラークヒルに収容された年代がちょっとズレるかも。

それに、Vが言う「20年間」というのは、Vがラークヒルを爆破してからの事なのか、逮捕されたり収容所に入れられてからのことなのかもちょっと分かりません。ヴァレリーは実験サンプル第一弾としてラークヒルに送られ、その年のうちにVがラークヒルを爆破したようですから、Vがラークヒルに来たのも同じ年のはずですよね。ラークヒルの前に別の収容所に収監されていたってことはあり得るのでしょうかね?
でも、デリアが言うように、Vには実験前の記憶が無いのであれば、やはり実験を受けて今の人格になってから20年後ということになりましょうか。


しかし、映画を執念深くチェックしていると、いろいろと矛盾のあるシーンがあるのです。それは主にフィンチとドミニクが覗き込むPCモニターか書類に書かれている日付です。


<ラークヒルの税金データ>
ラークヒルの記録を税務局から借りて来たフィンチとドミニク。フィンチが手にしている資料に、"tax Calculation for 2006-2007" とあります。そして「収容所になぜこんな大勢の医者がいるんだ?」とのセリフ。
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上記の推測からすると、ラークヒルでの人体実験が開始されたのは2018年ですから10年以上もの大きなズレが。もちろん、人体実験を開始する前にその薬を作るための研究段階があったはずですから、そのせいですかね?それにしても、人体実験を始めるまでに10年以上も研究をしていたのか…?

<リリマン>
税金データを見ていて、一番の高給取りであるリリマンに興味を覚えた2人。フィンチがリリマンの経歴データをPCで調べます。
$A Votary of V4V
それを見ると、リリマンがラークヒルにいたのは2016年4月~12月となっています。デリアによれば5月27日にリリマンはラークヒルを訪れていますが、それが2016年ということになりますよね。2016年は「ソフト・フラッツ」の翌年であり、ヴァレリーとルースは薔薇の生活を送っていた次期だと思われますから、やっぱ推測と合わない…。

<プロセロの銀行の記録>
V扮するロックウッドがフィンチとドミニクに「物語」を話して聞かせるシーン。ウイルス治療の薬が開発されたが、実はその製薬会社は政府幹部の支配下にあり、幹部は大儲けしたのだ…というところで、プロセロの銀行の記録資料が映ります。この資料の右肩にある日付が、2016年なのですよねー。
$A Votary of V4V
推測時系列とも合わないし、リリマンの経歴データ(2016年にラークヒル担当だった)とも合わない。だってSt.Maryはラークヒルと同じ年に起こったのではないはずですから。


こんな風に、細かく確認しだすと矛盾だらけでスッキリしないのです。考えれば考えるほど、製作陣は時系列についてあまり詳しく考えずに作ってたのでは?と思ってしまいます。

まあ、こういう事を考えること自体があまり意味の無いことなのかもしれません。ていうか、こういう事を気にして映画を観ると面白さが半減してしまいますね…

もう気にしない事にしました!!
Vにとっての20年間、大事なのはそれだけだな?!




V FOR VENDETTA、映画をたいそう気に入ったので、原作のgraphic novel (コミック)を読み、ノベライズを読み、From Script to Film という脚本+写真+解説本を読んだのです。

From Script to Film は日本語訳版がないので中身は全部英語。私も辞書引きながら読みました。


photo:01


黒いテーブルの上で撮ったのでサイズ感が分かりにくい…けど、まあ厚さはこんなもんです。サイズはA4くらいかな。白い部分がウォシャウスキー兄弟による脚本、後半1/3くらいの色のついた部分が撮影風景などの写真と監督による解説です。

なんせ関連書籍が限られているので、英語だろうと何だろうと買えるもんは買っちゃえ!と勢いで買いましたよ。


さて、この3つを読破してしまったので、もうこれ以上手を付けられるものが無いのでは…と、心配していた事態に陥ってしまいました。

何が悲しいって、恐らく今後、V FOR VENDTTA に関する新しい映像や書籍が世に出ることはもう無いのだろうということです。

別に続編を読みたいとか観たいとかいうわけじゃないですよ。批評とか特集記事とか、何でも良いんだけど、この映画について新しく見たり読んだりできるものが無いとだろうということが残念です。限りのある宝をただ消化していくだけで、すぐに底をついてしまう。

ただ、淋しいですねぇ。もっともっとこの世界に浸っていたいのになあ。何か他にもあるよ!というならぜひ教えていただきたいです。

なので次に、ノベライズの英語版を注文しちゃいました。いつ届くだろうか。日本語版を先に読んでるから、読むのも楽だと思うのです。頑張るぞ。


そういえば、サントラも買ったのでした、忘れてた。それについてはまた別の機会に書こうかな。