パニック発作になったときの大切な気付き | パニック障害と嘔吐恐怖症状を自力で治療克服した方法(運営終了・告知・記事倉庫のみ)

パニック障害と嘔吐恐怖症状を自力で治療克服した方法(運営終了・告知・記事倉庫のみ)

10年以上、パニック障害と嘔吐恐怖で苦しんだ私が、薬無しで自力克服したお話。あきらめないで!ちゃんと治そう!! 


パニック障害になって車の渋滞、高速道路が苦手になってしまった人はとても多いです。

まずはその仕組みをあらためて順を追って説明します。車に限らず、他の場所でも対処の順は同じです。



あなたの中で起きている事として置き換えて、読んでみましょう。



まず車中で考えてしまっていることは、過去のいまわしい記憶が出発点となっているということです。



そして今置かれている状況とその記憶を結びつけ、何かこのあとに、あの時のような事が起きるのではないかと予測し始めます。 



ソワソワし始め、身体の緊張を意識しはじめ、その不快な体の感覚が、恐怖感という感情を沸き立たせます。



どうにかしないと!とコントロールしたい欲求が、今起きていることから、気をそらすことへと発展します。



しかし気をそらそうとすればするだけ、余計に意識がそこに集中してしまうのが心の仕組みです。



こうして一度、発作症状が出てしまうと、自分の思う通りにはいかない、コントロール不能な状態になるのだと結論付け、苦手意識がさらに強化され学習されてしまいます。



●できることは限られている 



私たちが、その渦中でできることは限られています。



まずは考えていることに気付くこと。



そして考えていることは過去の体験の記憶、そして繰り返されてきた、こうした恐怖体験が作り出した物語であるという事をしっかりと自覚することです。



次に、コントロールしようとしていることに良いか悪いかの判断をもたず、ただコントロールしようとしていることに必死になっている自分に気付くこと。



そして湧いてくる思考は右肩上がりで上がっていくものではなく、身体の不快な感覚が上がり下がりしている単なる波であり、その寄せては返す波に驚かされているに過ぎないことを、数十秒でもいいので、目をそらさず、自らをしっかりと観察してみることです。



この波はよく観察してみると、上がったり下がったりしているだけで、ずっと一定の状態を保っているわけではないのです。



これら仕組みを知り、観察する行為を通して、実感できてくると、自らがあおるような恐怖感も減ってきます。



客観的に、自分が置かれている状況を見る事ができるようになります。こうなってくれば克服へのルートにピタリと寄り添っていくことができるようになりますよ。


 

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あなたに起きていることは、私にも過去起きたことでもあります。でも完全克服できました。体験者として、あなたの回復のお手伝いをさせてください。体験者だからこそわかる、克服のためのコツをお話します。


 

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