老老介護で追い詰められる前に、助けを求めて! | 「親孝行したい時に親はなし」後悔しない生き方をしたい!

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「出来るだけ後悔しないように、今の自分に出来る事は?」
気が付いたら始まっていた介護の話、愚痴を赤裸々に書いていきます。

こんばんは、kazuです。
 

 

 

老老介護の末・・・

亡くなった親の年金を充てにしてどこにも届けを出さない・・・8050問題とかね。

 

介護の末・・・的なニュースが悲しい。

 

 

ウチも、オトンが水頭症で歩行困難になり、生活の中での不便をサポートして、一生懸命支えてたのはオカンです。

 

幸いにも、介護保険の申請は自分達でやってくれてたので、あとはいかに活用するか!!

 

やのに、デイサービスにしか使ってへん状態が何年も続いてた。

 

 

オトンの足元がおぼつかなくなる→夜中のトイレにも起こされる(転倒した事もある)→オカンの睡眠不足は続く

 

ってなって来た頃に、「他の介護サービスも考えてみたらどうや?」とあれこれ提案をしてみたけども・・・オカンが全拒否。

 

 

かろうじて頼んだのが、ヘルパーさんによるオトンの病院へ付き添い。

 

ウチのオトンとオカンって体格差が大きくてね。「よーオトンの車椅子押して病院まで連れて行ってたなぁ」って言いたくなるような感じやってん。

 

 

それでもね。外では転倒予防も兼ねて車椅子を使ってた、少しの段差ぐらいなら手摺りがあれば登れる、病院内もゆっくりなら歩ける、みたいな頃は、オカンが押して行ってたんよ。

 

けど、掛かり付け医が昔ながらの診療所。建物に入るトコも段差あり、車椅子で行くと簡易スロープを借りて登らないとアカン。

 

靴を脱いで診療所に入るトコの段差は凄い。ホンマに昔ながらの建物やねん。(内装はキレイにしてても、段差は解消出来ひんのやな)

 

で、さすがにオカンのサポートでは登れなくなり、ヘルパーさんにお願いをするようになったんよね。

 

 

 

ワタシからすりゃ、オトンの介護認定が要介護2→3に変わった時点で、もっと介護サービスに頼ったらええのに。オカンも楽になるやろ!どんどんケアマネさんに相談しーや!

 

てな感じで思ってたんやけどね・・・

 

 

昭和一桁世代やからか?(オカン二桁やけど)

「自分達で出来る事を他人様に頼むなんて・・・」

みたいな考え方に固執しとる。

 

「いやいや、お父ちゃんもお母ちゃんも出来ひんようになっとるから助けて貰うんやろ!」

って説得しても

「大丈夫!お母ちゃんが支えたらお父ちゃんは出来るから!」

と頑なに拒否し続けたんよね。

 

当然、オトンはオカンに世話して貰えるのが一番いいんやし、「他所へは絶対に行きたくない!」をずっと言い続けたんやからな。

 

 

ついでに言えば、「嫁に出した娘には心配掛けたくない」って、全ては事後報告やったし

 

実家へ行く度「実は・・・この前、お父ちゃんが部屋の中でコケてん」とか、「この前は、○○やってん」今更聞いてどうにもならんやろー!みたいな事ばっかりやったわ。

 

 

それもね。「嫁に出した娘に迷惑掛けたらアカン」の親心なんは分かってるんやけどね。後で聞かされてもどうにもならんやろ

 

と言う事で、オトンとオカンには

「悪いけど、ワタシは出戻りや(笑)後で言われる方が心配になる!何かあったら即!連絡してきて!!」

と何度も言い続けたよ。

 

 

介護の後半、オトンの体力が落ちてきてからは「悪いけど・・・」ってオカンから電話が入るようになったけどね。

 

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