トイレの紙は足元に | パニック障害と嘔吐恐怖症状を自力で治療克服した方法(運営終了・告知・記事倉庫のみ)

パニック障害と嘔吐恐怖症状を自力で治療克服した方法(運営終了・告知・記事倉庫のみ)

10年以上、パニック障害と嘔吐恐怖で苦しんだ私が、薬無しで自力克服したお話。あきらめないで!ちゃんと治そう!! 

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朝が調子悪い人は多いです。
あなたも、その一人ですか?
すぐに起きることができますか?
身体の違和感、不快感を、布団の中でみずから探りにいったりしていませんか?

私も当時は、起きたらすぐに「今日の胃の具合い」を確認してしまうクセがありました。当然不快感に敏感な状態にあるので、ごくわずかな胃もたれ感であっても、過度に反応してしまいます。

胃の具合いだけではありません。
身体の熱っぽさ、身体中、なにか膜が張った感じ、生あくび、冷や汗、手のしびれ、足の重さ…

ともかく気持ちが悪い。
寝てる姿勢なのに、身の置き所、心の置き所がないのです。


当然、思考は暴走してしまいす。

「大学行きたくない…」
「うまくできるだろうか…」
「倒れたらどうしよう…」
「吐いたらどうしよう…」
「ひどくなったらどうしよう…」
「人に変に思われたらどうしよう…」


こんな思考を朝からやるんです、繰り返し…
疲れるわ、そりゃ。

毎朝ある程度の時間、こうした事を頭の中で繰り返すので、挙げ句の果てには、その時間を設けるために1間ほど早く起きるようになりました。5です。早いときは4

そこまで布団の上で考える時間を与えないと、自分の中で安心できないんです。起きれない。
でも結果的には、どんどん自分を追い込み、不安ネタを増やしては、余計な予期不安を抱えながら、外出するんです。

考えることを止められない…
これパニック障害の症状の一つです。
こうした朝の時間の過ごし方をしていると、1日がとても不快なものとして定着してしまいます。
考えることが、やめられなくなります。ネタを増やしているんですから。

どうにかしないと…

●どうしたか

単純です。
なるべく早く動ける状態に自分をもっていく。
ともかくジッと構えて考えるような事はやめて、どうせ考えるなら動きながら考えるように心がけました。

でも動くのが、そもそも億劫になっているので、簡単ではありません。煩わしい準備などを自動化できる仕組みのようなものを考えました。

朝の時間が考える時間になっているので、当然シビアな時間状態。慌ただしくなるので前日のうちから、服の用意はもちろん、歯磨き粉も歯ブラシに前日のうちに付けておく。履いていく靴は靴箱から玄関に。持ち出すカバンは玄関でスタンバイ…朝食等も、前夜からテーブルにセッティング。

えっ…これって当たり前でしょ…
そう、当時の私はこの当たり前ができなかったのです。もともと無精な性格ゆえに、こうした誰もがやっているであろう普通のことができなかったのです。パニック障害になったら余計に…


学生でしたから、余計にダラダラしたいところなのですが、パニック障害になってから、物事の選択、決断を朝にできるだけしないように、そこに行けば、準備されている状態にしておくようにしました。

心にわずかでも、余裕を持たせるには選択、決断に頭を使わせないことが大切です。

そのためにも「生活の自動化」をキャッチフレーズにして億劫になってくる気持ちを、これ以上、上乗せしないために、段取りに目配せしました。


でも言いたいのは、朝にあれこれと自分の身体の不調感、不快感を探しては予期不安を高めてしまう人は、朝から相当な頭脳疲労を強いられているということ。その結果、行動力、決断力はかなりにぶっています。まだ1日はこれからだというのに!

「生活の自動化」!
小さな事でいいんですよ。
頭脳労働によって、心が疲れているときは、トイレットペーパーの替えすら億劫なもの。トイレットペーパーは棚の上ではなく、足元に。

という事を言いたかっただけ。



今のあなたなら、それができます!

レッツトライ!ウインクチョキ

 

以上、「トイレの紙は足元に」でした。

 

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