この実験は、日常の雑事でまずはやってみるといいですよ。
例えば…
洗濯物を干すことが、大好きな人が世の中にはいるようですが、私にとっては、超めんどくさいんです。
そんな時、いや〜な気分が追ってきて、洗濯物を干す手が止まりかけます。
そんな時気付きを入れるのです。
「あっ、めんどくさがり始めた!」
「気付いてるぜ、イッシッシ」
「〜し始めた」とやるのがコツ。
「イッシッシ」と、にやけてみるのもコツ。
(罠にはハマらないよ〜を、にやけに含ませるつもりで)
こんなのまじめに取り合っちゃいけませんよ。こんな訓練、マジメにやっちゃダメ。
(とは言いつつも、これちゃんと心理学的テクニックが隠されてるんです)
みんな結果を出そうと、真剣にやろうとするから期待を裏切られて、これは私には合わないだの言い出すんだから。もっとゲーム感覚で!実験!ぐらいな気持ちで毎日試してみるんです。これ私の実体験です。
気分をおおごとにとらえないでください。
大したことない…と思っておいて大丈夫。
みんな誰かの暗示にかかってるんです。
不安?恐怖?
雲を見るように、観察してみればわかります。どんな気分であろうと観察するスタンスで入られると、形がみるみる変わっていきますから。
話を戻して…
そして「イッシッシ」まで終わったら、元のやってたことに意識をしっかり戻します。
雲を見てばかりで、下を見なくては、すっ転びます。「イッシッシ」までやったら、下をちゃんと向く。つまり今やっていたことに意識を戻します。
その気分をベルトコンベアで運ばれていく荷物だと、思って横にずらして置く。その荷物は流れていく。追う必要はありません。
人によってはイメージを変えてもいいでしょう。私はもう一つ変法があります。
風船に気分が書かれた紙を結びつけて、空に向けて放つ。これも、追う必要はありません。舞い上がる様を見送り、意識を目の前に戻す。
沸いてきた気分は、取り除こうとするというより、横にずらしていくことを心がけて下さいね。
消そうとせずに目の前に置かずに、ずらす、ずらす、ずらす。
目の前の空いたスペースに、今やっていたことを持ってくるだけ(洗濯物を干す)
次に横にずらしたら一言。
「とりあえず、こっち!」
こっちは、ここでは洗濯のことです。
そして少しだけ丁寧に、洗濯物を干すことに集中してみてください。
気づけば先の盛り上がっていた気分が少し下がってるかもしれませんし、さがった実感がなくても、ジッと考え込んだり、気分に浸る時間が減ってきますから。
この実験は素直にやっていただけると有難いです。感覚的なものですから、最初は難しく感じるかもしれませんが、やっていくうちにわかります。
マジメにやらず、ゲーム感覚で気楽にやることが長続きするコツです。
今のあなたなら、それができます!
レッツトライ!
以上、「めんどうな気分を棚上げにする方法」でした。
------------------------------------
カウンセリング予約については、こちらへ
http://www.relax-in-now.com/心理カウンセリング料金予約/