リラックスブログ

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リラックスリビングのショップ内外で起こる事を、気ままにのほほ~んと綴るブログです。


実店舗は11~18時営業
(火・水曜日 定休)


●メディアに掲載頂きました。

リラックスリビングの店内の雰囲気をお楽しみください。

2015年8月27日放送 奈良テレビ『ゆうドキッ!』

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実は私、群発頭痛持ちです。

ずーっと以前のHPで告白(んなたいそうな・笑)したことがあるので

ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

(そもそも群発頭痛って何?って人が多数かと思いますが、

ネット検索するといっぱい出てくるようになりましたのでググってみてください。

簡単に言うと数年周期で現れ、発作期間は1~2か月、期間中は毎日1回、

1~2時間ほど片側の目の奥が激痛、その時間以外はまったく平気、

という変な頭痛です。)

 

今日あらためてブログにアップしようと思ったのは、

発症以来苦しんできた群発頭痛が最近の薬の進歩で

まったく苦にならなくなったのを同じ病をお持ちの方に

少しでも知っていただけたらと思ったからです。

 

たしか20代の後半頃に発病したと記憶しています。

夜出ることが多いのですが、あまりの痛さにただのたうちまわり、

痛みがひくと眠りに落ちるという繰り返し。

どんな頭痛薬を飲んでも効きません。

脳外科にも行ってCT撮ってもらったりもしましたが、

当時はまだあまり知られていなかったのか、

群発頭痛という診断さえされませんでした。

で、苦しんでいるうちに発作期間が終わり自然に痛みが出なくなりました。

たまたま歯の治療をしている時期と重なったので、

これは歯痛から来る痛みなのかもしれない、と勝手に納得。

 

それからも2~3年に一度の割合で発作を起こし、

期間中は地獄の苦しみだったのですが、

店を始めてからのたしか2002年頃、

だいぶインターネットも進歩していろんな検索ができるようになり、

発作が出た時にいろいろ調べてみたところ、

初めて自分の症状が群発頭痛であることが分かりました(自己診断)。

さらに酸素吸入やスマトリプタンの皮下注射が痛みを和らげることを

知りましたが、発作期間中毎日救急車を呼ぶわけにもいかず…。

ただ、鼻づまりなどに効くベンザ鼻炎スプレーに含まれるリドカインという

麻酔薬が「効く場合がある」という情報を得ました。

さっそく試してみると、たしかに「死ぬほど痛い」のが

「死にそうなくらい痛い」程度にはましになる(笑)。

それから数度の発作はこのスプレーでなんとか我慢してしのぎました。

 

そして2009年の発作の時に、

もうそろそろ効く薬とかが出てないかなと調べると、

スマトリプタン(商標イミグラン)の皮下注射キットが認可されたらしい。

(ぼくには錠剤や点鼻薬は効きませんでした。)

幸運にもすぐ近くの医院で処方してもらえることが分かり、

藁にもすがる思いでもらいにいきました。

そして激痛が来たときに注射…

あの死ぬほどの痛みがすーっとひいていったときの感動は

なにものにも代えられないものがありました。

もう一生あの痛みとはおさらばできる。

ただやっぱり自分で注射するってちょっと怖いんですよね。

写真左のペン状のものを太ももに当ててスプリングでカチ

で済むんですけど…。

でもあの痛みが治まるくらいなら全然平気。

 

というので2009年発作を乗り切り、

次に来たのが2012年。

注射さえあれば怖くない、とまた医院に行くと…

本来は片頭痛の薬だけど群発頭痛にも効果がある人がいる、

と処方していだいたのがアマージ(ナラトリプタン)。

なんとこの薬は飲んでおけば頭痛が出ない!

いや~長生きはするもんだ(笑)。

もう注射もいらない。ただ飲むだけ。

これで完全に群発頭痛は克服?できました。

 

で、歳をとると発作もでなくなるとあったので、

4年も出ていないので終わったのかと思っていたら、

今年久しぶりに発作がやってきたのです。

それ薬をもらいに行け、とばかりに医院にいくと…

今度は予防薬として新しい薬が出ているとおっしゃる。

こちらは朝夕2回は飲まないといけない。

アマージは1日1回でよいので、アマージでいいんですが…、

と伝えると「薬価が10分の1くらいですけどどうします?」

とおっしゃるのでワソランに即決(笑)。

いずれにしても今回の発作はまめに薬を飲んでいるだけで

いや~な前兆(群発頭痛持ちにしか分からない)もなく、

すっきり発作期間を乗り切ることができました。

唯一困ったのは発作が終わったかどうかわからなくて

いつ服薬をやめるのかが分かりにくいこと。

 

昔は「とてもつらいややこしい病気を持っててね…」

などと病気自慢ができたのですが、

それができなくなったことだけがちょっと残念です(笑)。

 

 

リラックスリビングは13日、14日も営業しています。

15日(月)~17日(水) 夏季休業。

そしていきなりですが、「閉店セール」です!

店内商品すべて大セール価格で在庫放出いたします。

お近くの方はぜひご来店くださいませ。



昨年開催して大好評を得た「楽木堂展」を本年も開催いたします。

木工作家 伊丹翠さんによる作品展です。


漆塗りのカラフルな湯のみや


まるでマカロンのような小物入れ


使いやすいお椀


木製カトラリーなど


お茶道具も並びます。


毎日、木工のワークショップも開催します。


作るのはこれ。涼しい音を響かせる「コロコロ」です。


すでに展示も終えましたので、会期中に限らず本日から20日月曜日までお求めいただけます。

皆様のお越しをお待ちいたしております。













気づいたら前の更新から4カ月以上経っていた。

最近はブログよりFacebookのほうが手軽なもんで…。

言い訳はさておき昨日はお茶の先生方とともに木津川市を訪問しました。

お目当ては乾漆で有名な芸術家の水島石根さんのアトリエ訪問と八木邸訪問です。

まずは軽くランチをとネットで探したアイハウス鹿背山さんへ。

ちょうどこの日は2階でイベントがあったそうで、到着した時にはいっぱいでしたが、

駐車場もお店の中も広々。

使っている椅子もパーソナルソファでゆったりくつろげます。

お勧めの鹿背山ランチは美味しゅうございました。



ご案内いただいける方と待ち合わせて鹿背山にある水島先生のアトリエへ。

築50年とのことでしたがモダンな建物と庭には親子3代(弘一、石根、太郎)の作品が一杯。



お茶をごちそうになった後、この秋にベトナムのお寺に奉納される十一面観音を拝見する。

ご自身でおっしゃっておられましたが観音様の体形が作家さんそっくり(笑)。

お弟子さんでもあり先日東大寺別当になられた狭川普文さんらと数十人で訪越されるそう。

今なら触ってもいいということなので触らせてもらいました。ありがたや。


庭にある大きな観音菩薩様は水島弘一さんの作品。

アトリエや作陶場、漆の作業場を見学させていただいた後は八木邸へ。

邸を管理していらっしゃる西嶋氏にお出迎えいただく。


こちらの離れで八木邸の沿革などについてご教授いただきつつ、

八木邸でお世話になる方々に先生がお持ちになった茶箱でお抹茶をふるまう。



調度品もいちいち凄い。

そしてこちらが八木邸の名物(?)の蔵。

堺の回船問屋で財をなし、時の大和郡山藩主から賜った水利権などで築いたお屋敷です。

こんな大きな蔵がいくつもある。


なかには昔の民具が残されている屋根裏もあり興味津津です。


そしてこれが海外の著名ジャズミュージシャンがの垂涎のピアノ130年前のKNABE。
なんでも普通なら呼ぶのに数千万円もかかるようなミュージシャンが

ギャラはいらないから弾かせて、と次々にやってくるらしい。


最後にご案内いただいたタコさん(西嶋さんがそう呼んでいた)の迫力ある演奏を堪能。



いつものことですが先生とご一緒すると先方のおもてなしがすごく、

ご一緒させていただいているこちらも普段では経験できないことがいろいろと経験できます。

素晴らしい方を先生にもてて本当に幸せです。



唐津の中里隆氏に師事し、種子島に窯を開かれた野口さん。

その作品を初めて拝見した時、ジョルジョ・モランディの静物画のようだと思いました。

作品の持つ、それほど静かで存在感のある佇まいは

日々の暮らしの用の器としてだけではなく、

まるでオブジェのように持つ人の心を満たしてくれるでしょう。





美濃で活躍される若手陶芸家 村上雄一さんの陶展を開催いたします。

会期は1月16日(土)~24日(日)。

(20日(水)は休廊です)


普段に使いやすいように考え抜かれた形。

そして清々しい焼きあがり。

グッドデザインを追求するリラックスリビングにぴったりの器たちです。

ぜひご覧くださいませ。

初日16日(土)は作家さんが在廊しています。

ご来廊をお待ちいたしております。




12月9日(水)、奈良国立博物館にある大和三茶室の一つといわれる八窓庵を借りて

気の置けない友人たちと忘年会を兼ねたお茶事をしました。

もともと友人のKさんと「そろそろ忘年会考えようよ」と話していたところ、

Iさんが八窓庵の特別拝観に行かれ、「いつか使ってみたいですよね~」という話とリンクして

「じゃあ八窓庵で忘年茶事をしよう」と言い出してしまったのでした。

さあ、それからがたいへん。

下見と借用申請はまあさらっとすんだのですが、

こういうちゃんとしたお茶室には珍しく炉で炭を使える。

逆に言うと電熱は使えない。

さらにお道具の貸出はない。

となると炉に入れる灰から炭から火をおこすコンロから大量の道具を持ちこまねばならない。

少しずつ準備して前日にワゴン車いっぱいの道具を持ちこみました。

そして掃除掃除掃除…。

武士道と云ふは死ぬことと見つけたり、ではなくて

茶道と云ふは掃除することと見つけたり、です。

まあそんなこんなの準備も楽しみつつ、当日を迎えました。

寄り付き待合で香煎をお出しした後は腰掛待合でお待ちいただく。


腰掛待合から橋を渡ってお茶室に入っていただきます。


席入りしていただいた後は最初にぼくが炭点前。

炉縁は犬山城古材、火箸は氷室神社瓦釘、炭斗はお手製の瓢炭斗です。


近くの仕出し屋さんからとった松花堂弁当でみんなで楽しく会食し、

中立ちして一度お庭で待った後、後座のお茶が始まります。

お軸は下保昭作「霊峰立山」、花入れは鍍金両口銚子です。


濃茶のお点前は裏千家のIさんが担当しました。

ぼくの石州流とはずいぶんと違うのでいろいろ質問したりして・・・。


薄茶はぼくの弟子のNさん。

やはり普段のお稽古とは違ってずいぶん緊張していたみたい…。


すべてを終えてみんなで記念撮影しました。


準備から何からかなりたいへんだったけど、笑いの絶えない楽しい茶事になりました。

明るいうちに撤収して、夜はビストロへいぞうさんで本格的忘年会。

楽しい集まりはほぼ丸一日続いたのでした…。


P.S.

道具をいっぱい詰め込んだ車を駐車場に預けて忘年会をした後、

生駒の駅からタクシーに乗ったところで家の鍵を車に忘れていたことに気づく。

警備会社に電話すればよかったのに思いつかず、

とってかえして新大宮のホテルに宿泊するはめになったぼくでした (>_<)





今年も行ってきました「正倉院展」。

おそらく奈良が一番にぎわう季節です。

今年は図録の表紙にもなっている「紫檀木画槽琵琶(したんもくがそうのびわ)」が目玉の一つ。

裏側(槽)が紫檀製でそこに木画を施した琵琶ってことですね。

全面に拡大されたところをみるとルイ・ヴィトンのモノグラムのよう…。

当然のことながらこの出陳品の廻りは人だかりでした。


比較的空いているオータムレイトチケット入場(この日は16:30)の直前を狙い、

並ばずに入ることはできたのですが、やはり中は人でいっぱいでした。

自分も行っていて言うのもなんですが「なんでこんなに集まる?」って感じです(笑)。

しかしいつも思うのは「ようこんなけの宝物が1300年近くも残っていたことだな…」ということと、

「これは今の技術でも作るのはかなり難しいだろうな…」ということ。

そこで今回出陳されている「紅牙撥鏤尺(こうげばちるのしゃく)」を忠実に復刻された

守田蔵さんの撥鏤展も近くのギャラリー五風舎でやっているので観てきました。

これも必見!すごい!

どちらも9日(月)までなのでまだの人は急げ~!

って、興味ない人にはな~んも関係ないと思うけど…(笑)。


世間がハロウィンで盛り上がっている中ちょっと気が早いかもしれませんが、

クリスマスを意識しておもにイッタラの赤い食器を集めてみました。

意外とたくさんあるもんだなぁ~。

お店に入ったところがかなりにぎにぎしくなりました~ (^o^)

ご来店お待ちしておりますぅ。