朝8時に電話が鳴って起きました。
たぶん電話がなかったらずっと昼頃まで寝ていたにちがいない。
あぶないあぶない…。
なんとか起きだしてシャワーを浴び、ホテルで朝食。
これもなかなかいけました。
んで、チェックアウト後最初に向かったのは京都市美術館です。
「コレクション展 京都の画塾細見」やってます。
大好きな上村松園や竹内栖鳳やらがいーっぱい♪
やっぱ日本画っていいわ~。
特に京都画壇の美人画が最高っ!
美術館そのものも古くてかっこいい。
2階でやってた院展は観なかったけど、
京都市美術館はこれから贔屓にしてあげよう。
それから昨日に引き続いて懲りもせずにお茶関係の展示へ。
裏千家茶道資料館。
ここは入場券に呈茶もついてくるのがとってもお得。
今は「姫路藩主 酒井宗雅の茶と交遊」ってのをやってます。
酒井宗雅って人は37歳で死んでるんですけど、
いろんな才能にあふれていた人らしく、
絵やら書やらも達者です。
琳派の酒井抱一は実弟。
タイミングよく呈茶の席で立礼のお点前を見ることができました。
やっぱり石州流とはいろいろ違う、おもひろい。
お昼も過ぎる時刻になったので、
京都に来た時のお昼に贔屓にしていた祇園花見小路近くのOKUへ。
ここでは以前はコスパのいいお昼のおばんざいが戴けたのに、
今回行ってみるとお店のコンセプトが「和バル」に変わってしまっていて
どっちかっつーと夜お酒を飲む店になってしまっていた。
とても残念だけどたぶんさようなら…
これがOKUのある花見小路の一本東側の筋です。
一度ゆっくり飲みにきてみたいもんだ。
それから向かったのは今回どうしても観たかった展示のひとつ、
清水三年坂美術館でやっている「京薩摩」展です。
ホームページ見て戴いたら少し分かると思いますけど、
もう「無茶苦茶」。
この場合の無茶苦茶はぼくなりの最高の褒め言葉です。
ここまでやるか~、の連発です。
1階の常設展の金工・漆芸・七宝とかだけでもとにかく凄い。
人間技とは思えん。
それに輪をかけて京薩摩なんて
細かすぎて老眼の入ってきた眼には絵が見えない(笑)。
堪能いたしました♪
してから隣の松栄堂さんを冷やかしに行くと
若くてきれいな店員さんがとても丁寧にお香のことを教えて下さる。
冊子とかもいろいろくださる。
これはこれで堪能いたしました(笑)。
さあ、もう2日間でお腹いっぱいになったので
帰り途に昨日一緒に飲んだ友人のKさんのギャラリーへ。
今度、李朝家具展をされる準備中にお邪魔しました。
半開(パンダジ)とか棚とか、いいわ~、ほしいわ~…
ほんとに李朝家具ってどんな空間にもマッチするんですよねぇ。
んで、そこにちょこっとだけ器を置いたりするとすんごく映える。
またいつかなんとかして手に入れたいと思ったのでした。
そして夕闇迫る頃お店に戻った僕は
2日間遊んだつけで夜中まで残業するはめになったのでした(涙)。
しかし
やめられまへん(笑)