9月24日(土)、25日(日)と二日続けて東大阪の枚岡神社に行きました。
生駒市からは生駒山を越えて大阪に入ったすぐのところにあります。
けれどこれまで行ったことはありませんでした。
なのに二日連続で行くことに(笑)。
近鉄枚岡駅を降りたらすぐに参道。
なんでも明治時代には官幣大社のひとつだった由緒ある神社です。
24日の目的は「枚岡薪能」。
20回を数える行事で、能は京都の大江能楽堂一同が担当されます。
能の撮影は禁止なので、始まる前に能舞台を撮りました。
ちゃんとした舞台です。篝火も焚かれました。
狂言の「梟(ふくろう)」に続いて演じられたのは「船弁慶」です。
落ちのびていく源義経との別れを命じられた静御前が
別れを惜しんで舞う前場と
船に乗って逃げてゆく義経に襲いかかる平知盛の亡霊との戦いの
後場というドラマチックで海外でも人気のある演目だそうです。
前シテの静御前を七世大江又三郎当主、
後シテの平知盛を子息の大江信行、
子方の源義経を孫の大江美乃が演じるという三代揃い踏みの舞台です。
静御前と義経という恋人同士をおじいちゃんと孫で演るんだからすごい。
義経がかわいかった~♪
知盛が勇壮だった~。
御前の舞はちょっと眠かった~(笑)。
でもこんなちゃんとした能を無料(タダ)で見れるなんて… ありえん。
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そして日が替わって25日は枚岡感謝奉納祭です。
朝から居合術演武、和太鼓、琉球舞踊、女神の歌声、などがありましたが、
残念ながら仕事を終えて夕方から観に行きました。
ぼくが観たのは、たまゆら神事謡舞、ベリーダンス、平國創生神楽です。
たまゆら神事謡舞。
さすがにちょっと神懸ってるって感じ(悪い意味じゃなく)。
んで、ベリーダンスはやはり官能的です。
これまた神への奉納としてぴったりだと思いました。
そいから最後は創生神楽という新作神楽です。
ぼくはよく知らなかったのですが、表博耀(おもてひろあき)さんという
新進気鋭のプロデューサー(兼演者)の迫力ある舞台でした。
個人的には特に琵琶唄いが良かったなぁ。
どこで習うんだろ、琵琶って。
これらのプロ集団の演目が全て無料(タダ)で観られる。
行く前はタダってことで勝手に学芸会レベルを想像していたのを
見事に裏切られてとっても嬉しくてとってもラッキー♪
来年も絶対観にこよう、と心に決めました。
最後の写真は近鉄電車からパチリ。
ちょうど枚岡から石切あたりまでの大阪の夜景がとてもきれいなんです。
けいはんな公園の観月の夕べといい、最近タダのイベントに当たりが多い!
次は生駒高山竹あかりの夕べを狙っております。