篤です。

 

企業理念のブログにようこそお越しくださいました。

ありがとうございます。

 

企業理念から応援したい会社を見つけたり、

世の中を支える会社をご紹介したりしています。

 

今日は大昭和加工紙業をご紹介します。

 

日刊工業新聞に

「木からクルマ!…“セルロースの先駆者”、

 静岡に集結したすごい技術」という記事があり、

大昭和加工紙業を知りました。

 

ふじのくにセルロース循環経済国際展示会で

プラスチックの代替素材として

セルロースナノファイバー入りの接着剤で

貼り合わせて強度を高めた紙製品を展示しました。

 

大昭和加工紙業は静岡県富士市にある、

紙類の加工および紙器の製造販売をしている会社です。

 

創業は1971年、今年で53年になります。

 

大昭和製紙(現・日本製紙)において、

日本初のラミネーター操業を開始しました。

 

1971年にはサイトウ紙器を設立、

1974年に大昭和加工紙を設立、

大昭和製紙の加工課業務を譲受され、

サイトウ紙器と大昭和加工紙を合併して

1977年に大昭和加工紙業になっています。

 

似ている名前が出て来るので

ややこしく感じますが、

なるべくして辿り着いています。

 

本社のある今泉工場の他、

比奈にも工場があります。

 

社員数は103名です。

 

自社を

「紙加工と紙素材製造のスペシャリスト」

と位置付けています。

 

動画がネット上にありました。

 

オンデマンド印刷の特色を活かしたパッケージや、

色やデザインが変わる剥がせてエコな紙袋

「カラー脱皮袋」

「世界一高額なティッシュ 

 十二単ティッシュ 開発ストーリー」

などがありました。

 

「十二単ティッシュ」は

日本の伝統色から12色を用いたティッシュです。

 

一箱ごとに色が違うのではなくて、

一箱に12色が重ねられたもので

「「世界一高額なティッシュ」も

自称ではなく認定されたものです。

 

開発ストーリーには

単に色付けするだけでない苦労や、

他社では出せない色であることなどが

語られていました。

 

<企業理念(推定)>

優れた素材である「紙」を加工して、

環境問題を解決する 

 

「紙」の特性には、

軽いこと、美しい印刷ができること、

折り曲げや切り離しが容易なこと、

貼り合わせて強度・耐性を発揮すること、

衛生的なこと、

そしてリサイクルできることが挙げられています。

 

包装資材まるごとおまかせ、

デザイン力と形状設計力、

オリジナルの紙機能から新素材の開発まで担えること、

脱ポリ紙化として「紙と共存するミライ」を揚げ、

強みとしています。

 

発想の拡がりを感じる会社です。

 

最後まで読んでくださいまして、

ありがとうございました。

「十二単ティッシュ」はプレゼントだけでなく、

賞品としても面白いと思いました。

採用の頁には「ベンチャースピリッツ」とあり、

常に新しいことにチャレンジし、

世の中がアッと驚くような製品開発や

サービス展開をおこなってきた、

とありました。

見ているだけで楽しくなりました。