私たちの身体をどうとらえるか。
このとらえ方で治療方法が異なってきます。
西洋医学では、物質的に目に見える肉体を身体としてとらえます。
以前、解剖生理学の授業で、人体の構成を学びました
<人体の構成>
原子 Atom
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分子 Molecule
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細胞 Cell 「生きている」最小限
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器官 Tissue ・・・共同して共通の機能を果たす。似たような細胞の集団
↓
器官系 (系統)System
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人体 (個体) Body
分子原子は肉眼では見えないけど、顕微鏡で見えますよね。
これが目で見えるものを対象とした西洋医学のとらえ方。
一方、東洋医学やヨガ、ホメオパシーなどは、目に見えない臓腑経絡(気)やプラーナ、チャクラ・生命エネルギーの存在があります。
鍼灸などで使用するつぼや経絡はやはり目には見えませんが、広くその存在は知られています。
西洋医学を機械論的医学、後者を生気論的医学と分類できるようです。
中国の古代人は、「身体をめぐる生命エネルギー・気が病む」ことで病気になると考えました。
まさに、そのとおりだと思います。
気が病むことで病気になるのであれば、気に対応できる治療法が必要となってきます。