電車に乗れないで長い間、不自由をしている人を、もう何年にも渡りカウンセリングをしていますが、その人たちに共通している、あることがあります。
無論、これは私もそうしてきたことです。
なので例外ある人は、おそらくいないでしょう。
でも、ここをいかに早めに脱していくかが重要です。
それは…
自信が付いたら、やってみようと思う。
勇気がないから、できない。
乗れないのに今やっても無駄ではないか。
できそうにないから、今はやらない。
言われなくてもわかっていると思いますが…
自信、勇気は行動しないと身につきません。
乗れるか乗れないかで、やるかやらないかを判断するべきものではありません。あくまで実験として捉えてください。
できないなら、やっても無駄という思考では、これからも何事も成すことはできません。
やるという過程から、物事のさじ加減を知り、次に生かしていき、結果の精度を上げていくことが大事なのです。
自信、勇気、結果、モチベーション。
この四つにこだわって、やるべきことは、もう何年も分かっているのに取り組めない人は非常に多いです。
私もかつては、この「四つの言い訳」で行動することを先延ばしをしながら、もっと自信や勇気の身につけ方、ラクに結果を出すための術、モチベーションを上げる術…的な本を読み漁り、自己啓発本によくありがちな、「一時的な高揚感」で満足しては、しばらくしてまた同じことの繰り返しでした。
今はインターネットなんて便利なものがありますから、一時的な方法論に振り回される人もいるでしょう。
私の場合、それであっという間の１０年です。
そんな年数を、よくも費やしてきたなと今は感じるわけですが、正直切迫感に欠けていたのです。それでも生きてはいけましたから。人間易きに流れるのです。
しかしながらパニック障害克服に大事な行動をしないで、そんな事ばかりを追い求めていても、残念ながら回復には大きく貢献しません。
歳も重ねているのです。
人生けずっているのです。
いつかは…は来ないのです。
少なくとも私は１０年経過してもなお、そんないつかは、やってきませんでした。
「自信、勇気、結果、モチベーション」の四つは、行動するにあたって大事な要素のように見えますが、それはやるべき事を知り、やっている人のための要素です。
やるべき事を知っているのに、やろうとしないで、知っていることに満足して自分の中からその四つが生まれてくるのを待っている人が少なからずいます。
もうすぐ2019年。
どうしますか？ 来年は。
また探し続けるか、やるか。
選択は２つに１つです。
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