BTN襲撃のシーンはお気に入りなのです。
一番Vが”テロリストらしく”思えるシーンではないでしょうか?
Vは脱出方法も入念に計画していて、事前にガイ・フォークスマスクとマント、それからウィッグをBTNステージ3へ送りつけていたのですよね。
マスクとウィッグによる「匿名性」というのをこういう風に使うか~、と感心しました。Vならではですよね。
重役のおじさんが最初に撃たれちゃったあと、フィンチの命令によって跪くマスクの面々。ここで倍率違いで被り気味に2度画面に映るマスクの男がVですよね?周囲を軽くキョロっとしながら体勢を下げる人物。
で、フィンチとダスコムが爆弾が仕掛けられたコントロールブースに移動してから、下っ端の警官らがスタジオに残り対応をするわけです。
「仮面以外の者を外に出せ」ということで、仮面を外した状態の人からスタジオの外に出されていたようですが、そこに2人のVが飛び出してくるわけです。片方が本物のVで、もう片方は警備員のフレッド・ソープなのですよね。
この2人のV、画面を観ているとどちらがどちらなのかよく分からなくって…でもあまり気にせずにいたのです。でも改めて考えてみた。
まず1人目がダッシュしてきて、警官にぶつかって派手に転んで床に倒れる。警官がその男に銃口を向ける。
2人目は体勢を維持したまま、スタジオの入り口に立っている。
そこで声。「撃つな!あいつだ!」
警官らはそれを聞いて、スタジオの入り口に立っている男に銃を向ける。
「床にヒザを着け!」と命じて跪かせ、マスクを剥ぐと、それはフレッド・ソープなわけです。
フレッド・ソープは口に赤いボールのような詰め物をされていて、口がきけない状態なのですよね。ということは、「撃つな!あいつだ!」と叫んだ男こそが、Vなのですよね?あの、勢い良く転んで床に倒れ込んだ男の方がVだということですよね?
すごい演技力じゃないですか?!
あの声もVのいつもの声とは思えないし。Vは声色を変えるのも上手だという設定なのでしょうかね。それに、実際には腕を縛られてはいないのにあのコケっぷりは見事ですよねー?
マスクを剥いだら出て来たのが警備員だった、そして警官らが「あ!」と思った時にはもう、Vはその身を起こして攻撃態勢に入っているわけです。"Leaping off the floor cobra-quick," とFrom Scritp To FIlm にはありますから、「コブラのような俊敏さで起き上がり、」という感じでしょうか?たしかに、床からニュッと起き上がりますもんね。『フフフ。わたしはこっちだ!』とでも言ってるような気がします。
その後の警官らとの格闘シーンも、私は大好きです。警官らを殺してしまうVの行動には首を傾げてしまうところもあるけど、このことについては製作陣もだいぶ考えたようですね、(公式サイトのスタントマンのインタビューに書いてある) Vは果たして警官らを殺すだろうか?と。恐らくは自分の意志など関係なく、指示されるままに動いているだけの警官らは、Vが革命を成し遂げた後には仲間になる存在かもしれないわけです。しかし、Vは彼らを殺す。自分の邪魔をする者には容赦しないのですね。『Vってばそういえば危険なテロリストだったんだわ』って思い出さされるシーンです。
Vは初めから、逃走の際に利用するつもりでフレッドには口に詰め物をしておいたということですよね。余計な事を口走って計画がダメにならないように。いやー。用意周到です。非常ボタンを押して自分で止めたエレベーターが、逃走する頃には機能回復しているというとこまで読めていたのでしょうか?!
しかししかし、
VはBTNに乗り込んだときは胴体に爆弾をたんまり巻いていますが、そのときナイフはどこにしまっていたのか?とか、スタジオの内側から扉を固定するときに使ったあの道具は一体どこに隠し持っていたんだ?とか思うんですけど、きっとあれですよね、マントの中に隠しとったんですよね。ベルトの腰の部分に指してたとか、かな?
Vはあの道具を壁にブッ差してセメントみたいなのを注入するとき、左手には起爆装置を握ったままなのですよね!一瞬なんですが映るのです、左手が。それに気付いたときまた萌えてしまった・・・ 片手で機械(あれ何?)をガチャッ!とやってからブッ差すわけですが、なるほど、左手はまだ使えんかったんだね。器用だな~Vは!
とまあ、こんなわけで、BTN襲撃シーンは何度観てもワクワクしてしまうのです。監視カメラを気にしながらウロウロ歩くVまでも大好きですw