今日午後、隙をついて伊賀まで行ってきました。
ギャラリーやまほんさんが主催する建築家中村好文さんのトークイベントです。
「家具に魅せられて」と題されたお話は、つかみの小咄から始まり(笑)、
好文さんの半生のお仕事をたっぷり振り返る興味深い内容でした。
吉村順三さんの事務所での修業時代や、
イタリアで活躍する椅子デザイナー(名前ど忘れ)に入門しようとしたり、
物静かな雰囲気とはちがってすごく活動的なお話。
最後の質問では「仕事と生活の区別がない」といった意味のお答えがあり、
はやり斯界で一流となる人は仕事=趣味の人が多いと納得しました。
講演が終わった後に著書にサインももらっちゃった♪
その後、主催者のギャラリーやまほんへ。
こんなにたくさんの人で溢れるギャラリーを初めて見ました(笑)。
中村さんの代表作のひとつ「うさぎの椅子」や、
李朝家具のパンダジから着想した箪笥など、
欲しいものがいっぱい。
さらに塗師の赤木明登さんと共同したお椀なども展示販売。
面取りが効いたとーってもかっこいいお椀なんですが、
7万円を超えるお椀でうどんを食べるのもなぁ…
ちょうどそこに赤木さんもいらっしゃったので、
先日芸術新潮の記事を読んでよく分からなかった
木の「横木取り」と「縦木取り」の違いについて質問したら
ものすご~く丁寧にお教えくださいました。
いい人だわ~♪
伊賀はちょっと遠いけど聴きに行って良かった。
とても勉強になった1日でした。