芸能界という独特の世界に身を置く彼ら。ファンへの期待と、与えられるキャラクター設定など、ある意味、つくられる「自分」を演じなくてはならない世界ですから、自分自身を見失いがちになる傾向は環境として避けられないのかもしれませんね。
ましてや自分の時間や休養なども好き勝手に取れるわけでもないでしょうから、自己管理は大変。そして自己管理は中々言うほど簡単ではないのは、自分に置き換えてもわかります。少しでも早く回復して、また元気になれることをお祈りします。
今日の記事は、あらためてキンプリの岩橋さん、そして、Sexy Zoneの松島さんが、もし私の目の前に現れたら、かつての体験者としてアドバイスしてあげたいお話。
もちろん今のあなた、そしてあなたの周りにいるパニック障害で苦しんでいる方にもお伝えしたいことです。記事の紹介も拡散していただけると有難いです。みんなで良くなっていきましょう。
●パニック障害に対する見方を変える
さてパニック障害になると誰もが初めは戸惑います。そして周囲へ気を使い、自分自身を責めてしまうかもしれません。
すぐには自分の病気のことを受け入れることはできないかもしれませんが、前に進むには、この事態を自分へのギフトとしてとらえ、今の自分に何ができるだろうかという視点でこの先を見据えたほうが回復は早いのです。
パニック障害を敵だと見なさず、神様からの使者だと思えたら、回復も早いです。そんなのんきな、人ごとのようにと思う人もいるでしょうが、このスタンスにいかに自分をもっていくか。これは薬ではできないところ。だからこそ、パニック障害は薬だけでは治せない重要な要素でもあるのです。
●頑張んなきゃは、とりあえず横に
しばらくは、事の大小にこだわらず、病気になる前の自分と比較して、ため息な毎日になるかもしれませんが、日々の辛さの波に良し悪しのジャッジはしないで与えられた時間を自分へのご褒美として過ごしましょう。
時々に湧いてくる思考にも、こうした状況下では、自分に手厳しくなる傾向があるので、自分に優しく接する修行だと思って、「頑張んなきゃ」は一旦やめておきましょう。
●気分転換は治すためのお薬
パニック障害は寝て治す病気ではないので、自分の心地よさを基準に気分転換はしましょう。病気なんだからゴロゴロしていてはいけないとか、早くなおさなきゃとか、趣味を楽しんではいけないとか、外出はダメだとかはないのです。むしろ自分の心地良さをたくさん見つけ、それを少しでも楽しんでいくうちに、エネルギーも溜まっていきます。
●比較の罠に気を付けて
パニック障害になると、以前にも増して、自分に厳しくなりがちです。誰とも、そして以前の自分とすらも比較しないこと。そして昨日と今日を比較しないというのは簡単ではありませんが、こうした比較は、ジャッジ(批判)に繋がりますから、焦らずに「今」を大切に。
まずは適度な休養で生活リズムの立て直しを図り、毎日置かれる状況の変化に焦らず、直面し、受け入れ、浮かんでやり過ごし、時間の経過に任せていくことが大切です。
パニック障害は、ちゃんと治る病気です。
何年も悩んでいても、なりたての人も治す方法に原理原則に違いはありません。
ちゃんと治ることを信じて、日々の生活を大切にしてくださいね。
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