🔴 結局どんなに良いと言われる方法も、やらなくては意味がありません。
理由は「やらなければ良くならないから!」ではなく…
やらないとそれが、「今の自分」に合う方法なのかが、わからないからです。
良い方法でも,「その時の自分」に合わない方法は結局は続かないのです。
今の自分で続く方法じゃなきゃ時間の無駄になるだけです。
続かなくて、「でも大切だから…」と、またやり直しの繰り返しをしても、今の自分にはハードルが高い、合わないは残念ながらあります。
続かないならば、今はその方法を捨てるべし。
でも,「やっぱりこの方法で!」と思うのであれば、続かせていけるように、自分なりの工夫をして下さい。
🔴 やらなきゃと思っていることが,たくさんあると思っている人でも、書き出してみると,そんなに数があるわけではない。
そして書き出した、その中からも、「今の自分」ができることは、さらに少ないのです。
頭で考えたら10個。
書いたら実際は5個。
今の自分が取り組めるのは2個あればいい方。
頭で考えることは信用してはいけない。
きちんと見える化した上で吟味しないとダメ。
🔴 「でも」、「やっぱり」を口癖にしないこと。
行動練習をした結果や、日々の生活の中で、常にパニック発作や予期不安の有無に意識を尖らせているあなたは、何かあるといつも…
「でも…不安だった」
「やっぱり症状が出た」などと,捉えてしまいがちです。
期待していた結果がそこにないと、がっかりしてしまう,その気持ちは自然。
しかし、その気持ちは抱え込むものではありません。
すぐ手放してください。
今日はどうか、今はどうか…と日の単位で回復を図らないこと。
第一、回復の過程にも予期しない波は避けられないので、下手に期待せず、淡々と結果を受け止めた方がいいのです。
「でも」「やっぱり」はあなたを無力感へと陥らせます。
どこまでも結果に対しては、「今日はそんな日」にしておいてくださいね。
🔴 【🔴超重要事項】行動練習中など、突然のパニック発作はそう多くはないでしょう。
ある程度、負荷を控えてやっているはずなので。
また予期不安が出ても、ある程度、回避せずにやりくりできている状態に生活レベルを調整している事でしょう。
しかし、そんなやりくりをしていてもなお、ある日突然の発作や強い予期不安が起きる時があります。
当然、びっくりし恐れにとらわれ,回避行動へと自分を持っていこうとするわけですが
…
ここ!
ここ,ちょっと待ってほしいんです。
反射的に回避に向かわないように。
慌てている時こそ,一旦距離を置いて,それらの上を浮かんで通り,時間の経過に任せてほしいところです。
ここが大切なんです。
しばらくしてくると、その波はやわらいできます。
それから回避行動を取るなら取ってください。
慌てふためいているまさにその時に、回避の道を辿ってしまうと、脳がそれを学習してしまいます。
なぜ回避行動がいけないのか、反射的な行動が良くないのかは、以下の動画で復習して下さい。
◉ 突然のパニック発作!正しい回避行動の仕方
◉ 【重要】回避行動のしくみ【パニック障害・実践編】