7月24日(日)、地元生駒市の広報に載っていたイベントに申し込み、
抽選に当たったので出かけてきました、生駒高山竹林園。
お話によると定員を少し超える申し込みがあったようで、
参加できてなによりです。
ご存じの方も多いと思いますが、生駒は茶筅(ちゃせん)の名産地です。
シェアは全国90%以上というからほぼ独占。
なもんで、市立の竹林園という施設があります。
りっぱなお庭や茶室もありました。
そいで今回作らせてもらえるのは茶筅ではなく茶杓。
ま、普通に考えて茶筅はちょっと素人には作れませんもんね。
ちょっと早目に着いたので、先生に一番近いいい席を押さえて、
それからお抹茶をいただきました。
展示室には茶道各流派の茶筅がたくさん並んでいるんですが、
なんだか区別がよく分かりません (>_<)
最初から先っちょを曲げてある巾2cmほどの竹をいただき、
先生から削り方のレクチャーを受けます。
それからは実際に削りながら、質問したり、適宜教えて戴いたり。
できました!
2時間で2本。頑張って削っちゃいました。
ひとつはしみ竹といってちょっと模様のある竹。
もうひとつは蟻腰が作りたくて先生が選んでくれた竹です。
ちなみに蟻腰ってのはこんな感じの仕上げです。
昔から茶杓は「茶人の刀」といわれて、
名だたる茶人たちの茶杓がたーくさん伝来しています。
中には利休が削ったもの、ん百万円。
小堀遠州の削ったもの、ん百万円。
とかってのもあるわけですが、
そういうのはおいておいて、
自分で削り出した茶杓ってのはなんだかいいもんです。
さっそく今度のお稽古の時に使ってみよう。
この前京都に出かけた時に購入した
お気に入りの出し袱紗と一緒にデビューさせてあげよう。
ふふ。