自立とは何か 〜自立と孤立〜 | 不登校に悩む親御さんへ 家庭教師の大丈夫!@新潟のブログです。

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ご覧頂きありがとうございます。不登校に悩まれる親御さんが心の穏やかさを取り戻し、子どもたちが笑顔を取り戻してくれること、それが私の喜びです。不登校に悩まれる親御さんのお役に立てるよう、情報発信して参ります。

教育(私は大人の意図するものを押し付けるというニュアンスを感じるため、あまりこの言葉が好きではありませんが、ここでは便宜上使うこととします。)や子育ての目的とは何でしょうか?

私の考えるその目的は、子どもを自立させることです。

私以外にもそのように考える方は多いのではないでしょうか?

良く用いられるこの「自立」という言葉ですが、それは具体的にどのような状態をいうのでしょうか?

お子さんを自立させようと、身の回りのことを自分でやらせる、学校の勉強も部活動も一生懸命頑張らせる、

そういう接し方をする親御さんも多いのではないでしょか。

親からの要求に応えようと、子どもは、身の回りのことも、学校の勉強も、部活も一生懸命にこなす。

周りから見れば、本当に非の打ちどころのない「いい子」です。

だけど、そういう「いい子」が、心の中に不安を抱え、寂しさを抱え、ある日心がポキッと折れて動けなくなる。

私はそのような事例がとても多いように感じています。

ここで用いられている自立の意味を言葉にすると、「自分のことは自分で何でもできるようになること」だと思います。

だけど、「自分のことは自分で何でもできるようになること」を目指した結果、

心が折れて動けなくなって、周囲と関係性を持てず、自分の殻に閉じこもってしまったのなら、

それは自立ではなく孤立というのではないかと思います。

「自分のことは自分で何でもできるようになること」が自立ではなく孤立であるとしたら、

自立とはいったい何なのでしょう?

続きます。