今年は2回もお月見イベントに参加しました。
まずは中秋の名月前日の日曜日
けいはんな記念公園であった「観月の夕べ」です。
いつもの自転車練習コースにあるんですけど行ったのは初めて。
関西文化学術研究都市(略称:けいはんな学研都市)っていう
バブルの頃鳴り物入りで開発された地域にあります。
国立国会図書館関西館とか、
税金無駄遣いで閉鎖になった「わたしの仕事館」とかがあり、
企業の研究所などもあるけど、なんだか空き地の多いところ。
見事にバブルがはじけた名残ですね。
けいはんな記念公園も平安遷都1200年記念事業として
1995年に開園したとあってちょっとバブルの匂いがします(笑)。
水景園っていう大きな池には高さ10mもある観月橋がかかり、
観月橋から見下ろせば池の真ん中には舞台が。
なんかバブルを揶揄するような書き方になってしまいましたが、
とーってもきれいな公園です。
功罪相半ばするっていうより罪のほうが多かったバブルですが、
ぼくはちょっとバブルが好きだったりします(笑)。
そんな公園のギャラリーで「月のアート展」を観たり、
月の天体観測したり、
マーケットでお買い物したり、
とても楽しい時を過ごせました。
クライマックスはBATI-HOLICによる和太鼓パフォーマンス。
暗くて写真がうまく撮れていませんが、
いやー、太鼓っていいですね~。
体の奥の方の官能を揺さぶられるような気がします。
ってな具合に観月を堪能した翌日は、12日(月)中秋の名月。
お茶の秋のメインイベントのひとつ「観月会」です。
月にちなんだ綺麗な道具を使って、
もちろんお月見のお供えもばっちり。
詳しくは慈光院のホームページの左メニュー「年間行事」をポチ。
昨年はお点前メンバーだったのですが、
着物初心者のぼくは袷(冬もの)の着物しかもっておらず、
着物の色が変わるほど汗ぐっしょりになってしまいました。
なので、夏物を準備して臨んだ今年の観月会。
役目は陰点てしたお茶をお客様に運ぶ「お運び」だったのですが、
やっぱり汗ぐっしょり…。
あきまへん。
普段エアコンの効いた部屋で、Tシャツ1枚で過ごしている人が、
なんぼ夏物とはいえ着物着た瞬間から汗だく。
さらに立ったり正座したり膝でにじり歩いたりしたらもう…。
というような個人的な苦しみはおいておくとして
とてもきれいなお月さまが見えて最高のお月見でした。
しかしなんでお月見ってこんなに暑い時にするんだろ?
昔はもっと涼しかったのかしらん?