DVは男性優位の社会構造から発生するジェンダーに基づく暴力です。


加害者は「男らしさ」や「世帯主」「主人」「経済力」「体力」「男性という社会的な特権」など権力や力を利用し、相手に言うことをきかせるために暴力をふるいます。


男女平等でない日本社会がその価値観を多くの男性たちに刷り込み、女性の3~4人に一人が結婚すると暴力の被害にあっています。


よってそれだけ配偶者に暴力をふるってもいいという価値観を持っている人がいるということです。


日頃メディアや新聞などで目にする、夫婦間や恋人間での暴力・殺人、高齢者虐待、児童虐待などの多くの事件は、DVやデートDVだから起きているにも関わらず、新聞やテレビではDVという言葉で表現されていません。


DVについての認知や、適切な防止対策、支援が不足しているので、様々な事件が起きています。


数年前に起きた、目黒や野田の児童虐待死事件では、母親に対して強度の精神的DVがあったにもかかわらず、身体的DVが軽度だったため、母親達はDV被害者として保護されず、家族間暴力のリスクが軽視されました。


そのため、母子で避難するための必要な助言も受けられず、子ども達の命が奪われる結果となってしまいました。


あの事件のあとに「なぜ母親は逃げなかったのか」という批判が多く見られましたが、それこそ精神的DVを受けていたからであり、「母親を保護する制度(危険な暴力の兆候を見抜き、被害者親子の避難を助け、安全を確保し、自立を支える制度)がなかったから」です。


DV加害者は被害者を孤立させ、「お前が悪い」というメッセージを含んだモラハラなど精神的暴力を使いながら、巧みに相手をコントロールします。逃げられないようにするためです。


あなたやあなたの大切な人がDVの精神的暴力にあっても、今のままでは救済できません。


デートDV防止教育というDVの予防教育と、制度や支援の充実はどちらも必要です。


どうか、DV防止法改正の実現のために、皆様の力をお貸しください。


ぜひキャンペーンに賛同をお願いします。