外食恐怖、嘔吐恐怖が完治した私の喫茶店での練習1/2 | パニック障害と嘔吐恐怖症状を自力で治療克服した方法(運営終了・告知・記事倉庫のみ)

パニック障害と嘔吐恐怖症状を自力で治療克服した方法(運営終了・告知・記事倉庫のみ)

10年以上、パニック障害と嘔吐恐怖で苦しんだ私が、薬無しで自力克服したお話。あきらめないで!ちゃんと治そう!! 


あなたが外食恐怖で、今や喫茶店ですら、やっとだと言う人は今日と明日の記事をご覧いただき、実際の練習に生かしていただけたらと思います。もちろんコレは私が実際やってきた方法です。

まずは一回目。
あなたが喫茶店に行く道中でいったい、どんな想像をしているのかに気付くための練習です。



●喫茶店までの道中で、あなたは何を考えているのか

あなたは、「喫茶店で発作症状が出る」と思っているかもしれませんが、そこまでに向かう道中で、自分が何を考えているのかを注視しているとわかることがあります。

それは、ほとんどが起きてほしくないことだったりするわけですが、すでにそれは頭の中では繰り返し起きていますよね。もうあなたは何度となく、同じような想像をしてきたはずです。

信じられないことに、脳は実際には起きていないことでも、「繰り返される想像」は事実と認識してしまう性質があります。

「実際このあと起きたとしたら...」なんて想像を毎日のように巡らせていれば、想像の世界とわかっていても、脳は実際に起きている状態と何ら変わらない反応を引き起こしはじめるのです。

めまい、汗、ふるえ、胃の不快感、ふらつき、腹痛、しびれ、まぶたの下垂、ねむけ、ほてり...など。

こうした反応は脳があなたの想像に応じて引き起こした結果です。逃げるようにほどこしているのです。まだ起きていないのに!


●想像はタネ、発作症状は花


喫茶店までの道中で、想像したものは、花の「タネ」です。そして現地で、見事に発作症状という「花」を咲かせたのです。

まさに「事件は現場で起きているんじゃない、自分の頭の中で起きているのです」

自分の頭の中の想像が症状に対する恐怖感をあおり、不安を助長させ、感度の良い高性能のアンテナを、みずから背負い込むことになっていくのです。

これからのあなたは、そんな自分の想像をそのままにしておいてはいけないのです。
ちゃんと観察して、不適応なものは適切な対応に切り替えていかないとならないのです。


●「今」のありのままを観察する行為


まずは自分の頭の中で繰り広げられている、ありのままの想像を観察してみましょう。少し自分の「想像」に関心を持ってみてください。

今、感じているこの不安など、感情をヒントに、自分の頭の中で、どんな物語が演じられているのか。

そして、やがてこの想像が、症状に結びついていくであろうことを確認してください。
少し考えてみてください。あなた自身がタネをまいていることに納得、気付ければ第一段階終了です。

じっくりと時間をかけて、様々な場面で、自分の感情と頭の中の想像を照らし合わせてみましょう。

これが容易にできてくると、高ぶった感情が湧いてきても、自分と感情を客観的な視点で観察できるようになります。そうすれば今より、冷静に対処できることでしょう。 

自分の身に起きている発作症状が、自分の頭の中の物語から生まれ、それが感情をいよいよあおり、そのことで神経が高ぶっていった結果だということが受け入れられたら最高。

もう一度繰り返します。

「事件は現場で起きているんじゃない、自分の頭の中で起きているのです」


明日は、喫茶店での練習を、どのような順序で進めたらいいのかについてお話しますね。


今のあなたなら、それができます!

レッツトライ!ウインクチョキ

 

以上、「外食恐怖、嘔吐恐怖が完治した私の喫茶店での練習1/2」でした。

 

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