中一の娘が、画板ごと描きかけの風景画を持って帰ってきた。
明日までの宿題ですって。
宿題といってもね~
家の中で風景画?
実物写真もなく?
窓を開け放ち、窓ごしに見える木々をモデルにして描いていた。
しかし、どうにも進まないらしい。
少しのアドバイスのつもりが、結局私にバトンタッチ。
木々の葉の重なり・・・
光と影・・・
一枚一枚の葉の濃淡・・・
天に向かって伸びていくエネルギー・・・
透明感が重なってできる空の色・・・
みるみるうちに生命力が溢れ出した。
古代より画家は何を見て、何を感じ描いてきたんだろう。
観ることで、神の織り成す美しさに感動し、
対象物を通して神を見てきたのかもしれない。
上手く描きすぎた
先生、すみません。
仕上げは、娘にやらせます。