◎足の中ゆび、これは大事です!
このひと月くらいで3回受けた研修や講習の全てで
「中ゆび」の話が出てちょっとビックリした、
コンディショニング・トレーナー大森です。
研修や講習の本題とはあまり関係ないところでもあったんです。
シンクロニシティ(偶然の一致)って、ありますよねー。笑
というわけで今回は、中ゆびって大事!なお話です。
余談ですが「ゆび」という漢字は「指」と「趾」があり、
指は手、趾は足の「ゆび」を表します。
でも、どちらのことも書きたいので、今回はひらがなの「ゆび」で統一します。
…A型なもので、こういうところを気にします。(^_^;)
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中ゆびについて考えます。
手のゆびの場合、手のひらを開いたり閉じたりする中心が、中ゆびです。
ゆびを閉じたり開いたりすると、自然とそうなっているのが分かります。
そう考えると、機能として同じような構造を持つ足の中心を「中ゆび」として捉えるのが良いかもしれないと思います。
足のゆびの場合、一番強い大きく強いのが「親ゆび(母趾)」なので、
そこを中心に捉えてしまいがちですが、
重心を親ゆびに置くと、親ゆびの先端が足の中心に近づいてしまうので、
外反母趾の要因になります。
ゆびを中ゆびに寄せる筋力が「横アーチ」を作るので、アライメントが整います。
なるほど中ゆびは「中」という感じがありますからね。
あらためて中ゆびを中心に考えましょう!
そして、全然関係ないようで実は大事なんじゃないかと感じたのは、
「馬の蹄(ひづめ)」
あれ、実は「中ゆび」らしいです。
他の4本のゆびは退化しちゃってるらしいですよ。
中ゆび一本であれだけ走る馬…すごいですね。笑
そこを中心にするというイメージは足のアライメントや重心の位置などを整えるヒントになると感じました。
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございます。
皆様がより健康で快適にいられますように。
大森 剛 / OMORI TAKESHI