気付きが始まり | パニック障害と嘔吐恐怖症状を自力で治療克服した方法(運営終了・告知・記事倉庫のみ)

パニック障害と嘔吐恐怖症状を自力で治療克服した方法(運営終了・告知・記事倉庫のみ)

10年以上、パニック障害と嘔吐恐怖で苦しんだ私が、薬無しで自力克服したお話。あきらめないで!ちゃんと治そう!! 

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あなたは、このページを開くまでの間、何を考え、(思い)、何をしてきましたか?
そう聞かれて、頭の中で「思い起こし」をして、私に答えるでしょう。しかし、それは当然「気付き」とは違います。単に記憶をひもといているだけです。

何も意識せずにやっている、そんな考え、行動が今のあなたの、さらなる思考、そして感情、あげくは行動へと駆り立てます。

今のあなたも、そんな過去の経緯の蓄積です。
人はこんな構図で日々、さまよっています、生きています。


●状況→思考→感情(気分)→行動


人は状況に否応なく、反応し、そのことを考えます。そして考えに応じた感情がわいてきます。
その感情に揺り動かされ、行動へと駆り立てます。

行動することによって、状況に変化が生じます。
その状況の変化がまた思考を喚起させ、そしてそれに応じた感情が...この繰り返しです。

あなたは毎日のように、不安を抱えています。
恐怖を感じています。まさに、その感情(気分)にだけ、とらわれています。

そしてそれを、どうにかすること、つまりコントロールすることに執着しているのです。

状況→思考→感情(気分)→行動

この構図からみて、どこで障害が起きているのか。

あなたにとっては、「感情」の部分ですよね。
そして、そのあとのあなたの行動は、言うまでもありません。

「逃避」でした。感情が逃避したくなるようなものだからです。しかしその逃避に結びつく感情を作り出したのは、「思考」なのです。

感情はひとりでに湧いてくる物ではありません。
状況に意味付けをした結果です。しかし意味付けをしないようにすること、単独で変えることは大変です。

まず取り組まなくてはならないのは、それをしている自分にリアルタイムに気付かなければならないのです。

逃避していれば、状況は変わらないのは言うまでもありません。なので、状況が変わらない以上は、それに対する思考も変わりませんから、あなたがとらわれている不快な感情は消えていかないということです。

この先の文章は、ここまでのことを納得したら進んでください。


●どうしたらいいのか


この悪循環をどのように変えていったらいいのでしょう。

それは言うまでもなく「気付き」です。

自分のありさまに気付くということ。

状況→思考→感情(気分)→行動

不安になったら、その前にある「思考」に気付きをいれます。

あなたが問題にしている、その不快な感情の出発点は、「思考」です。

つまりあなたにとっての障害である感情は、あくまで思考の結果に過ぎないので、感情はコントロールはできないのです。

その時々に考えていることに「気付く」ことでしか、感情に変化を引き起こせません。

あなたのその思考が今の感情を生み出し、そして今まさに、次の行動をあなたは感情が決めようとしているという構図が、そこにはあるのです。


●気付くこと


「今の思考に」まさに、リアルタイムに気付きを入れていきましょう。

思考の内容に良し悪しは関係がありません。

ただ、気付くことだけ。

状況に反応して、そんな考えが自分の中から生み出されているありさまを。

そして、その思考の結果である、「気分」にとらわれているんだなということに気付くこと。

ただただ「気付く」こと。ジャッジしてはいけません。

現状の自分のありさまに気付きを入れていくだけ。

そうしたことを単なる思い起こし、後日談とするのではなく、リアルタイムに気付いていくことで、あなたのとらわれていた感情は鎮まっていきます。

状況に反射的に反応してしまう状態から、はじめは若干ではありますが、客観的に自分を観察できるようになってまいります。

そうなると自分の今までの、状況に対するとらえかたが自然と修正できるようになってきます。

むりくりポジティブシンキングなんて、本音でもないことを言っているだけとは訳が違います。

状況→思考→感情→行動

このからくりを知らずに、とらわれからの解放はありえません。

自らの思考の気付きと、行動していくこと、そしてブログで書かれている「実況中継法」の実践が、あなたの変化を引き起こします。



カウンセラーをやっていて、情けないのですが、伝える事って難しいです。

文章にするともっと難しい。

口で伝えた方が、ほんと伝わるし、ラクです、双方にとって。

「カウンセリングをどうぞ!」と宣伝で書いている文章ではありませんが、何とか機会を設けて、一度でもカウンセリングの機会を作っていただくと、ブログの記事の理解度、そしてこの先のあなたの回復の一助となることは保証します。

カウンセリングは説教の場ではありません。
あなたの深層心理とやらを暴いてやろうなんて魂胆もありません。

私の体験を踏まえて、お話を通して、「気付き」の大切さを訴えたいです。木で言うところの「幹」作りが私の役目。土台つくりのお手伝いです。

カウンセリングなんて仰々しくとらえず、習い事の教室に通っている手軽さで、お話をいたしましょう。私はかつての体験者として、あなたの味方です。



今のあなたなら、それができます!

レッツトライ!ウインクチョキ

 

以上、「気づきが始まり」でした。

 

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