ママ友との食事会が苦手な人へ | パニック障害と嘔吐恐怖症状を自力で治療克服した方法(運営終了・告知・記事倉庫のみ)

パニック障害と嘔吐恐怖症状を自力で治療克服した方法(運営終了・告知・記事倉庫のみ)

10年以上、パニック障害と嘔吐恐怖で苦しんだ私が、薬無しで自力克服したお話。あきらめないで!ちゃんと治そう!! 


パニック障害になると、ママ友との食事会などが苦手になりますよね。私の元へは主婦の方がとても多く、パニック障害や嘔吐恐怖症になってから、こうした外食が苦手になって、人付き合いが悪くなってしまうことへの怖れを抱えている人が大勢います。


それは自意識が高すぎるからこそ起きてしまうことです。余計なことに神経を使ってしまうので疲れますよね。でもこれもパニック障害の一症状ですから、治っていけば自然と、自分と周囲への目の向け方にバランスが取れていきますよ。


そんなあなたの「自分に向ける関心の高さ」を、少しでも周囲の状況とバランスを取っていくための方法があります。今回は、ママ友との食事会で少しでも楽しいと思えるようになる方法をお話しますね。


●あなたの物語に気付く

いざママ友の食事会が決まってしまうと、どこかソワソワし始めるあなた。心の中ではどんなことを考えているのでしょうね。

・毎回味わう、あの居心地の悪さはもう味わいたくない。

・何か楽しませなくてならないとか、不快な思いをさせたくないとか思ってしまう。 

・話に乗れない。

・孤立感を感じてしまう。

・みんなをしらけさせてしまうのではと思う。 

・自分じゃないキャラを演じてしまいイタイ気分になる。

等々…

パニック発作症状が出ることへの不安だけではない、こうした思いも同時に抱えているものです。


でも、こうした考え、気分は過去の体験を元にしていながらも、あなたの中に出来上がっている、読み慣れている物語に過ぎません。


あまりに読み慣れているので、いつも真実性を帯びています。そうした思いは食事会に限ったことではないのではないでしょうか。


まずこうした考えは本来の自分ではなく、あくまで出来上がった物語であり、それに反応しているにすぎないことを確認しましょう。


●無理して平静を装わない

そうした物語を持っているがゆえ、そんな自分を隠したい、知られたくないので、ますます本来の自分ではなく、相手仕様の自分に仕立ててしまいます。


明るく振舞おうとしたり、何かしらのキャラを作ってしまっている人もいるでしょう。そうした偽った自分はもう手放しましょう。


当日までにあれこれと、そうした画策をしている自分がいるかもしれません。そんな自分に気付いたら、長居せず、受け流しましょう。強い関心を持つ必要はありません。


「はいはい、いつもの癖ね、ごくろうさん」と受け流し、そもそもの今に自分を戻してくださいね。今やっていることに集中しましょう。関心を持つほどの内容ではそもそもありません。


「なんでこんな事を、今から考えてしまうんだろう…」などと原因探しをする必要はありません。


ただ、受け止めて、流す…この繰り返しだけでいいのです。内面の出来事にあれこれと詮索して解決させようとしないことが大切ですよ。


●聞く側のスタンスでいいじゃないですか?

当日がやってきて、ドキドキなあなた。
場を和ませよう、楽しくしなきゃは必要ありません。あなた自身が前に出るより、あくまで聞き役に徹してしまったほうが、楽しい時間が過ごせるというものです。


話がうまい以上に、「聞ける人」は喜ばれます。気持ちよく話をさせてあげましょう。次第にあなたの気分も相手の話に乗っかっていきます。


今日だけはあなたの中の「こうあるべき」を手放しましょう。


万が一、話を聞いている最中に発作症状が出てきたとしても、慌てている自分を否定せず、「慌て始めている自分に気付いているよ」と実況中継をしましょう。


内面の感じ方に意識が向きそうになっている自分にツッコミを入れつつ、ここでもそんな自分のありさまをコントロールしようとしないで大丈夫ですからね。


しばらくの間、相手と自分の間を不快な波が行き来するのを、ただ見守る姿勢でいるように。しばらくすれば、その波も引いていきますよ。


いかがでしたか?
今回は、ママ友との食事会についての不安をどう対処するかについて書いてみました。


長く書きましたが、一言で言えば、「自分の物語と戦わない事」です。


そのためには、自分が現実ではなく、物語を読んで不快になっているということに気付きを入れると共に、戦う相手ではなくて、それは寄せては返す波であり、しばらくすれば、またお友達との対話に戻ることができるということです。


こうした誘いはこれからもあるでしょう。
苦手意識が定着してしまっているかもしれませんが、これからも避けずに、今回お話ししたようなシンプルな気付きと、浮かんでやり過ごす術を身につけていきましょう。


そうしていくうちに自分でも、ママ友との食事会にも喜んで参加できるようになりますよ。お食事が楽しくできる、美味しく食べれるって幸せですよね。あなたにもきっとそんな時が、また訪れますよ。心配いりませんからね。



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