嬉しい・楽しい・喜びだけを手に入れることはできない

美しく幸せなあなたへ



娘は中学２年生になっても
朝起きて私のベッドに入って来たりします。


もう背も伸びたけど顔だけ見てると
小さい子供のようなので
ヨシヨシしてついでにお尻とか触ります、笑


だってムチムチしてて気持ち良いから。


そこでちょこちょこ話しもします。


少し前に私が切り出したのは

この世界は自分が設定した通りに成り立っている

これお母さん４２年掛かって分かったよ、と。


でも娘はずっと知っていたのでした。


この世界は優しい

が娘の設定した世界なので

実際色々助けてもらってみんなが優しいし
我が家でも一番動かない娘。

おいコラーと思いつつ
娘にはつい手助けしてしまうのです。


自分の設定した世界＝自分が観える世界

だからこの世界は苦しい＝今苦しい世界

だったら楽で優しい世界の方がきっと良い。

これが分かるまで４２年掛かったのに
ずっと知っていた娘はこれからも
優しい世界で生き続けて欲しい

私が妨げないようにしないとですが、、笑



怒っても何も解決しないのを知ってるから
人に対して怒らないし

よく怒る私と息子は３歳児だと思って
聞き流していたのも少し前に発覚。


いつから？と聞くと２歳から、と。


神か、笑



でも今朝話したことは知らなかったそうで
ちょっと娘より大人の母としては嬉しい。


それは全てセットなんだよ、について。

裏と表

光と影

喜びと悲しみ


嬉しい気分を手に入れる時
反対の悲しい気分を味わうことが
もれなく付いてくるということ。

必ず対（セット）になっているから。

喜びだけ手に入れることは出来ないんだよ。

でも悲しいことも辛いことも
悪いことでないし怖がらなくていいんだと。


子供たちと居て嬉しいことや楽しいことが
これまでも今も沢山あります。


でも怒ることも悲しくなることも
同じように起きます。


あまりに腹が立つのが続く時
子供が居なかったらこんな気持ちにならないのに

とも思ってしまうこともあります。

でも怒りが起きない代わりに
嬉しいや楽しいは起きることがないのです。


どちらかを手に入れる時に
対極にあるものも必ず付いてきます。

クリムトの絵画の接吻のように。

恋人同士の絶頂の頃を崖の上で描いた一枚。

でも大抵においては
嬉しい・楽しい・喜びだけを良いものとして

こっちばかりを求めてしまいがちです。


悲しい・辛い・苛立ち…等々を
良くないもの、感じたくないものとして。


でも子供が来てくれたから
色んな感情を経験できているのです。


嬉しいや楽しいの分と同じくらい

苛立ちも悲しみも不安も
モヤモヤもありとあらゆる感情の体験を
ごちゃ混ぜになるくらいに受け取っています。


だから怒ることもよくあるけど
その分お母さんは色んな感情とか経験を
君たちに味わせてもらってて嬉しいんだよ。


ただ怒り過ぎてごめんね、と付け足したら
ニコッと笑った娘の表情は神のようでした、笑



どんな時もあなたがあなただけの輝きを
取り戻すことを応援しています。


今日もありがとう。


南　智芳


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