あなたが、もし明日、電車に乗るのであれば、「丁寧」に自分の状態を観察してみましょう。
いつもは、症状を気にして、自分を「観察」なんて、できなかったかもしれません。
自分=症状そのものだからです。
でも、今度は自分と症状を切り離してみましょう。
自分はちゃんといて、そして症状を虫眼鏡で観察するつもりで。難しく考えることはありません。
予期不安、症状が強くなったときに、焦っている自分はそのままにして、そんな自分を批判することなく、「そんな自分がここにいる」ということを自分自身で「確認」を取るのです。
「今、焦っている自分がいるよね、そんな自分に気が付いているよ」って感じ。
もちろん、大焦りに焦っていることを、どうにかしたい自分がいることでしょう。でも、まずは焦ってどうにかしようと必死な自分をちゃんと確認するのです。
批判してはいけません。
打ち消そうとしないことが大切。
もちろん完璧に!とは言いません。とりあえずは意図をもってください。目的意識をきちんと持てば大丈夫です。
「今、焦っている自分がいるよね、そんな自分に気が付いているよ」
たかが、言葉じゃん!
結論を出す前にやってみましょう。
電車だけではなく、あなたが毎日のように苦手となってしまった状況下で、このような「自分の状態」を言葉にしてみると、自分は自分として存在して、そこに「症状」が、ただ「起きている」という客観的な事実をみることができるようになります。
自分と症状を一体化しないことが大切です。
まずは自分を切り離すのです。
自分はちゃんといて、そして症状という状態を体験している。体験であって、それはあなた自身ではないのです。
それには言葉を使って、自分を引き離し、客観的に観察するという行為が必要なのです。
ブログのテーマに、「実況中継について」という記事がたくさんあります。
そんな言葉による観察訓練の方法が書いてあります。そちらの方も読んで練習してみてください。
非常にシンプルな方法ですが、丁寧に自分を観察する行為があなたをパニック障害から救い出します。
今のあなたなら、それができます!
レッツトライ!
以上、「【電車に乗れない】難しい方法では治せない」でした。
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