気づいたら前の更新から4カ月以上経っていた。
最近はブログよりFacebookのほうが手軽なもんで…。
言い訳はさておき昨日はお茶の先生方とともに木津川市を訪問しました。
お目当ては乾漆で有名な芸術家の水島石根さんのアトリエ訪問と八木邸訪問です。
まずは軽くランチをとネットで探したアイハウス鹿背山さんへ。
ちょうどこの日は2階でイベントがあったそうで、到着した時にはいっぱいでしたが、
駐車場もお店の中も広々。
使っている椅子もパーソナルソファでゆったりくつろげます。
お勧めの鹿背山ランチは美味しゅうございました。
ご案内いただいける方と待ち合わせて鹿背山にある水島先生のアトリエへ。
築50年とのことでしたがモダンな建物と庭には親子3代(弘一、石根、太郎)の作品が一杯。
お茶をごちそうになった後、この秋にベトナムのお寺に奉納される十一面観音を拝見する。
ご自身でおっしゃっておられましたが観音様の体形が作家さんそっくり(笑)。
お弟子さんでもあり先日東大寺別当になられた狭川普文さんらと数十人で訪越されるそう。
今なら触ってもいいということなので触らせてもらいました。ありがたや。
庭にある大きな観音菩薩様は水島弘一さんの作品。
アトリエや作陶場、漆の作業場を見学させていただいた後は八木邸へ。
邸を管理していらっしゃる西嶋氏にお出迎えいただく。
こちらの離れで八木邸の沿革などについてご教授いただきつつ、
八木邸でお世話になる方々に先生がお持ちになった茶箱でお抹茶をふるまう。
調度品もいちいち凄い。
そしてこちらが八木邸の名物(?)の蔵。
堺の回船問屋で財をなし、時の大和郡山藩主から賜った水利権などで築いたお屋敷です。
こんな大きな蔵がいくつもある。
なかには昔の民具が残されている屋根裏もあり興味津津です。
そしてこれが海外の著名ジャズミュージシャンがの垂涎のピアノ130年前のKNABE。
なんでも普通なら呼ぶのに数千万円もかかるようなミュージシャンが
ギャラはいらないから弾かせて、と次々にやってくるらしい。
いつものことですが先生とご一緒すると先方のおもてなしがすごく、
ご一緒させていただいているこちらも普段では経験できないことがいろいろと経験できます。
素晴らしい方を先生にもてて本当に幸せです。