こんばんは。



東北での地震、お亡くなりになった方もおられたとのこと。ご冥福をお祈りします。



早く安心できる生活に戻ることをお祈りしてます。



まだまだ余震の心配もあり、不安な時間を過ごされている方も多くいらっしゃると思います。



多くの人がここ数年の間で大きな地震を何度も経験しており、多くの方が少なからずトラウマや傷つきを抱えていると思います。



気持ちは我慢するものでもない。



感じてはいけない気持ちなどもありませんし、感情に良いも悪いもありません。



というのは、私も何度も学んできていて、デートDV防止講座のなかでもお伝えすることがあるのです。



誰かに「死にたい」と言ったら


「そんなこと思ったらいけん」

「そんなこと言ったらダメ」

「泣いたらいけない」


と説教されたり、



苦しくて涙が出てしまったら


「泣くんじゃない」


など叱られたり。



これまでそんな経験をされてきた方も多いのではないでしょうか。



そんな言葉をかけられると、自分を否定されたようで苦しくなることもあります。



苦しい、辛い、不安、こわいなどの特にマイナスな感情は我慢しなければならない、



口にしてはいけないし、



悪いことだと   無意識に感じていたり、



身に付いていたりする方もいらっしゃるのではないでしょうか。



しかし、人間は感情の生き物で、感情は身を守るために機能している、



特に人権教育の視点からは、いじめや差別をしないためには相手を思いやる、尊重することが必要で、



尊重すること、思いやることができるようになるには、



まずは自分の感情に気づくこと、自分の感情、気持ちを大切にすることが必要です。



特に「死にたい」という言葉は、「死にたいくらい辛い」ということであって、



行動にうつすことは絶対にしてほしくないのですが、



それくらい苦しい、辛いと感じることは悪いことではありません。



この生きづらい世の中、ここから逃げたくなるくらいに「苦しい」「不安」「辛い」と感じてしまうことは当たり前によくあることだと私は思います。



そして、そう感じていることに自分自身で気づくこと、



今自分はこんなに苦しいんだなと受け止めることは、



自分を守ることに繋がります。



ちなみに自死を選ばれる方は、そういったマイナスな感情を口にできなかったり、



言葉にすると責められる環境であったり、



言ってはいけない、感じてはいけないと思っていたり、



そのような自分自身の感情ですら否定しなければならない



そんな環境や考えが、



さらに自分を苦しめてしまうことも原因の一つだと思います。



確かに言われた側、つまりマイナスな感情を聞く側は、どうしてもそのような言葉に直面すると、



心配になったり、不安になったり、



自分も同じように辛くなったり、



どうしていいかわからず、助けたいと思ったり、



受け止める側の余裕の無さや対応の仕方がわからないために、



「そんなこと思ったらいけん」

「そんなこと言ったらダメ」

「泣いたらいけない」



など怒ったり、説教したり、責めたりしてしまうことが多々あるのではないかと思います。



特にDV被害者は、パートナーから自分の感情を無視されたり、



そもそも存在を無視されたり、軽く扱われたり、



人格否定をされたり、責められることの繰り返しで、



自分の感情に蓋をしなければならないことの方が多いと思います。



それを続けていると、体調不良として身体に表れ、



メンタルヘルス不調にも繋がることも多いのです。



その閉めた蓋が少し開いたときに、



感情がたまっている分、爆発してしまうこともあります。



マイナスな感情は誰かに話してもいい。



聴く側は、とにかく話を聴いて、否定もせず、責めもせず、アドバイスもせず、



「そう感じるんだね」「それくらい辛いんだね」



と、「受け止める」言葉を返すだけでいい。



そして「話してくれてありがとう」「あなたは大切な人だよ」と伝えてほしいと思います。



そして、自分が死にたいくらい辛いという感情を抱いても、他人に話せなくても悪くない。



そのときは自分自身で自分の気持ちを受け止めてあげてほしい、



そう感じているんだなとご自身を大切にしてほしいと思います。



もし、周囲の誰かに話すことをためらうようであれば、専門のダイヤルもあるので利用されてはいかがでしょうか。


 



少しでも皆さんの不安や苦しみ、辛さが和らぎますように。



今日もお読みいただきありがとうございます。