アイドルのパニック障害とあなた自身のこと | パニック障害と嘔吐恐怖症状を自力で治療克服した方法(運営終了・告知・記事倉庫のみ)

パニック障害と嘔吐恐怖症状を自力で治療克服した方法(運営終了・告知・記事倉庫のみ)

10年以上、パニック障害と嘔吐恐怖で苦しんだ私が、薬無しで自力克服したお話。あきらめないで!ちゃんと治そう!! 


最近キンプリの岩橋さん、Sexy Zoneの松島さんといった、まだお若いアイドルのパニック障害の話題が目立つようになり、パニック障害という言葉が、老若男女問わず知られるようになってきました。そんな中、最近若い世代の方のカウンセリングのご依頼が目立ってきました。


●自分もパニック障害なんじゃないか?

・人前に出るとドキドキして息苦しくなる

・風邪も引いていないのに、マスクを手放せない

・電車に乗って、前に立たれると緊張してしまう

・電車や外食の時に、端っこにいつもいる

・トイレが近く、高速道路や急行電車が苦手

・レジ待ちが苦手

・バスや、エレベーターなどの閉塞感が苦手だ

・エスカレーターなど周囲を囲まれるのが苦手

等々…

みんな身近な出来事で、緊張状態な自分を「何かおかしい、自分だけ?」とか思い、漠然と心配しているのです。


確かに他人に言えば、「何言っちゃってるの?、訳わからない!」と一蹴されてしまうような怖れもあって誰にも言えず、日頃の友達付き合いも、平静を装って付き合っているので疲れますよね。それを避けるために友達付き合いを断ちたいと考えてしまう人もいるようです。


しかし、特に10代などは、そのような悩みをひそかに抱えている人は多いのです。自分と他人のギャップを意識する世代ですし、自意識が過剰気味なのも10代などの若い世代では当たり前です。


上記にあげたような「苦手意識」とやらは、大なり小なり持っている人はけっこういます
。なので心配はいりません。パニック障害ではありません。


●でも!これはマズイ

ただ一方で、それがもとで対人関係に自ら終止符をうったり、行動範囲に制限がかかってくるような事があって、年々、生活の質が下がってくるような事がある場合は、心療内科やカウンセリングの受診をお勧めします。


心療内科ではお薬の投与は避けられませんが、状態によってはお薬が自分を楽にしてもらえます。カウンセリングではお薬は使いませんが、お話を通して、ご自身の悩みの根本を知ることができるようになり、それが自己成長に結びつくように導いていきます。


●私の病名は?

さて、こうした苦手意識が日常生活を脅かすような状態となると、いよいよ「社会不安障害」もしくは「適応障害」という病名となることが多いようです。


パニック障害は少々病態が異なります。

症状の出方がまず突発的なものが含まれてくるかでも診断が異なってきます。


社会不安障害、適応障害との違いは下記の通りですが、どちらも一症状としてパニック発作症状も出てきたりするものなので、先生の判断基準によっては異なるでしょう。



適応障害


●どうやって治すのか

しかしながら診断名が異なっても、改善方法は共通したものがあって、あなたも良くご存知の認知行動療法や、曝露療法など、思考と事実の違いを学んでいくと共に、苦手となった状況にあえて飛び込んでいき、実際の場面と頭の中の思考との違いを体得していく訓練が必要となります。


ただ急性期は、しばらくストレス下からの環境を離れ休養、気分転換が必要です。


しかし二カ月から三カ月ほどしても、症状が変わらないといった頭打ち状態であれば、慢性化に移行しつつあるので、上記にそった訓練活動を少しでも早く医者や、カウンセラーの指導のもとに進めていかなくてなりません。


その間、行動をますます制限していく傾向がありますから、そうして逃避行動を少しでも減らす、もしくは現状維持をした状態で進めていくことが、とても大切です。


心療内科、カウンセリングなどと、何か大袈裟のように感じる人も多いようです。そうした治療をうけることに抵抗を感じている人は、とても多いです。この際、自分のためにも、プライドは捨てましょう


●自己啓発本の限界

もちろん生活の質が落ちてこないような、単なる苦手意識があるぐらいで、それでもやる事が変わっていないようであれば、自己啓発の本でも読んで、自己改善に努めてもいいでしょう。

ただ一時的な高揚感に惑わされてはいけませんよ。私も過去、それに溺れていたことがありました。祝詞を読んだり、神社参りに何度も行ったり、瞑想したり、ヒーリングセミナーに出たり…

それらは治療ではありません!


対人関係を自ら絶っていく、会社、学校を辞めてしまい引きこもりに入る。外食や外出を避けるようになるなど、自分でもその変化がわかるほどに生活力が低下しているとなると、ちゃんとした治療行為を受けていかないと、ドツボにハマります。


ストレスから離れて、いつかは回復といった自然寛解は、病気の性質上あり得ません。専門家の力を借りていく事が安全な策となります。
私の元へカウンセリングを受けにくる方のほとんどが、5年、10年と慢性化させてしまっている方がほとんどで、その方達が共通しておっしゃるのは、「この病気を甘く見ていました」です。


ご自身で的確な診断は難しいとは思いますが、悩まれている方はまずは、心療内科、もしくはカウンセリングを受けていくこと強くお勧めします。


私も、10年以上、パニック発作や、嘔吐恐怖、外食不安などに悩まされてきました。自力で治したものの、今考えると、当時助けてくれる人がいたらもっと短期間に改善していたであろうことは予想できます。


私の現在は克服から20年が経過して、再発もなくあれほど苦手だった、旅行や食事などが大好きになっています。そこで得たノウハウは回復までの約10年の年月で得たものです。知ってしまえば、とてもシンプルなものですが、これを習得していく過程で起きてくる障害など、体験者だからこそのコツ、ノウハウといったものがあります。


あなたには5年も10年も克服に時間をかけては欲しくはありません。ブログ、カウンセリングでは回復までの道のり、コツ、ノウハウといったもの提供しています。ぜひご利用の一助としていただけたら幸いです。

私のカウンセリングにおいては、あなたの生活環境に合わせた取り組みを、お話を通してプランを提供していきます。難しく思えることも二人三脚で進んでいけば安心ですよね。


治す決断を伸ばさず、今からスタートです。
「明日から、来年から本気!」で、本気になれている人を、私は見た事がありません。もちろん私自身も同じです。


不安をあおるつもりはありませんが、「治す!」決断はあなたにしかできません。苦しいのは他でもないあなた自身であり、あなたが取り組んでいかなくてなならないのです。


あなたの決断が自分を救うのです。
そして私は体験者としてブログやカウンセリングで、あなたの良き伴走者となることに努めます。



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