すっかりご無沙汰になってしまいました。

 

 

2月13日の大分合同新聞でこのような記事がありましたので、少し書かせていただきます。

 

 

「女子の大学進学率30%台10県」

 


2021年の春の女子の大学進学率(四年制)は、都道府県別で最も低い鹿児島が34.6%、大分県は35.8%だったようです。

 

 

もちろん四年制大学はかなりの経済的負担、県外での進学ならなおさらです。低所得者層にはハードルが高い、所得の底上げの必要性もあります。

 

 

所得の底上げも含め、女子の大学進学率の低さを解決するために必要なことは、



ジェンダー教育を生徒さんたちに継続的に受講していただくことだと思います。



特に九州では男尊女卑、ジェンダー不平等が根強い文化があり、



父親が世帯主、父親を主人と呼び、妻や子どもたちが従うというDV家庭を当たり前とした家庭が多いです。



多くの子どもたちがジェンダー不平等な家庭を一般的な家庭と思い込み、暴力に気づかず暮らしています。



家庭では親たちが、


・女の子は近くにいてほしい

・娘には自分達の介護をしてほしい


学校では進路指導の先生たちが、


・女子は短大や文系、男子は国立や理系

・女子は子どもを産んで離職し、復職できるように手に職を持たせるため専門学校に


などという意識を持ち、子どもたち、生徒さんたちに言い聞かせていたり、



地方では、高学歴な女性たちの就職先がなく、医療や福祉に偏っているという面も、



四年制大学進学率は低くなるのは当然のことです。



私も九州に住んでいますが、高校卒業後の進路を決めるに当たって、



自分の経済的なこと、生活や、結婚しても食べていける、家族のために…そんなことを考えて進路を決めました。



若い人たち、特に女性たちは、ジェンダー不平等な社会の構造を(無意識かもしれませんが)とらえながら、



生きていくための選択をしているからこそ、現実的な選択肢をとり、



さらに女性は家庭や育児を自分が担う、いわゆる男性と対等でないからこそ、



家族のために生きるよう選択を求められる。



四年制大学の進学率の低さには、ジェンダーのしばりの押し付け、「女性だから」と無意識な価値観や押し付けが非常に関係していると思います。



大分合同新聞にもそのようにジェンダーについて触れられた記事が掲載されていました。



デートDV防止プログラムは全国で多くの方が学校などで提供していますが、



人権や暴力、被害にあったら  という点に焦点を置くプログラムが多いのですが、



そんな中で、私が提供しているアウェアのプログラムは、「ジェンダー」という点をわかりやすく解説しています。



「ジェンダー不平等な社会」がDV、いわゆる親密な関係の人に対する暴力、ジェンダーに基づく暴力の起因になっていることを、



生徒さんたちにしっかりと学んでもらうプログラムです。



私はアウェアのプログラムをこれまで生徒さんたちに受講していただきましたが、



多くの皆さんは「ジェンダー」の不平等な視点に多くの気づきを得て、



日常のちょっとした差別や価値観の押し付けに気づかされます。



四年制大学に進学し、指導的立場や管理職、決定権を持ち、国を動かす立場に、



ジェンダー平等な価値観を持つ人たち、これまでジェンダーの不平等さの生きづらさを経験してきた女性たちが多く存在しなければ、



この国は賃金格差はもちろん、DVや暴力や虐待、少子化を当たり前とした社会が続いていくことだと思います。



アウェアのデートDV防止プログラムの提供はこちらから。



デートDV防止プログラムのファシリテーターの養成講座も実施される予定です。



ジェンダー規範に縛られることなく、

誰もが自分らしく、この社会で、仕事で、家庭でキャリアを築けるように。



今日もお読みいただきありがとうございます。